商品コード:1329-035[HMV‎] J.ハイフェッツ(vn) / ブラームス:Vn協奏曲

[ 1329-035 ] Brahms, Heifetz, Reiner, Chicago Symphony Orchestra – Violin Concerto In D, Op. 77



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商品コード: 1329-035

作品名:ブラームス:Vn協奏曲Op.77/第1楽章 Allegro Non Troppo-- | --第2楽章 Adagio--第3楽章 Allegro Giocoso, Ma Non Troppo Vivace
演奏者:J.ハイフェッツ(vn)F.ライナー指揮シカゴso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:ALP 1334
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面10時に微かに23+小2+微かに11+8回出る軽スレ, B面2時と7時に微かに4回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド金文字), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)なし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:F2-RP-2557-1N/F2-RP-2558-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ米国RCA録音モノラル製造を示すF2-RP***で始まりレコード番号を含まない米国型英国専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):H/P, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代スタンパーによる1956年頃製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤存在せず, 英国でこれより古いモノラル・レーベルは存在せず, 英国でのモノラル最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1N/1Nが最古), これより古い3時は存在する(G/Gが最古), 英国にステレオ存在せず , RIAAカーヴである, EMIグループ米国RCA音源のHis Master's Voice製作プレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 6時に地色ベース"His Master's Voice" □ニッパー・マーク, 表記されたジャケット番号:ALP 1334, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Ltd.・The Gramophone Co. Ltd・.Hayes・Middlesex・England, 印刷:Mardon Packaging International Ltd , 旧番号存在せず, ホタテ貝ジャケットの最初期分, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original inUK.
トピックス:1955年2月21/22日米国シカゴ・オーケストラ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Lewis Leightonと思われる(未記載), プロデューサー:不明, 米国では1955年– Radio Corporation Of Americaによりコピーライト登録・同年RCAからモノラル:LM 1903, 1958年ステレオ:LSC 1903にて初リリース, 英国ではモノラルのみ1956年His Master's Voice:ALP 1334(当装丁)にて初リリース, 1958年英RCA:RB 16117(赤/銀RCAロゴ外溝レーベル)でも別ルートでリリース, フランスでは仏RCA:630 299(アズキ/銀レーベル)にて初リリース, ドイツでは1963年頃独RCA:LM 1903/LSC 1903(赤/銀LSレーベル)にて初リリース, 欧州で1970年以前にステレオが出たのはドイツだけと思われる

商品詳細:ライナー/シカゴとのブラームスはRCA録音なので、殆どの方はLMナンバーの米プレスでお持ちのことだろう(モノラルのみ)。これは'56年英国発売。この頃までのハイフェッツはSP期のスタイルを色濃く残していて、ヴィヴラートも多く、ポルタメントも時折顔を出す。何より表情が穏やかで品が良い。'60年代に入ってステレオになると、スピード狂ハイフェッツの顔が出てくるが、さすがALPの音は音楽性が高く、米盤とは雲泥の差がある。ハイフェッツとライナーの共演はブラームスとチャイコフスキーの2曲だけである。フリッツ・ライナー( 1888 - 1963)は1922年、渡米してシンシナティ交響楽団音楽監督となり、その後手腕を買われて、ピッツバーグ交響楽団(在任・1938-1948)、メトロポリタン歌劇場(在任・1948-1953)、シカゴ交響楽団(在任・1953-1963)と米国のオケを振ってきたハンガリー生まれの大物指揮者である。手兵シカゴ交響楽団との録音は米RCAに残されており、その多くがモノラル/ステレオ録音である。この1955年録音のブラームスもモノラル発売の3年程あとにステレオが発売された。当時欧州は米国ほどステレオが普及しておらず、モノラルがHis Master's Voice から1956年に初リリース、英RCAからモノラルが発売されたが1970年以前に英/仏ともにステレオは発売されていない。当時の欧州では1955年録音のステレオは受け入れられなかったのではないだろうか?His Master's Voiceのモノラル盤が欧州らしい良い音であり、ステレオが必要とは思わなかったのだろう。オケもヴァイオリンも欧州で録音したのでは?と思えるような良い音である。確かにハイフェッツの表情もSP期の名残を感じさせる後味を持つ。これがステレオとなったら正直演奏スタイルとマッチしない気がする。ALP番号を聴いてそう感じた演奏である。古き良き時代という言葉がぴったりのノスタルジックな演奏!

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