商品コード:1334-040[ERATO] M.アンドレ(tp) P.ピエルロ, J.シャンボン(ob) 他/ テレマン:作品集/Tp・2Obのための協奏曲 他
商品コード: 1334-040
商品詳細:ERATOが得意とするバロック系作曲家、テレマンの協奏曲、ソナタ等6曲を集めたテレマン:作品集となっている。奏者は当時フランスで活躍した器楽奏者達が勢揃い。M.アンドレ(tp)P.ピエルロ,J.シャンボン(ob)M.デュシュネ(bf/ソプラノFl))J.P.ランパル(fl)P.オンニュ(fg)R.ヴェイロン・ラクロワ(cemb)という顔ぶれで内容が想像できる。協奏曲が1曲入るがオケは無く指揮者もいない。チェンバロのヴェイロン・ラクロワが総監督を担っている。この協奏曲は名前だけで実際の演奏はトランペット(M.アンドレ)、2台のオーボエ(P.ピエルロ,J.シャンボン)にチェンバロのヴェイロン・ラクロワが参加の4人での演奏で室内楽である。ERATOの場合、編曲された曲でも一切、編曲であることや原曲等は表記されないのでじっくり曲を探ることは困難である。しかしそれを以って有り余るレベルの演奏が期待できるので、聴く側は原曲などどうでも良くなってしまうのだろう。モーリス・アンドレと2人のオーボエ奏者の出番はこの1曲だけである。他5曲はフルート(ランパル)またはリコーダー(M.デュシュネ)をメインにチェンバロやファゴットが通奏低音として参加するソナタ演奏である。フルートとリコーダーはほど対等に出番があり、それら音色の違いに飽きることはない。トリオ・ソナタではフルートとリコーダーの二人が参加し掛け合いが楽しめる。高音質録音で何処までもERATOらしい雰囲気が全体を支配する。バロック音楽に置けるERATOが果たした役割は非常に大きなものがある。ステレオの場合は特に英国とはまったく異なる発想で、独自に開発された音質。そのHiFi度は負けないどころか、SAXやASDを凌駕し、SXLにも対向しうる。但し、基本に音楽を音楽らしく再現するという理念があり、決して誇張されたステレオではない。また選曲も、宗教曲、合唱曲が多く、交響曲の録音はほとんど無い。ERATO社の一流器楽メンバーによるソナタは、明るく華やか。まるで花園を散策する気分。特にM.デュシュネは一部の曲でソプラノ・フルートを使っており、その音が愛らしい。レア!
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