商品コード:1330-042p[PHILIPS] L.バーンスタイン指揮/ ドビュッシー:管弦楽のための映像(全3曲), ラヴェル:Pf協奏曲
商品コード: 1330-042p
商品詳細:米コロンビア時代のバーンスタイン。当時の欧州プレスがPHILIPSから出ている。バーンスタインのHiFistereoは、数が少なく貴重。その後DGGに移ったが若い頃のバーンスタインは彼の個性が爆発する準備段階だったようだ。しかし、その端正な演奏は後の天才的マエストロの出現を充分に暗示している。特にこのラヴェル、ドビュッシーはそれがよく出ている。ラヴェルのPf協にもセンスの良い強い個性が見て取れる。殆ど見ないHiFistereo。米国では2曲は別々のLPで発売された。管弦楽のための映像は1曲入りで米国、オランダ、英国で発売された。ラヴェル:Pf協奏曲は米国ではショスタコーヴィチ:Pf協奏曲2番とカップリングされ、別の番号で米国、オランダ、英国で発売された。何故かフランスだけは同調せず、ドビュッシー:管弦楽のための映像+ヴェル:Pf協奏曲という独自カップリングでのみ発売された。またフランス盤のモノラルはあるいは未発売の可能性がある。従って835 577 AYはフランスのみで使用されたレコード番号である。ラヴェル:Pf協奏曲でオケはコロンビアso.となっているがこれはワルターがニューヨークpo.を振る時に使われる東海岸のコロンビアso.で、ほぼニューヨークpo.と同じである(100%同一ではない)。ラヴェル:Pf協奏曲ではバーンスタイン自らピアノ・ソロを演奏し、オケも振る弾き振りの形をとっている。バーンスタインはピアニストでもあり、指揮者でもあったことから、弾き振りとなったようだが、これはいわば二刀流。何方も一流でこなすには相当の技量が必要となる。バーンスタインは他にも多くの弾き振り録音を残していてどれもが高い完成度を誇っている。本当に器用な音楽家であったようである。
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