商品コード:1332-047pc[Ducretet Thomson] D.E.アンゲルブレシュト指揮/ ドビュッシー:海, 管弦楽のための映像~イベリア(第2曲)

[ 1332-047pc ] Debussy / Orchestre Du Théâtre Des Champs-Elysées Direction: D.-E. Inghelbrecht – La Mer / Iberia



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作品名:ドビュッシー:3つの交響的素描「海」--1.海上の夜明けから真昼まで--2.波の戯れ--3.風と海の対話 | 管弦楽のための「映像」~第2曲 イベリア(全3曲)--1.街の道と田舎の道(Par les rues et par les chemins)--2.夜の薫り(Les parfums de la nuit)--3.祭りの日の朝(Le matin d'un jour de fête)
演奏者:D.E.アンゲルブレシュト指揮フランス国立放送o.(シャンゼリゼ劇場o)
プレス国:フランス, France
レーベル:Ducretet Thomson
レコード番号:320C 016
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度のオワンあり・トレース問題ない・音揺れもない
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面8時に小中3+3回出る点あり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---石像金輪深中溝, 12時にLa Voix de Monde, 6時にMade in France(ラウンド金文字), 3時にMicrosillon incassable Longue Durée 33T. 1/3, フラット重量, Price Code:série Artistique, Rights Society:BIEM, (P)なし, スタンパー/マトリクス:LDG 1226-5-V/LDG 1227-LM 5-V (手書き文字スタンパー・Ducretet Thomson/Pathéタイプ), Ducretet Thomson録音モノラル製造を示すLDG***で始まりレコード番号を含まない番号の専用スタンパーを用いる, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 170290/M6 170289, 再補助マトリクス:ストレート・パテキュラー・XPARTX 280812/XPARTX 278342, 3種並存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1956年頃の製造分と思われる, Selmer付きは存在しないと思われる, 石像金輪・フラット重量盤には内溝/深中溝/中太溝の3種が存在し工場の違いと思われる(順序は不明), 最古レーベルだが最厚プレスではない, Pathéプレスとそうでないプレスの2種が存在するが工場違いの為である, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, Ducretet Thomson音源のDucretet Thomson製作Pathéプレス, オリジナル・タイプ, original type
ジャケット:【フランスでのオ第2版】---表半ツヤ厚紙, 表記されたジャケット番号:320 C 016, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴の最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットではない・旧タイプあり), 製作:Compagnie Française Thomson-Houston, 印刷:Imprimerie Keller. Paris, 上開厚紙ジャケット存在する, これより古いジャケット存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1954年1月11・18日パリ・アポロ劇場でのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1954年頃Ducretet Thomson:320C 016(当装丁)にて初リリース, フラット重量盤には内溝/深中溝/中太溝の3種が存在し工場の違いと思われる(順序の確定は不能), これは1954年頃製造の深中溝・フラット盤が1954年頃の上開厚紙ジャケット入りオリジナルまたはオリジナルタイプ, これは1956年頃製造のオリジナルタイプ盤が1956年頃製造の第2版ジャケットに入るケースで初期盤(Pathéプレス珍しい・プレスに規則性はない), イベリアの10"は12"より3年程度後に存在, 「イベリア」は3曲からなる管弦楽のための『映像』の第2曲で1957年3月8-23日に残りの第1曲「ジーグ」と第3曲「春のロンド」が録音された・この2曲は仏COLUMBIA:FCX 656で1958年頃発売された(Ducretet Thomson未発売), 当音源は英国では英Ducretet Thomson:DTL 93017, ドイツでは独TELEFUNKEN:BLE 14008, 米WESTMINSTER:WL 5327, 伊Ducretet Thomson:LTC-29/KLTC 29で1950年代に発売, 2回目録音(1962/4/4パリ・シャンゼリゼ劇場)あり・ERH160113(3枚組箱)で発売, 旧録音ではシャンゼリゼ劇場o.と記載あるが契約上の名称で実際はフランス国立放送o.である, 状態の良い1950年代中期までのフラット重量盤は少ない, 比較的プレスが多い為そこまで高額ではない, モノラル・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:アンゲルブレシュトの代表作であり、傑作の一つでもあるドビュッシーの「海」と「イベリア」。アンゲルブレシュトの名を世に轟かせた一枚。1955年グランプリディスク賞受賞。当時としては画期的録音だった。今聴いてもデュクレテの音は良い。オケは古いフランスらしく、情景が浮かんでくるようなナイーブさとダイナミクスを併せ持っている。アンゲルブレシュトの録音は仏COLUMBIAからも出ているが、曲により発売が分かれており、初出盤ではデュクレテとCOLUMBIAは重複しない。1960年代になって文字だけの4枚連番シリーズで再版される。デジレ=エミール・アンゲルブレシュト(1880 - 1965)はフランス国立放送管弦楽団の初代指揮者であり、フランスのバレエ、管弦楽作品には欠かせないビッグ・ネームである。多くの作品のLPにおける初録音を仏COLUMBIA、Ducretet Thomsonに残している。1980年代から日本でも知られていたが当時、Ducretet Thomson等はほぼ幻のレーベルであり、一部の好事家のみが実際のLPを耳に出来た貴重なお宝であった。2020年代を生きる日本人は何と幸せな事だろう。当時幻のLPであったDucretet Thomsonをさほど高額ではなく購入できるのである。フランス国立放送管弦楽団とフランス国立放送合唱団による大スケールかつ幻想的でパワフルな演奏は当時のシャトレ座で行われた初演の雰囲気を十分に感じさせてくれるものである。Ducretet Thomsonの持つパワーを一度でも知ってしまうと、すっきりしただけのステレオが何とも貧相に感じてしまう。フランス音楽の香気はドイツ系作品では得られない官能美を教えてくれる。先駆的であり、誰も超えられない高い壁であり続けるアンゲルブレシュト指揮のフランス盤! 初めて聴かれた方はその線の太いオケにびっくりされただろう。そして悠然としたテンポとただならぬ振幅の大きさ。これがモノラル録音という特性を活かした演奏である。ステレオ期ではここまで大きなダイナミックレンジはLPに収まらない。中域部だけを拡大した当時の技術によるものである。一度知ってしまうと高額な初期ステレオ盤が恨めしく思えるはずである。この音が安価なステレオ針で飛び出してくるから驚きなのである。これを当社ではモノラル・オーディオファイルプレスとしている。

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