商品コード:1337-041[COLUMBIA] C.M.ジュリーニ指揮/ ファリャ:三角帽子「第1・2組曲」, ラヴェル:道化師の朝の歌 他

[ 1337-041 ] Falla, Ravel, Philharmonia Orchestra, Carlo Maria Giulini – The Three-Cornered Hat / Daphnis Et Chloë Suite No. 2 / Alborada Del Gracioso



通常価格:¥ 4,950 税込

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商品コード: 1337-041

作品名:ファリャ:三角帽子「第1組曲」(全5曲), 三角帽子「第2組曲」(全3曲) | ラヴェル:ピアノ組曲「鏡」~第4曲「道化師の朝の歌」(管弦楽版), ダフニスとクロエ「第2組曲」(全3曲)
演奏者:C.M.ジュリーニ指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1694
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのモノラル・オリジナル】---紺/金ツヤ音符段付, 6時にMade in Gt Britain(ラウンド金文字), グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:33CX 1694, Tax Code:なし, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:XAX 1733-1N/XAX 1734-3S (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国録音モノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない英国専用スタンパー使用, 補助マトリクス(3時):O/P, 再補助マトリクス(9時):12/12, 1960年代のスタンパーによる1960年製造分, 旧番号存在せず, 紺/銀ツヤ音符中溝レーベル・フラット盤存在せず, 紺/金ツヤ音符段付レーベルのモノラル最初期分, これより古いモノラルレーベル存在せず, モノラル最古レーベル・最厚プレスである, ステレオ存在する(高額), RIAAカーヴである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティングマスター:不明, EMIグループCOLUMBIA系英国音源の英COLUMBIA製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのモノラル・オリジナル, original fir mono in UK.
ジャケット:【英国でのモノラル・オリジナル】---三方折返表厚紙, 1時に黒ベース楕円♬ COLUMBIA Long Playing 33 1/3 R.P.M .Record, 1時にmono, 表記されたジャケット番号:33CX 1694, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがモノラルは当ジャケットである), 製作: Columbia Long Playing 33 1/3 R.P.M. Record E.M.I.Records Limired. Hayes・Middlesex・England, , 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd, 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd., 英国でこれより古いモノラル・ジャケットは存在せず, 英国でのモノラル・オリジナル, original for mono in UK.
トピックス:【33CXは初入荷の希少タイトル】---ファリャ:1957年/ラヴェル:1959年6月4-10日ロンドン・キングズウェイ・ホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Douglas Larter, プロデューサー:Walter Legge, 1960年 Columbia Long Playing 33 1/3 R.P.M. Record E.M.I.Records Limired. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIAからモノラル:33CX 1694(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SAX 2341(B/S段付レーベル)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分モノラル・オリジナル, モノラルは当社初入荷の希少タイトル! ステレオは高額! 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1960年発売。カルロ・マリア・ジュリーニ( 1914- 2005)はイタリア出身の指揮者。世界的な名声と比べて、特定のポストに就いていた期間が短く、孤高の巨匠として知られる。サンタ・チェチーリア国立アカデミア管弦楽団のヴィオラ奏者として出発し、1946年 - ローマRAI交響楽団首席指揮者。1950年 - ミラノRAI交響楽団首席指揮者。1953年 - ミラノ・スカラ座の音楽監督となるも、1956年に辞任。1969年 - シカゴ交響楽団の首席客演指揮者。1973年 - ウィーン交響楽団の首席指揮者。と名だたる経歴を誇る指揮者である。しかしEMIで録音を始めた時期は少し遅い1956年頃で、丁度ミラノ・スカラ座の音楽監督を辞任した時期と重なる。ミラノ・スカラ座までのポストは全てイタリア国内であり、英国、フランスでのポストがないまま、米国シカゴ交響楽団の首席客演指揮者となった。英EMIには1970年頃まで録音があり、シカゴ交響楽団と前後してEMIからDGGに移籍した。カンテッリを筆頭にイアリア人指揮者が多く活躍したEMIでは多くの録音を行ったが、クレンペラーのような中心的指揮者という立場は得られず、万年客演指揮者のような不安定な立場であった点は否めない。だからこそシカゴ交響楽団の首席客演指揮者はジュリーニにとっては魅力であり、英国を去っても良かったのだろう。EMIでの約13-4年間で、ジュリーニはクレンペラーがやらないような完全なメジャー路線から外れた作品が多数になった点は事実だろう。しかし王道は取れずとも、名バイ・プレーヤーのような良い仕事をし世界中に多くのファンを作ったのも事実である。ここに収録のファリャ/ラベルもクレンペラーが手を出さなかった作品である。ジュリーニの特徴はクレンペラーにはない細やかな技が駆使できた点だろう。そしてイタリア人らしく程度に歌う点である。クレンペラーは雄大であるが本質は冷徹であり、音楽を愉しむという姿勢において二人は全く異なる。ゆえにEMIは2人に合う曲をしっかり振り分けたのではないかと考えられる。1番手指揮者、2番手指揮者、という立場は歴然とあったはずだが、むしろ指揮者としての個性で曲を分けたというのが正しい見方ではないだろか。この2曲はクレンペラーがやったとしても面白くも楽しくもならない曲である点は明らかである。EMIはしっかり指揮者の個性を掴んだ上で運営していた大手レーベルであろう。その為に性質の異なる指揮者を複数抱えていた訳である。小さなレーベルはその点でグローバルな展開が厳しかったと思われる。

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