商品コード:1330-008[Ducretet Thomson] U.コッホ(va)/ バルトーク:Va協奏曲

[ 1330-008 ] Bartok - Ulrich Koch, Orchestre Du Südwestfunk, Baden-Baden Direction : László Somogyi – Concerto Pour Alto



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商品コード: 1330-008

作品名:バルトーク:Va協奏曲/--1.Moderato-- | --2. Adagio Religioso--3.Allegro Vivace
演奏者:U.コッホ(va)L.ショモギー指揮南西ドイツ放送o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:260C 101
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---赤白音叉2重浅内溝, 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T, 1/3, 6時にMade in 33T France, フラット重量, 表記されたレコード番号:260 C 101, Price Code:Série Médium, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LD-1919-LM 1 JA/LD-1920-LM 1 JA (手書き文字スタンパー・Ducretet Thomsonタイプ), Ducretet Thomsonモノラル製造を示すLD-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:不明, 1950年代製造のスタンパーによる1958年頃製造分, フラット盤の最初期分, 旧番号存在せず, 石像内溝レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作プレス不明, 製造:不明, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表半ツヤペラ, 表記されたジャケット番号:260 C 101, Price Code:33T Médium, 背文字:なし(初期の証拠), (P)(C)なし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 制作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:F.Richir-Maitre-Imprimerie-Paris-Le Perreux, フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original
トピックス:1958年前後のドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州・バーデン=バーデンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1958年前後:Compagnie Française Thomson-Houstonによりコピーライト登録・同年Ducretet Thomson:260C 101(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分のオリジナル, これまでの入荷は1960年頃製造の赤白灰輪音叉段付レーベル・グルーヴガード盤が殆どだった・これは数少ないフラット重量盤!

商品詳細:バルトークのVa協はプリムローズの名演があるが、1950年代にデュクレテ・トムソンで録音されたU.コッホ/ショモギーの録音は知られざる名演だ。アグレッシヴなプリムローズに対し、やや大人しいが指揮者と一体になって曲に溶け込んだような自然な演奏で、ソロが目立つというよりも表裏が重なり合った演奏。現代曲としてはとても落ち着いた印象を受ける。優しい音を出すコッホは目立たないが、音楽性は高い。飽きのこない、何度も聴きたくなる演奏だ。ヴィオラ奏者、ウルリヒ・コッホ(1921-1996)はドイツ・ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイクの生まれ。ベルリンでイオン・ヴォイクに師事した。1945年に彼はブラウンシュヴァイク州立劇場のオーケストラと共演し、1949年からはバーデン・バーデン南西部ファンオーケストラでソロ・ヴィオリストとして活動した。1955年にフライブルク音楽大学でマスタークラスを開講し、1967年からはヴィオラの教授に就任した。教え子には、ハット・バイエルレ、ヴィンセント・ロイヤー、ヘンリク・シェーファー、タベア・ツィマーマンらがいる。1990年からは武蔵野音楽大学でも教鞭を執った。Harmonia Mundi、ELECTROLA、PANTHEON、INTERCORD、EURODISCなどに多くの録音を残し、ドイツ・レーベルにヴィオラ奏者としての大きな存在感を示した。 1953年に初めて来日したシュトゥットガルト室内管弦楽団、コレギウム・オーレウム、ルツェルン祝祭管弦楽団、ベルアル弦楽トリオなどと共に活動した。彼はアッシジで国際的なマスタークラスを教えた。コッホは古い楽器(ヴィオラ・ポンポーザ、ヴィオラ・ダモーレ)の演奏にも専念した。1990年代以来、ヴォルフガング・マルシュナー国際コンクールにおいて、優れた若いヴィオラ奏者に「ウルリッヒ・コッホ賞」が授与されてきた。ウルリッヒ・コッホは、1996 年 6 月 7 日に東京で亡くなった。ラウテンバッハーのK.364やグレーリングとのモーツァルト:Vn・Vaのデュオなど歴史的名盤を多く残す。これは唯一のDucretet Thomsonに入れた録音。ドイツの奏者らしく、常に調和を考えた演奏であった。ここでは珍しいソリストとしての参加だが、これまでのスタイルと同様にソロだけ突出した演奏ではなく、Va協奏曲としての完成度に貢献した演奏となっている。

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