商品コード:1334-063[PRETORIA] I.ビレット(pf) / シューマン:幻想小曲集(全8曲), ブラームス:3つの間奏曲(全3曲)

[ 1334-063 ] Schumann / Brahms - Idil Biret – Fantasiestücke Op. 12 / Trois Intermezzi Op. 117



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商品コード: 1334-063

作品名:シューマン:幻想小曲集 Op.12(全8曲)/第1曲 夕べに--第2曲 飛翔--第3曲 なぜに--第4曲 気まぐれ--第5曲 夜に--第6曲 寓話--第7曲 夢のもつれ-- | --第8曲 歌の終わり, ブラームス:3つの間奏曲 Op.11(全3曲)--第1曲.変ホ長調--第2曲.変ロ短調--第3曲.嬰ハ短調
演奏者:I.ビレット(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PRETORIA
レコード番号:30CL 8015
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/5
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面8時に小~極小22回出る斜めスレ, 10時に小レベルで6分程度連続する2cmのスレあり→5
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---白銀/黒中溝, グルーヴガード厚手重量(大げさな膨らみ), Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:A-LN/B-LN(ラウンド大文字マトリクス・PRETORIAタイプ), PRETORIA録音を示すA/B***で始まるレコード番号を含まない専用マトリクス使用, Pathéプレスではない, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 1950年代のスタンパーを使った1960年頃の製造分, フラット盤は存在せず, フランスでこれより古いレーベルは存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレス, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在しないと思われる, RIAAカーヴである, カッティングマスター:不明, 工場:不明, PRETORIA音源のPRETORIA制作プレス, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開上開両面紙, 表記されたジャケット番号:30 CL 8015, Price Code:Artistique, 背文字:なし(初期の証拠), リブレットは存在せず, (P)(C)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Pretoria, 印刷:Creation Cidap. Paris, これより古いジャケット存在せず, 内側にHI-FI STEREOの文字あるが実際は存在しない, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---1958年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1959年頃Disques Pretoriaによりコピーライト登録・同年PRETORIA:30CL 8015(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 大珍品, イディル・ビレットは1941年生まれのトルコ人女性ピアニスト, これはビレットのデビューLPと思われる, PRETORIAにこの1枚を録音した後VEGAに移籍・1961年頃から3枚程度のLPをVEGAに録音した, PRETORIA盤は知られざる名盤・希少盤!当社入荷2度目の希少タイトル!ライナーノーツ:Vlaude Samuel, 盤質7以上なら15.000円+税, 演奏;★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:女性ピアニスト、イディル・ビレット(1941-)はトルコ・アンカラ生まれのトルコ人。フランス人ではないのでビレットと発音する。トルコ議会の特別法のお陰で幼くしてパリに留学し、パリ音楽院に入学。ミトハト・フェンメンに5歳で入門してピアノを始める。ナディア・ブーランジェらの指導を受ける一方、マドレーヌ・ド・ヴァルマレットにも学ぶ。15歳のとき3つの部門で受賞して卒業すると、コルトーやヴィルヘルム・ケンプに師事してさらに研鑚を積んだ。1950年代よりVÉGAと契約、モノラル期から録音を開始、2000年代に入るとCDレーベルのナクソスに盛んに録音をしている。ビレットのレパートリーはかなり幅広く、バッハから現代音楽にまで跨っている。これはほとんどデビューに近い録音と思われる。まだ20歳前後である。VÉGAのモノラル期に録音を許された類稀な才能が詰まった録音。ジャケット裏の写真も若い。トルコ人ピアニストといえば米国生まれのR.テュレックを思い出す。トルコのような欧州とアジアの境の辺境にも才能はひょっこり出現する。その才能を育て完成させるメソッドを最初に打ち立てたのがパリ音楽院だろう。A.コルトー、N.ブーランジェ、M.ロンは自身の演奏だけでなく後進を育て自身のピアニズムを繋げている。この録音はまだ若いビレットの感性と技術だけで作られた印象だが聴こえてくる一音一音は訓練だけで出せるものではないだろう。まさかPRETORIAのようなレーベルに録音があろうとは意外だった。VEGAより古い可能性も出てきた。曲はVEGAの最初の録音もそうだったブラームスがB面でA面はシューマン。ブラームスは得意らしい。シュ―マンの幻想小曲集は8曲からなり、それぞれに標題が付けられている。このLPはこのシューマンが抜群に良い。ブラームスでは技巧を拠り所に組み立てており、ビレットの情感はいまひとつだがシューマンの方は見事に音と微妙なタッチで教育者レベルの完成度に達している様に感じる。このシューマンは唸らずにはいられない。まさにフレンチピアニズムの若き正当な継承者。これがビレットのデビューLPとなった。PRETORIAには1枚録音しただけでVÉGAに移籍し、数枚を録音、以降仏Deccaに1枚、Finnadar Recordsに9枚程度、また1980年代に入りEMIと専属契約を結び、国際舞台で大活躍する。CD期になっても衰えを見せず、Naxosの専属として大量のCDを発売した。2021年まで録音を確認している。

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