商品コード:1333-024[COLUMBIA] D.オイストラフ(vn) L.オボーリン(pf) S.クヌシェビツキー(vc) / シューベルト:Pfトリオ1番

[ 1333-024 ] Schubert / TrioDavidOistrakh – Trio No. 1 In B Flat



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商品コード: 1333-024

作品名:シューベルト:Pfトリオ1番Op.99 D.898/--1. Allegro Moderato--2. Andante Un Poco Mosso-- | --3. Scherzo (Allegro)-- 4.Rondo (Allegro)
演奏者:D.オイストラフ(vn)L.オボーリン(pf)S.クヌシェビツキー(vc)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAXF 161
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 影響は小さい軽度な難
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面5時に小4回出るスレ, B面7時に小~極小2+3+7回出る点, 他微かに数回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---紺/銀音符段付stéréo, 6時にMade in France(ラウンド銀文字), 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:SAXF 161, Price Code:Ⓐ, Rights Society:DP, (P)なし, スタンパー/マトリクス:YAX 98-17/YAX 99-3 (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), 英国EMIグループCOLUMBIA系英国録音のステレオ製造を示すYAX***で始まりレコード番号を含まない英国型フランス専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 203656/M6 204850, 再補助マトリクス:なし・パテキュラー(Patéculaire)はない, ストレートタイプ2種併存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーを用いた1959年頃の製造分, フランスに旧番号存在せず, フラット盤存在せず, フランスでこれより古いステレオレーベル存在せず, フランスでステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の仏COLUMBIA製作Pathéプレス, 工場: Pathé Marconi EMI, Chatou., フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 5時に横長金ステレオシール付き, リブレットなし, 表記されたジャケット番号:SAXF 161, Price Code: Série de Luxe(記載なし), 背文字:あり(棒上に金色型押・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓なし(窓付き存在せず), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房のデザイン, 棒付以前のペラジャケット存在せず, フランスでこれより古いステレオジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:1958年ロンドンでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1958年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1627/SAX 2281(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1959年頃仏COLUMBIAからモノラル:FCX 889にて初リリース, 1960年頃ステレオ:SAXF 161(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, フランスでは1959年のGrand Prix du Disque Académie Charles Crosを受賞した, SAXF 161は希少, SAX 2281は5万円以上はする

商品詳細:1958年ロンドン録音、MELODIYA未発売。ロシア人3人によるトリオ。33CX 1627、FCX 889、ステレオも出ていた。仏プレスの音はノスタルジックでオールド・ファンには懐かしいはず。このトリオはそれぞれが巨匠たちだが、100万ドルトリオとは逆に大変調和しており、まとまりのよい同調をベースにした演奏スタイル。気心の知れた同郷3人の息のぴったり合った室内楽の妙が味わえる。尚2番は1947年MELODIYA録音で、'59年に発売されている。D.オイストラフ(vn)L.オボーリン(pf)S.クヌシェビツキー(vc)の3人は臨時編成の出稼ぎ部隊として、1950年代から英COLUMBIAレーベルに複数の録音を残している。当時3人のロシア人が英国でスタジオ録音するということは珍しく、英COLUMBIAとしても格好の販売戦略だったに違いない。彼等は大公トリオも録音しており、ベストセラーの一つだった。当然MELODIYAとの共同制作とされ、MELODIYAからもLPが発売された。また英国ではオーケストラと共演でベートーヴェン:三重協奏曲なども録音されている。西側では「オイストラフ・トリオ」として売り出したわけだが、旧ソ連でそのようなトリオが元から在ったわけではない。あくまで戦略の一つとして、ほぼ強制的にトリオを組まされたのでは?と想像してしまう。RCAにはハイフェツ他の「100万ドルトリオ」が隆盛を誇っており、EMIとしてはそれに対抗するという名目だったのではないだろうか?実は日本でもコロムビアが「世界の黄金トリオ」なる宣伝文句で謳っていた歴史がある。ピアノ・トリオはそういうレコード会社の戦略に使われ易い側面があるようだ。このロシア勢の場合、外貨を稼いで当局に上納するという共通の目的で結束ができており、演奏も反目なしに協調の精神でどれも上手くいっている。同胞という絆が持つ力は強力なのだろう。演奏は非常に良く、どうだと言わんばかりの美しい演奏を奏でるあたりは流石にそれぞれプロの貫禄を見せる。このトリオの録音に外れはないとみてよいだろう。ステレオはそこそこ高額になる。

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