商品コード:1330-019b[VSM] J.B.ポミエ(pf) / モーツァルト:Pfソナタ1~4番
商品コード: 1330-019b
商品詳細:今や正統なフレンチスタイルの継承者として、誰もが認めるジャン=ベルナール・ポミエ(1944-)は、フランス、ベジエ生まれのピアニスト。パリ国立音楽院でイヴ・ナットやピエール・サンカン、ウジェーヌ・ビゴーに師事する。1964年、フランスEMIで華々しいデビューLPを録音した(FALP 805/ASDF 805)。時期的にこの人は最初からステレオ発売があった。そのデビューLPにもモーツァルトが1曲あり(Pfソナタ7番K.309)、元々モーツァルト弾きであり、モーツァルトを得手としていた事が分かる。繊細なタッチで女性的なものさえ感じる。初々しい感性があった。これは1968年頃から計画されたモーツァルPfソナタ全曲録音のVol.1である。その証拠に1番から番号順に配置されている。Vol.1が「1~4番」、Vol.2が「5~7番」で発売された。その後いくら待ってもVol.3以降の入荷は無く、何らかの理由でこの計画が断念されたと思われる。1980年代に入り仏マイナーレーベルのM&Cにデジタルでポミエ初の全曲録音を行った。結局La Voix De Son Maîtreには先頭の7曲が2枚のLPで発売されたものが全てと思われる。とても自由快活な演奏で早めのテンポで若鮎のごとく飛び跳ねるような演奏。こんな若々し演奏ができるのはこの時期のポミエ位しか知らない。1980年代の全集録音ではやや落ち着いて入るが個性的な演奏が存分にできているといった印象。この2枚には今までの誰とも似ていない、青年モーツァルトを感じさせる本人が弾いているような錯覚に陥るようなよく弾んでかつ優美な演奏である。永遠の少年モーツァルトの像を体現したかのような理想的演奏!La Voix De Son Maîtreに旧録音が2枚だけある・CVB 2201(1~4番)/2C 065-12020(5~7番)。またデビューLPであるFALP 805/ASDF 805にPfソナタ7番K.309が存在する。中でもVol.2は過去に1度入荷しただけの超希少盤。Vol.1も希少で個性的な演奏!高額だがそれなりの価値がある。
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