商品コード:1331-064[DECCA] L.マゼール指揮/ ブルックナー:交響曲5番(ノヴァーク版)

[ 1331-064 ] Bruckner, Vienna Philharmonic, Lorin Maazel – Symphony No. 5


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商品コード: 1331-064

作品名:ブルックナー:交響曲5番(ノヴァーク版)/1. Introduction; Adagio--2.Adagio-- | --3.Scherzo; Molto Vivace--4.Finale; Adagio
演奏者:L.マゼール指揮ウィーンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6686-7
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---小デッカED4, 帯にffss(Full Frequency Stereophonic Sound.), 12時にMade in England ・The Decca Record Co.LTD., グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, (P)1974 (3時), TAX Code:廃止(1973年4月1日以降を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-13257-1W/ZAL-13258-1W・ZAL-13259-1W/ZAL-13260-3W (ストレート小文字マトリクス・DECCAタイプ), DECCA録音ステレオ製造を示すZAL**で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):BI/BH・BG/BA, 再補助マトリクス(9時):2B/1・2B/1, 1970年代のスタンパーを用いた1973年頃の製造分, 旧番号存在せず, ED1/ED2/ED3レーベル存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在する(4面とも1W存在する), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, ノーマル・カップリング, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---見開両面コートペラW, 5時に黒ベース□DECCA(白抜き文字), 表記されたジャケット番号:SXL 6686-7, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・こげ茶背景), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)1974, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London., 印刷:Robert Stace Ltd. London., これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1974年3月25~28日ウィーン・ゾフィエンザールでのステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1974年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:SXL 6686-7(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, DECCAの複数任指揮者によるブルックナーの交響曲全集録音の一つでマゼールは5番のみ担当, 入荷の少ないタイトル!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:フランスの若手マゼールは本当に欧州では将来を嘱望されていたようだ。COLUMBIA、DECCAに30才頃から、さかんに録音を始めている。そして、マゼール44才の時のブルックナー。これを聴いてマゼールも当初の硬さがほぐれ、腕も充分に上がり、大物指揮者に確固たる地位を築いたと確信した。小DECCAだが音質はかなり良く、音割れしないフォルティシモはさすがDECCAのステレオ。案外入荷の少ないレアな盤だ。納得のいく内容。小DECCAオリジナル!録音は1974年で、DECCAではこの時期ブルックナーの交響曲を複数の指揮者に割り振って全集録音化を目指していた。ベーム、アバド、ショルティ、シュタイン、メータなどその時代を代表する名指揮者たちに割り振られた。その中の交響曲第5番はマゼール/ウィーンpo.により録音された。後にマゼールはウィーン国立歌劇場の総監督に迎えられ、マゼールの1回目にあたるマーラーの交響曲全集が誕生する。この時期マゼールは既に巨匠の域に達していてウィーンpo.とは1960年代初期よりシベリウスの交響曲全集録音など手堅い実績があった。当時新人だったメータの8番等と比較すれば安定した堅実な仕上がりを見せる。ベームとウィーン・フィルが担当したブルックナー交響曲第3番「ワーグナー」、4番「ロマンティック」と並び中心的な存在といえる。全体に軽さが目立つような時代において、L.マゼール指揮ウィーンpo.の演奏は1970年代のスタイルや音響技術に抗うことはできないものの、その中では安心できる精神的支柱を感じることができる演奏といえる。重厚感こそ1960年代より劣るが、安定感、推進力等ではこの時代におけるトップランクといって過言ではないだろう。晩年の1999年1~3月バイエルン放送響と録音したブルックナー交響曲全集(CDのみ発売)と比べれば、十分に重量級の演奏といえるだろいう。なお1988年にベルリンpo.とEMIに7/8番を録音している。DECCAでは5番1曲のみの録音である。

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