商品コード:1337-050p[COLUMBIA] N.ミルシテイン(vn)/ ロシアVn曲集(Orch伴奏)/ラフマニノフ, ムソルグスキー, グラズノフ, チャイコフスキー 他
商品コード: 1337-050p
商品詳細:ラフマニノフのヴォカリーズから始まるオケ付のロシアVn作品集の決定盤の一つ。ロシア人ミルシテインにとって、得手とする分野だろう。1962年に録音され、1963年モノラルとステレオが同時発売(SAX 2563は高価)。指揮者のIrvingはバレエ指揮者として有名だが、ミルシテインとのカップリングは珍しい。ミルシテインのColumbia録音は、どれも名演揃いで駄作がない。特にB面いっぱいを使うピアノ伴奏用Vn曲「なつかしい土地の思い出」は3曲から成るが、全3曲、オケ編曲版で演奏。なかなか聴けない名演!オケのはミルシテインの英COLUMBIA盤では契約の関係で大抵伏せられるが、フィルハーモニアo.で間違いないと思われる。SAX 2563は10万円程度の高額盤になると思われる。モノラルの音質もよく希少である。ミルシテインは1961年頃の録音がCAPITOLでの最後となり、その後米国ANGELヘ移籍する。ANGELでの第1号LPはヴィヴァルディの協奏曲集またはベートーヴェン:Vn協奏曲(ラインスドルフ/フィルハーモニアo.)で何方も1962年には発売された。大半がロンドンで録音されたEMIグループ内共同制作ではないかと思われる。1968年頃までその形でANGELと英COLUMBIAの両方から発売された。1968年から1972年頃まで録音が無く、1973年になって突然DGGからメン/チャイのVn協奏曲が発売されDGGに移籍したことが判明する。ミルシテインの芸風は1950年代初期からあまり変化しないヴァイオリン奏者であったが、それでもANGELと英COLUMBIA時代はより洗練された演奏へと進化した。ANGELと英COLUMBIA時代を好まれる方も多いが、英COLUMBIA盤は高額で希少なのが難点である。
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