商品コード:1337-049n[COLUMBIA] H.v.カラヤン指揮/ ブルックナー:交響曲8番(ハース版)

[ 1337-049n ] Bruckner - Berliner Philharmoniker, Herbert Von Karajan – Symphony No 8 in C Minor


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商品コード: 1337-049n

作品名:ブルックナー:交響曲8番(ハース版)/--Allegro Moderato (C Minor)-- Scherzo (Allegro Moderato) and Trio (Poco Andante) (C Minor)-- | -- Adagio - Feierlich Langsam; Doch Nicht Schleppend (D Flat Major)--Finale (Solenne, Non Allegro) (C Minor)
演奏者:H.v.カラヤン指揮ベルリンpo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1586-7
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, バラ2枚セット, 2 single records set
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:第1面4時無音スレ, 第3面3時/5時に微かに17回感じるスレ, 第4面11時に微かに~極小40回程度出る1cmのスレ, 1時に微かに~極小3分程度断続する2cmの軽スレあり・影響は小さい
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---紺/金ツヤ音符段付×2, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド金字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33CX 1586/33CX 1587, Tax Code:なし, Rights Society:H記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:XRX 229-2N/XRX 230-2N・XRX 231-2N/XRX 232-3N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系ドイツ録音モノラル製造を示すXRX***で始まりレコード番号を含まない英国型専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス(3時):T/R・T/A, 再補助マトリクス(9時):1/1・12/12, 1950年代のスタンパーによる1958年頃の製造分, 紺/金音符中溝レーベル・フラット盤存在せず, 紺/金ツヤ音符段付レーベルの最初期分, 旧番号存在せず, これより古い英国レーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループCOLUMBIA系ドイツ音源の英COLUMBIA制作プレス, ノーマル・カップリング, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味)×2, 2時に灰ベース楕円♬ COLUMBIA, 表記されたジャケット番号:33CX 1586/33CX 1587, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, (P)(C)なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records Limited・ Hayes・Middlesex・England, 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., 旧番号存在せず, ホタテ貝ジャケットの最初期分, ステレオ存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1957年5月23日-25日ベルリン・グリューネヴァルト教会でのモノラル録音, 録音技師:Horst Lindner, プロデューサー:Walter Legge /Fritz Ganss, 英国では1958年E.M.I.Records Limited・ Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1586-7(バラ2枚・当装丁)にて初リリース, ステレオはSAX番号は未発売・1970年代にEMI:SXDW3024とClassics For Pleasureからリリースされた, ドイツでは同年独COLUMBIA:C 90 972-3/STC 90972-3(2枚組・白金輪音符レーベル・表面隆起の危険因子あり)にてモノラル/ステレオ同時発売, これは英国で発売された初年度リリース分オリジナル! EMI系でのブルックナーは4番(1970年ベルリン)/7番(1971年ベルリン)/8番(1957年ベルリン)の3曲のみ, その後DGGにベルリンフィルと1975~1981年に全曲録音を完成, 1944年にプロイセン(ベルリン)国立歌劇場管弦楽団を指揮した第2~4楽章(第1楽章)は無いらしい

商品詳細:英国では、当初モノラル33CXのみ発売。ステレオは独COL STC 90972-3(表面隆起の危険因子あり)のみというカラヤン/ベルリンpo.のドイツ録音。聴いてみると、凄い迫力に圧倒される。英国のオケとは少々空気の色合いが異なるのが解かる。この後、カラヤンはDGGへ移り、ベルリンpo.の常任になるが、それ以前から、このような形で接点が多かった。英国やウィーンとは別次元の色を持つベルリンpo.の魅力を知らしめる一枚。演奏は正攻法で端正。かなりダイナミズムが大きい録音。カラヤンはDGGに移った後の1975~1981年に全曲録音を初めて完成させた。それ以前にはEMI系に4/7/8番の3曲をベルリンpo.と録音している。8番はその後1988年ウィーンpo.ともデジタルで再録音しているが結局デジタル期以前の大半の曲はベルリンpo.とだけ録音している。ブルックナーはベルリンpo.という図式がカラヤンの中にあったようである。ベートーヴェンやブラームスは何度も全曲録音を行ったが、ブルックナーの全曲録音はDGGでの1回だけとなった。尚その全曲録音で最初の録音となったのは8番であった。少なくとも3回は録音した8番だが何れもハース版を使っている。ブルクックナーでは演奏家の意思は使用する版に表れるらしいが一貫してハース版を使い、はじめの2回はベルリンpo.を使った所にカラヤンの拘りが見てとれる。最も3回目のウィーンpo.については、S.マイヤー問題に手を焼いたカラヤンは次第にウィーンpo.との録音が増えていったという話があり、3回目は妥協の産物の可能性が高い。1957年といえばカラヤンは1955年からベルリンpo.の芸術監督に就任したにも関わらず、まだ完全にベルリンpo.を掌握出来ていなかった時期である。にも関わらず、この演奏はやりたいことがほぼ完成しているような印象を受ける。大胆なパンチはないがレガートさせた美しい演奏であり、カラヤン節がベルリンで始まった時期のようである。

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