商品コード:1334-008[L'OISEAU LYRE] K.トーマス指揮/ バッハ:マタイ受難曲(全曲)

[ 1334-008 ] Bach – St. Matthew Passion K.Thomas conducting Collegium Musico.


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商品コード: 1334-008

作品名:バッハ:マタイ受難曲B.244(全曲)/第1~第25曲 | 第26~第35曲 | 第36~第63曲 | 第64~第78曲
演奏者:K.トーマス指揮コレギウム・ムジクムo./フランクフルト三王教会聖歌隊 A.ギーベル(s)L.フィッシャー(ca)H.クレッチュマー(t)H.ギュンター(bs) H.マンテルス(cemb)D.ロムチュ, G.ヴァグナー(org) 他
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:L'OISEAU LYRE
レコード番号:OL 50113-6
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records in BOX
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:第8面6時に微かに数回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル(フランス発売分)】----黄緑/金外溝, 11時にMade in England(横金文字), 9時に33 1/3, フラット重量 , Rights Society:記載なし, Tax Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:TT-353-1B(第1面)/TT-360-1B(第8面) ---以降省略 (ストレート小文字スタンパー・L'OISEAU LYRE/DECCAタイプ), L'OISEAU LYRE録音モノラル製造を示すTT***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):I(第1面)/K(第8面)---以降省略, 再助マトリクス(9時):1(第1面)/1(第8面)---以降省略, カッティング担当:イニシャルBは Ron Mason(ロン・メイソン)を示す, 1950年代製造のスタンパーを使った1956年頃製造分, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, L'OISEAU LYRE音源の英L'OISEAU LYRE製作英DECCAプレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.New Malden.Surrey, U.K., オートマチック・カップリング, フランス発売用の英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---外周全面橙クロス紙箱, 内側に色違いの内ジャケット付き, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:OL.LD 157/160, Price Code:なし, 背文字:あり(茶色型押・橙クロス紙背景), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Éditions De L'Oiseau-Lyre., 印刷:記載なし・フランス製, 4枚とも金シール付き色違いの内ジャケット入り(紙テープ剥がし跡あり), フランスでこれより古いジャケット存在せず, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:【フランス発売は入荷の少ない希少タイトル】----1950年代初期ドイツ・フランクフルト三王教会でのモノラル録音, 録音技師:Andre Charlin, プロデューサー:不明, 英国では1956年頃にÉditions De L'Oiseau-Lyreによりコピーライト登録・同年英L'OISEAU LYRE:OL 50113-6(当盤×4・バラ4枚ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1956年頃英国盤がフランス箱に入る形(当盤)と恐らく同年同一番号・フランス製造の緑/黒レーベルフラット重量・当箱入りの2種で初リリース, これは英国盤入りのフランス・オリジナル, ドイツでも同一番号でそれぞれ発売(装丁が異なる), ETERNAからは未発売のフランクフルト録音, K.トーマスはフランクフルトでコレギウム・ムジクムo./フランクフルト三王教会聖歌隊とバッハの四大宗教曲と4曲のカンタータ(21/68/70/147番)を録音している・これらはETERNAとは関連のない録音でL'OISEAU LYREのみで発売された, クルト・トーマスは当録音のすぐ後の1957年トーマスカントルに選任された(1957-1961), トーマスはETERNAに「マタイ受難曲」の録音はない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:トーマスは、バッハ四大宗教曲をフランクフルト・コレギウムムジクムとオワゾリールに入れている。いずれもETERNAには存在しない録音。英国、フランス、ドイツ各国から1950年代にモノラルのみでリリースされた。この「マタイ受難曲」もラミンからの流れを汲む古いスタイルで、少年合唱を使っている。録音は非常に良く、合唱、ソロ共にリアルに再生できる。バッハ好き必聴のセット。トーマスは1945年からフランクフルト三王教会聖歌隊でカントルを務めていた。1947年から1955年までデットモルドの音楽高等学校で合唱指揮の教授を務めていた。ライプツィヒのトーマス教会にトーマスカントルとして赴任するのは1957年である。1957年4月1日にギュンター・ラミンから引き継ぎをした為である。我々のよく知るトーマスカントルとしてのクルト・トーマスはETERNAに録音をする以前に西側で大いに活躍しており、これはそのフランクフルト時代の録音。これらの実績が認められてトーマスカントルに採用されたのであろう。バッハ好きには重要な録音である。フランス盤は特に希少!フランクフルトの三王教会は19世紀後半に建設されたネオゴシック様式の建物で14世紀ごろバロック様式の教会が同じ場所に建っていたが老朽化のため取り壊され、あらたに現在の教会が建設された。教会の塔は高さ80メートル。完成当時、この塔はフランクフルトで2番目に高い建築物であった。プロテスタントの教会である。同じ市内にある、カトリックのバルトロメウス大聖堂(フランクフルト大聖堂)に対抗し、冗談と誇りをこめて「ザクセンハウゼンの大聖堂」とも呼ばれる。非常に大きな教会で1100人もの人が座ることが出来る。クルト・トーマス(1904– 1973)は1945年から1955年までこのランクフルト三王教会でカントルを務めた。1957年から1960年までトーマスカントルを務めた。1960年にトーマス教会の西ドイツへの計画されたツアーがキャンセルされたとき、トーマスカントルを辞退している。東独当局の西側へのツアーへの強硬な拒否に伴う社会主義芸術政策に対する反発であったらしい。1961年から彼は西側に戻り、バッハ-ヴェレインケルン合唱団の指揮者に就任。同時にフランクフルトでフランクフルト・カントライを設立し1969年まで合唱団を指揮した。そのほとんどがドレイコニヒス教会のカントライのメンバーである。エアハルト・マウエルスベルガーが1962年 - 1971年までトーマスカントルを引き継ぐ。マウエルスベルガーを含め以降の人事は生粋の東側生まれの音楽家がトーマスカントルを引き継ぐことになる。音楽芸術への政治介入は共産圏では通常のことだった。フランスでの発売分は英国プレスがフランス箱に入る形とフランスプレスがフランス箱に入る形の2種が存在する。優劣はないが英国盤の方が傷みが少ない傾向にある。G.ラミンの「マタイ受難曲」も存在するが録音が古すぎて鑑賞には適さない。これこそがトーマス・カントルが録音したモノラル期の最有力の「マタイ受難曲」!

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