商品コード:1338-045[VSM] G.シフラ(pf)/ チャイコフスキー:Pf協奏曲1番

[ 1338-045 ] Tchaikovsky / Gyorgy Cziffra, André Vandernoot, Philharmonia Orchestra – Tchaikovsky Concerto N°1 Pour Piano (2ème Version)


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商品コード: 1338-045

作品名:チャイコフスキー:Pf協奏曲1番Op.23/--第1楽章 Allegro Non Troppo E Molto Maestoso; Allegro Con Spirito-- | --第2楽章 Andante Simplice Prestissimo; Tempo I --第3楽章 Allegro Con Fuoco
演奏者:G.シフラ(pf)A.ヴァンデルノート指揮フィルハーモニアo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ASDF 610
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面2時にヘアラインあり微かに~極小で4分程度感じる→6
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・再版】---赤白SCニッパー段なし大STÉRÉO, 12時にMade in France(外周ラウンド白文字), 表記されたレコード番号:ASDF 610, Price Code:Ⓐ, :Rights Society:記載なし, (P)なし, スタンパー/マトリクス:2YEA 192-5/2YEA 193-10(ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMI系グループの英国録音・ステレオ製造を示す2YEA***で始まりレコード番号を含まない英国型のフランス専用スタンパー使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパ・M6 237861/M6 203788, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, カッティング担当:不明, 2種並存のPathéプレス, 1960年代製造のスタンパーによる1966年頃製造分, 旧番号存在する, 旧番号に銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル存在する, 当番号にも銀大ニッパー段付/赤白SCニッパー大STÉRÉO段付レーベルが存在する可能性が高い, これより古いステレオレーベル存在する, ステレオの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループ・英国音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, カッティングマスター:不明, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou.., フランスでのステレオ・再版(第3~4版と思われる), re issue for stereo
ジャケット:【フランスでのステレオ・再版】---棒付薄手ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), 1時に小型金ステレオシール付き(棒にもあり), 6時方向に地色ベース楕円ニッパーマーク La Voix De Son Maître, 裏文字あり・リブレット存在せず, 表記されたジャケット番号:ASDF 610, Price Code:Série de Luxe(記載なし) , 内ジャケに窓なし(窓付き存在せず), 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), ⓅⒸなし, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットではない・旧タイプあり, 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:IDN - Made in France "Luxétui" - Breveté S.G.D.G., 旧番号存在する, ジュベール工房のデザイン, 旧番号に表コートペラ・金丸ステレオシール付ジャケット存在する, これより古いジャケット存在する, 棒付厚手ボードジャケットは存在しないと思われる, フランスでのステレオ再版, re issue for stereo in Fr.
トピックス:1958年9月ロンドン・キングスウェイホールでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1959年The Gramophone Co. Ltd.によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:ALP 1718・FALP 477/ASD 315(W/Gレーベル)にて初リリース, フランスでは1960年頃La Voix De Son Maître:FALP 610/ASDF 120(銀大ニッパー段付大STÉRÉOレーベル・表コートペラ・金丸ステレオシール付ジャケット入)にて初リリース→ステレオのみ1966年頃ASDF 610(赤白SCニッパーでは大stéréo段なしレーベル)の当装丁(当アイテム)→CVA 610→CVB 1610→C 065-10592--と大まかに変遷する, これはフランスでのステレオ再版につき安価とした, ASDF 610には銀大ニッパーと赤白SCニッパー大STÉRÉO段付レーベルなど種類が存在する, ASDF番号だが安価とした・但し音質は非常に良い・ステレオ・オーディオファイルプレス, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1958年9月のロンドン録音。仏プレスは一回刷りですぐ番号を変更。フィルハーモニアo.も素晴らしいが、本当はパリ音楽院を振って欲しかった。英国のオケだが、それでもヴァンデルノートは持てる個性を出す努力をしているようだ。当然、フィルハーモニアo.はフランスのオケと違って、誰が振ろうが端正な造形は変わらない。それより、シフラが意外にも自由に弾いている。グリーグ/リスト同様、組んだ2人の間に信頼関係がしっかりあるようだ。ジュベール工房のジャケが美しい!ジョルジュ・シフラ(1921-1994)ほど激動の人生を歩んだピアニストもいない。ジプシーの家系に生まれ、5歳のシフラは、サ―カスで観客から旋律をもらって、毎日30分即興演奏をし、出演料をもらった。これが彼が聴衆の前で最初に演奏した経験だったという。第二次大戦では砲弾の爆発によって片耳の聴力を失い捕虜となる。終戦後はバーやナイトクラブで即興演奏をして生活費を稼いだ。ウィーンでタートライ弦楽四重奏団の代役として行ったリサイタルが大成功、無名だったシフラの名は知れた。1956年、パテ社のプロデューサーとともにパリに着いたシフラは、パリではツィピーヌ指揮コロンヌ管弦楽団とリストのピアノ協奏曲第1番を弾き、一夜にしてスターとなった。そこからはパテ社の希望通りの録音を次々とこなし、トップの座を持つピアニストへと上り詰め、レコードの売れ行きは素晴らしく、パテ社は彼にパリ郊外に買った家と車2台を買い与えた。代金は、数ヶ月で返してしまえるほどだったという。リストに代表される超絶技巧曲から小品まで全てをこなせる幅広い技術を身に着けていたシフラは万人を魅了した。チャイコフスキー:Pf協奏曲のような大作もシフラにとってはお手の物だった。サーカスで培ったエンターテイメントは体に沁みついており、メジャー作品にも能力を発揮した。この録音は時期も良く、EMIではベスト・セラーLPとして世界を席巻した録音である。指揮のアンドレ・ヴァンデルノート(1927 - 1991)も売り出したばかりの当時新人指揮者であるが、EMIと契約して続々と録音を進めていた時期である。勢いに乗った2人の音楽家が作る演奏にはパワーと品位が感じられる。録音の多い曲だが、ステレオ・オーディオファイルプレスとして世界的人気は高い。

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