商品コード:1338-049[VSM] E.クルツ指揮/ ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1947年版)
商品コード: 1338-049
商品詳細:1957年モノラルのみの発売。指揮者エフレム・クルツ(1900- 1995)はロシア帝国のサンクトペテルブルク生まれ。ユダヤ系とういこともあり、早くから西側へ出た。1955年から1957年まで、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者を務め、ジョン・プリッチャードと共に活躍した。後に数多くの客演指揮者の職務をこなし、1966年に初めてロシアに再入国した折には、レニングラードやモスクワでもオーケストラの指揮を執った。その後はフリーとなる。1960年代後半に来日し、日本フィルハーモニー交響楽団を、1977年には読売日本交響楽団を指揮した。長身で、指揮台を使わずに指揮をする。ロシア・バレエ団との深い繋がりから、一般にバレエ指揮者とみなされており、レパートリーや録音の中心はバレエ音楽で占められた。 バレエ曲の草分け的存在として知られることとなる。しかもロシア物とくれば、いかなカラヤンも敵わない。ロシア革命によって長年ソ連楽壇との交流がなかったにも関わらず、ハチャトゥリアンやカバレフスキーのバレエ音楽の指揮者として知られていた。リムスキー=コルサコフのオペラや、プロコフィエフとショスタコーヴィチの交響曲も得意のレパートリーであった。バレエ音楽のスペシャリストと考えて間違いない。ロシア・バレエ団との繋がりから、バレエ曲の演奏経験が豊富であり、バレエ曲に関しては超人的腕を持つ。妻は米国人フルート奏者のエレイン・シェーファー。この録音は、モノラル録音ながら、なかなかの迫力。ペトルーシュカは1911年にバレエ・リュスのために作曲したバレエ音楽。ロシア版のピノキオといえる。親しみやすい華やかな名曲。パリでロシア・バレエ団により初演された!1911年版(4管編成)と1947年版(3管編成)の2つの版がある。ここでは1947年版で演奏される。フランス盤は初入荷!
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