商品コード:1333-058[PHILIPS] H.ホリガー(ob)/ テレマン:Obソナタ集
商品コード: 1333-058
商品詳細:ハインツ・ホリガー(1939-)はスイス・ランゲンタール出身のオーボエ奏者。今や誰もが知る世界的名手である。妻はハープ奏者のウルスラ・ホリガー。ベルン音楽院とバーゼル音楽院で音楽教育を受ける。ヴェレシュ・シャーンドルと、ピエール・ブーレーズに作曲を師事。オーボエはスイスでエミール・カッサノウ、パリ音楽院でピエール・ピエルロ、ピアノをイヴォンヌ・ルフェビュールに師事。オーボエ奏者としての卓越した演奏・楽曲解釈とともに、作曲家としても著名であり、また指揮者としても活動しており、ポーランドなど東欧の現代作曲家の作品などを積極的に紹介してきた。教育者としては、1966年からドイツのフライブルク音楽大学で教鞭を執っていた。オーボエのソリストとしては、1959年にジュネーヴ国際音楽コンクールや1961年にミュンヘン国際音楽コンクールで首位を獲得。国際的に名声ある演奏家であり、献呈されたオーボエ作品も数多い。主にバロック音楽の録音を行った。2017年には、東京オペラシティの同時代音楽企画「コンポージアム2017」に招かれ、自作超大作「スカルダネッリ・ツィクルス」が取り上げられた。協奏曲と室内楽の録音が多いホリガーだが、これはテレマンのオーボエ・ソナタだけを収録した珍しいLP。実は当社でも2024年9月がこのLPの初入荷となった。1970年代PHILIPS盤でまだ初入荷があったとは驚き。編成はジャコッテのチェンバロが必ず入り、曲によってはファゴット、チェロが入る。またB面1曲目の「 Ob・Cemb・通奏低音のためのソナタ 変ホ短調」ではチェンバロの代わりにシュピネット(小型のチェンバロ)が通奏低音として使われる。シュピネットは音が小さく繊細なため、曲の雰囲気を作るのに適している。またソロを盛り上げる効果もあるようである。ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681 - 1767)は後期バロック音楽を代表するドイツの作曲家。バッハの4歳年下である。主にハンブルクで活動したため、バッハと競合することはあまりなかった。生前はバッハを凌ぐ人気を博す。あらゆる分野に数千曲の膨大な作品を残し、未だに作品の全貌は把握されていない。
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