商品コード:1337-037[COLUMBIA] O.クレンペラー指揮/ ブラームス:交響曲4番
商品コード: 1337-037
商品詳細:冒頭からずしりと重いクレンペラーの空気が立ち込める。1956-7年にブラームスの交響曲全曲録音を行った。特有の遅いテンポで穏やかな音が、濃厚な色に拍車をかける。ブラームスらしさを感じる色彩だ。クレンペラーはこういった音楽がやはり得意なのだろう。クレンペラーらしさのよく出た代表作だ。ステレオが人気だが、モノラルの音は自然でふっくらしたオケの音、つまり豊かさを優先している。ステレオとはまた異なる良さがある。ベートーヴェンに比べプレスが少ない。聴くほどに味わいを増す力強いモノラルの底力を思い知る。カラヤンと並び英国COLUMBIAの重鎮的指揮者であり、早くCOLUMBIAを去ったカラヤンの後を引き継ぎ、1954年(69歳)からフィルハーモニア管弦楽団とレコーディングを開始した。クレンペラーは英COLUMBIAから多くのレコードをリリース。これにより、忘れられていた彼の名は広く知れ渡り、巨匠として世界的な名声を得ることになる。そして1959年8月に、クレンペラーはレッグと終身のレコード録音契約を結ぶと共にフィルハーモニア管弦楽団初の常任指揮者の座に就いた。そして亡くなる1973年までその座にあった。1950年代中期はクレンペラーの気力も充満していた時期で、ブラームスの交響曲全曲録音と重なり、これらはクレンペラーの代表作として今後も人気を保つだろう。但し英国、フランスのステレオ初期プレスはさすがに高額である。是非モノラルの豊かな音場を味わっていただきたい。ステレオはそのあとでも十分に間に合う。クレンペラー/フィルハーモニアo.は1956-7年に交響曲全4曲を録音した。ステレオは高額となる。
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