商品コード:1337-063b[CRITĒRE] J.P.ランパル(fl) P.ピエルロ(ob)/ ハイドン:Fl・Ob協奏曲2・3・4番

[ 1337-063b ] Haydn / Jean-Pierre Rampal, Pierre Pierlot, Collegium Musicum De Paris, Roland Douatte – Concertos Pour Flute, Hautbois et Orchestre



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商品コード: 1337-063b

作品名:ハイドン:Fl・Ob協奏曲全集(原曲:2つのリラのための協奏曲)-2/Fl・Ob協奏曲4番 ヘ長調Hob.VIIh:4, Fl・Ob協奏曲2番 ト長調 Hob.VIIh:2--1. Vivace Assai--2.Adagio Ma Non Troppo-- | --3.Rondo. Presto, l・Ob協奏曲3番 ト長調Hob.VIIh:3
演奏者:J.P.ランパル(fl)P.ピエルロ(ob)R.デュアット指揮パリ・コレギウム・ムジ゛クム
プレス国:フランス, France
レーベル:CRITĒRE
レコード番号:CRD 176
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・第2版】---白/緑2重内溝, 外周3cmに盛上り(カマボコ), 6時にMade in П33T France(外周ラウンド灰色文字), 厚手(グルーヴガード以前の厚手盤), Rights Society:DP, Price Code:なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:CRI LPL 10067/CRI LPL 10068 (ラウンド中文字スタンパー・CRITĒRE/仏PHILIPSタイプ), CRITERE音源モノラル製造を示すCRI***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, Pathéプレスではなく仏PHILIPSプレス, 補助マトリクス:-/A3, 1960年代のスタンパーを使った1963年頃の製造分, 初期内溝レーベル存在せず, 白金/灰外溝レーベル存在する(1961年分), フラット盤は存在せず, フランスでこれより古いレーベルは存在する, フランスでのモノラル最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在する, RIAAカーヴである, CRITERE音源のCRITERE製作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, フランスでのモノラル・第2版, 2nd issue for mono in Fr.
ジャケット:【フランスでのモノラル・第2版】---上開左右折返薄緑ベルベット貼ペラ(黒色文字型押), 大型リブレット付き, 6時にCRITĒRE PRODUCTIONS ROLAND DOUATTE, 表記されたジャケット番号:CRD 176, Price Code:なし, 背文字:なし(上開の為), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスのモノラルでは当ジャケットである), 製作:Critère/Productions Roland Douatte, 印刷: L'Imprimerie Du Compagnonnage. Paris , 供給:Distribution Société Phonographique Philips, 三方開両面濃緑ベルベット貼厚紙ジャケット(2500部限定)存在する, フランスでこれより古いモノラルジャケット存在する, フランスでのモノラル・第2版(これが通常タイプ), 2nd issue for mono in Fr.
トピックス:1960年頃パリ・Comédie Des Champs-Elysées・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:記載なし(A.シャルランの可能性あり), プロデューサー:Roland Douatte, 1961年頃Critère/Productions Roland Douatteによりコピーライト登録・同年CRITĒREからモノラル:CRD 176(白金/灰外溝レーベル・三方開両面濃緑ベルベット貼厚紙ジャケット入り)にて初リリース→1963年頃同一番号・白/緑2重内溝レーベル(カマボコ)厚手盤・上開左右折返薄緑ベルベット貼ペラ・ジャケット入り(当アイテム)に変更, 1963年頃ステレオ:SCRD 176(白/緑2重内溝レーベル(カマボコ)厚手盤・上開薄緑ベルベット貼ペラ・ジャケット入り)にて初リリース, 原曲は2つのリラのための協奏曲(全5曲を), これはVol.2の1963年頃製造の第2版盤が同じ頃製造の第2版ジャケットに入るケースでモノラル・第2版, 三方開両面濃緑ベルベット貼厚紙ジャケット入りは当社未入荷の希少タイトルで滅多にない希少盤, 市場の殆どが第2版の1963年以降製造の上開薄緑ベルベット貼ペラ・ジャケットである, Vol.1は1/5番入りでCRD 175/SCRD 175, CRITĒREは高音質録音の仏マイナーレーベル!モノラル・オーディオファイルプレス!演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:Critèreは1950年代後期に音楽プロデューサーRoland Douatteにより設立されたフランス・マイナーレーベル。1960年頃からレコード発売がスタートしている。どれも拘った高音質録音でモノラルといえどもかなりのHi-Fiサウンドである。プレスは全て仏PHILIPSの工場に(Société Phonographique Philips)に委託製造していた。録音技師の名前は明かされていないが、アンドレ・シャルランクラスの技師が関与したのは間違いがない。プロデュースは殆どRoland Douatte自らが行い、音楽性や音質は高品質に管理されている。その為カタログのタイトルは少ないものの、バロック作品を中心とした独自の企画で他のレーベルにはない優れた内容のLPを世に出していた。これはハイドンの5つある「2つのリラのための協奏曲」Hob.VIIhの全5曲をフルートとオーボエと管弦楽に編曲したもののVol.2である。楽器のリラは中世ヨーロッパで使われた撥弦楽器のみならず似た形状の弓で弾く擦弦楽器で、古代ギリシアの竪琴をルーツとする楽器である。古代ギリシアにおいて朗読会はリラで伴奏された。弦の数は時期によって異なり、4、7、10弦のものが愛好された。指または撥(バチ)で弦をつま弾く奏法である。ハイドンが想定した楽器はリラ・オルガニザータとされている。内部に小さなオルガンがあって、鍵盤を押さえることによって弦の長さを調節するだけではなくオルガンの管に空気が送りこまれる。想像しにくいが、弦楽器の胴体にオルガンが埋め込まれ、上部に付いた小さな鍵盤で発音する仕組みらしい。1786年頃の作曲でいずれもナポリ王のために作曲されたものである。ハイドンがロンドンを旅行したときに、これらの曲の演奏にはリラ・オルガニザータの代わりにフルートやオーボエを使用したことが文献から解かっている。その為ハイドンの「2つのリラのための協奏曲」は現在ではFl・Ob協奏曲として演奏されるのが通例になったようである。リラ・オルガニザータの実際の音はサーカスの手回しオルガンの音に近いらしい。LP時代にはフーゴ・ルーフという奏者が箱形の電動小型オルガンの一種で演奏し、1966年頃VOXから発売されたらしい。本物のリラ・オルガニザータを使った録音はLP時代には存在しない。この5曲は全て長調作品で明るく軽快なメロディーを持つ秀作である。フルートやオーボエ演奏ではハイドンの真意は伝わらないが、リラ・オルガニザータでの録音は不可能である為、曲の保存という点では意義のある録音だろう。音質は非常に良い!

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