商品コード:1334-016n[ETERNA] O.スウィトナー指揮/ モーツァルト:交響曲25番, ハイドン:交響曲100番「軍隊」
商品コード: 1334-016n
商品詳細:'64年のモノラルプレス。ステレオはV字ステレオなので希少で高価となる。この交響曲K.183は、後期の短調の傑作40番を連想させる独特の出だしを持つ、実にモーツァルトらしい曲で、同時期のものとは異なる風格を持つ。スウィトナーがこの曲からスタートしたのもわかるような気がする。この25番K.183だけは、何故かモーツァルトEDには算入されず、このモノラルかV字ステレオを入手するしか方法がない。EDでのそよ風のように吹き抜ける演奏とは幾分違い1960年代のETERNAの重量感のある音が楽しめる。シリアスでリアルな演奏だ。オトマール・スウィトナー (1922-2010)は東独ではなくオーストリア生まれ。1973年にN響の名誉指揮者に就任した為か日本人ファンは非常に多い。シュターツカペレと呼ばれる2つの楽団の指揮者として紹介されてきたからだろう。ベルリンとドレスデン。ドレスデン退団後の1964-1990年までの26年間のベルリン音楽総監督(ベルリン国立歌劇場)時代辺りに録音された全集である。2010年ベルリンで亡くなった際にはNHKがドキュメンタリー番組を放送した。「古きよきドイツの伝統」等と書かれる事の多いスウィトナー。地味だがドイツ的な華やぎもある指揮者だと思う。ベルリンとドレスデンの2つのシュターツ・カペレのカペル・マイスターを経験した二人目の指揮者で、旧東独には他にコンヴィチュニーしかいない。スウィトナーが録音したモーツァルト交響曲の初期録音。ゲヴァントハウスo.を振ったモーツァルト交響曲もこの1曲しかないと思われる。スウィトナーの中では最も知られていない録音である。
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