作品名：シューマンPf作品集/子供の情景Op.15, アベッグ変奏曲Op.1 | 森の情景Op.82, 雑記帳(色とりどりの小品)Op.99～3つの小品 第1曲Op.99-1「リート・Nicht schnell, mit Innigkeit」, ～3つの小品 第2曲Op.99-2「ロマンス・Sehr rasch」, ～3つの小品 第3曲Op.99-3「狩の音楽・Frisch」, ～5つの音楽帳 第1曲Op.99-4「Ziemlich langsam」, ～5つの音楽帳 第2曲Op.99-5「Schnell」, ～5つの音楽帳 第3曲Op.99-6「Ziemlich langsam, sehr gesangvoll」, ～5つの音楽帳 第4曲Op.99-7「Sehr langsam」, ～5つの音楽帳 第5曲Op.99-8「Langsam」

レーベルタイプ：【フランスでのカップリング替えLP12"のオリジナル・タイプ】---赤/銀Minigroove□33 1/3狭内溝, 外周部に5mmの土手状盛上りあり, ナイフエッジ厚手, 表記されたレコード番号:A 00.372 L, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:372 1L D1 380/372 2L D5 380 (ラウンド中文字スタンパー・仏PHILIPSタイプ), PHILIPS規格モノラル製造を示すレコード番号の一部を含むフランス型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にMade in Franceの刻印あり, 再補助マトリクス:なし, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す, 1950年代のスタンパーを使った1956年頃製造分, 2曲(Op.15とOp.82)入りの10"旧番号存在するが当番号の12"に赤/銀Minigroove□33 1/3内溝土手なしフラット盤存在する, これより古いフランスレーベルが存在する, 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, PHILIPS音源の仏PHILIPS製作仏PHILIPSプレス, カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersの技師, 工場:Société Phonographique Philips, 仏語圏流通分, 同一レーベル土手付きなのでフランスでの12"のオリジナル・タイプとした, original type in Fr.

ジャケット：【フランスでのカップリング替えLP12"のオリジナル】---橙系折返両面紙ペラ, 1時にMicrosillon Artistique - Haute Fidélité, 2時に黒ベースPHILIPSマーク, 5時に地色ベースに黒字でPHILIPS Minigroove□33 1/3 Fabriqué en France, 表記されたジャケット番号:A 00..372 L, Price Code:Microsillon Artistiqu, 背文字:あり(黒色・白背景), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Société Phonographique Française Polydor S.A., 印刷:F.Richir-Maitre-Imprimerie-Paris-Le Perreux, 見開ジャケット存在せず, 橙系折返両面紙ペラジャケットの最初期分, 三方開厚紙背灰色布貼ジャケットは後になる, フランスでの12"のオリジナル, original in Fr.

トピックス：子供の情景:1955年5月/森の情景:1954年5月/アベッグ変奏曲:1952年4月/色とりどりの小品～8曲:1952年4月モノラル録音, 録音場所不明, オランダでは1956年N.V. Philips Phonografische Industrie によりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 00775 R(10"でOp.15とOp.82の2曲入り)→A 00372 L(アズキ/銀Minigroove内溝レーベル・フラット盤), フランスでは1956年仏PHILIPS:A 00372 L(赤/銀Minigroove内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り)にて初リリース, これは1957年頃製造の同一レーベル・外周部に5mmの土手状盛上りあり・ナイフエッジ厚手盤・オリジナル・ジャケット入りのオリジナルタイプ, 三方開厚紙背灰色布貼ジャケットはは再版(赤/白Tresors Classiques外溝レーベル・厚手盤)が1960年頃製造の再版になる, フランスにも2曲入りの10"のA 00775 Rが存在する, 色とりどりの小品～8曲はA 00108 L(+シューベルトPfソナタ21番)でリリースされていた, 子供の情景 /森の情景/アベッグ変奏曲を1952-5年に録音したがLPには足りず、既にリリースした色とりどりの小品～8曲を加えて「ハスキルのシューマン」を1枚製作したのが当12"である

商品詳細：ハスキルが得意としたシューマンのソロ作品だけで1枚製作したLP。1952-55年のPHILIPSでの初期録音である。PHILIPSでは子供の情景Op.15と森の情景Op.82の2曲入り10"・A 00775 Rが発売された。また色とりどりの小品～8曲はシューベルトPfソナタ21番とのカップリングで初期12"のA 00108 Lで1954-5年頃リリースされていた。その後PHILIPSでは「ハスキルのシューマン」というタイトルで1枚発売しようを考え、当12"のシューマンだけのカップリングでA 00372 Lとして12"発売した。したがってA 00372 Lは発売としては全て再版、「ハスキルのシューマン」というカッリング替えLPのオリジナルということになる。ハスキルのようなデリケートな感性のピアノは、音と音の間に情報がつまっていて、再版でこの情報が欠落すると、干からびたつまらない音になってしまう。決して明快とは言えない彼女のピアノの魅力は初期プレスでしか味わえないのだ。言葉にならない言葉のように、ニュアンスが命のハスキルをこれなら完璧に味わえる。1952-1955年の間にポツポツと録音された音源を集めたLPであるがカッリング替えLP12"は1956年には発売されていて音質の方は全く問題ない。ハスキルのふくよかに膨らんだピアノの音は最初の音と殆ど変わることなく、情感を伴って出てくる。全くよくできたカップリング替えLPである。

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