商品コード:1330-064[DGG] H.v.カラヤン指揮/ R.シュトラウス:ドン・キホーテ, ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら
商品コード: 1330-064
商品詳細:カラヤンはメディアのフォーマットが変わるごとに同じ曲を何度も録音している。「ドン・キホーテ」は全3回録音全てベルリンpo.。139 009 SLPM(1965年・DGG)→1C 065-02641(1975年・EMI)→419 5991(1986年・DGG)でこれはその3回目となる。1965年録音ではピエール・フルニエ、1975年録音ではムスティスラフ・ロストロポーヴィチが独奏チェロを担当しており、1986年録音ではブラジル出身の若手のアントニオ・メネセス(当時29歳)が演奏している。ヴィオラとヴァイオリンは、それぞれベルリン・フィルの首席奏者のヴォルフラク・クリスト、コンサートマスターのレオン・シュピーラーが担当。チェロ協奏曲ではないにしても独奏チェロが印象的な名作である。3回目では、よりダイナミクスとスケールを持って演奏されている。各パートでは全2枚の録音が優れているが、全体を俯瞰したスケールはこの録音が一番ではないだろうが。デジタル録音の長所を活かしている。「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、英COLMBIA(1951年・フィルハーモニアo.)→DECCA(1961年頃・ウィーンpo.)→DGG(1972年・ベルリンpo.)→DGG・デジタル(1986年・ベルリンpo.)と全4回録音しており、これは4回目録音となる。1955年ワシントンライブは含まない。何よりリヒャルト・シュトラウスを得意とした指揮者だけにこれだけ録音が有っても不思議ではない。しかもカラヤンである。何度も演奏しているだけあり、1986年の最後のデジタル録音でさえ、圧倒的に完成度の高い演奏を見せる。「ドン・キホーテ」同様、細部は古い録音に譲るものの、ゆったりと構え、泰然とした雰囲気は巨匠の風格を感じる。このLPは非常にプレスが少なかったようで、当社では28年間で2回入荷しただけである。弊社ではこれらをレア・デジタルと呼んでおり、価格はある程度高額となる。
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