商品コード:1338-044[VSM] A.クリュイタンス指揮/ ベートーヴェン:交響曲3番「英雄」(1949)

[ 1338-044 ] Beethoven, André Cluytens, Orchestre Philharmonique De Berlin – Symphonie N°3 En Mi Bémol Majeur "Héroique"


通常価格:¥ 88,000 税込

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商品コード: 1338-044

作品名:ベートーヴェン:交響曲3番Op.55「英雄」(1949)/-- 1.Allegro Con Brio--2.Marcia Funèbre: Adagio Assai-- | --3.Scherzo: Allegro Vivace; Trio--4. Finale: Allegro Molto; Poco Andante; Presto
演奏者:A.クリュイタンス指揮ベルリンpo.
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:ASDF 110
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:S
キズ情報:A面12時に極小7回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---銀大ニッパー段付大STÉRÉO, 9時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, グルーヴガード厚手, 表記されたレコード番号:ASDF 110 , Price Code:Ⓐ, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:2XRA 1538 21/2XRA 1539 21C (ストレート小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ・ドイツ録音のステレオ製造を示す2XRA***で始まりレコード番号を含まないフランス型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:ストレートMスタンパ・M6 194872/M6 197131, 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, カッティング担当:不明, ストレート・タイプ2種並存のPathéプレス, 1960年代製造のスタンパーによる1960年頃製造分, 旧番号存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, ステレオの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在する, RIAAカーヴである, EMIグループ・ドイツ音源のLa Voix De Son Maître製作Pathéプレス, カッティングマスター:不明, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou.., フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), 長方形金ステレオシール付き(両面にあり), 裏文字あり・リブレットは存在せず, 背文字:あり(棒上に金色押型・黒クロス紙背景), 内ジャケ窓なし(窓付存在せず), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがステレオは当ジャッケットである), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Paris, 印刷:Imprimé Mercure Editeur. Paris, ジュベール工房のデザイン, ペラジャケット存在せず, これより古いステレオ・ジャケット存在せず, フランスでのステレオ・オリジナル, original for stereo in Fr.
トピックス:【入荷2度目の希少番号!】---1958年12月ベルリン・グリューネヴァルト教会でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, EMIグループ内におけるフランス=ドイツの共同制作録音, フランスでは1960年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:FALP 606/ASDF 110(当装丁)にて初リリース→1964年頃ASDF 606(赤白SCニッパー段なしレーベル・棒付厚手ボード・ジャッケット入り)→CVA 606---と変遷する, これはフランスでの初年度リリース分ステレオ・オリジナル, 当社入荷2度目の希少番号, 英国では1972年 Classics For Pleasure:CFP 203→CFP 40076にて初リリース・ALP/ASD/SXLPは存在しない, ドイツではElectrola:WCLP 586(現物存在するか不明)→E 80457・ステレオ:STE 80457(危険因子含む), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★+

商品詳細:ベルリンpo.初の一人全集。1954年ベルリンpo.を支配していたフルトヴェングラーが亡くなるとすぐ、カラヤンが終身指揮者に任命された。しかしフルトヴェングラーに育てられた団員達はまったく毛色の異なるカラヤンをボスと認めただろうか?そのあたりにカラヤンではなく第3者的立場のクリュイタンスの名が上がったのでは?時期が良い、まだカラヤン色に染まる前のベルリンpo.を驚く程の自分色に染める。最初の一音の度肝を抜く音、速足のテンポ、これぞクリュイタンスの面目躍如! クリュイタンスのベートーヴェン交響曲は英国神話が成立しない領域である。フランス人指揮者がドイツで行った録音ではHis Master's Voiceに意欲が湧かないのも理解できるが、当時耳のある関係者がHis Master's Voiceにいたならどれほどに素晴らしい演奏か気が付くはずである。天下のEMIグループが見逃したとは歴史的に見れば大きなビジネスチャンスを失ったことになる。シューリヒトのベートヴェン全集もHis Master's VoiceにはALP盤が存在しないことを考えると、クリュイタンス、シューリヒトという2大指揮者の名演を放置した英国最大手レーベルに面目はあるのだろうか?フルトヴェングラーだけあれば良しとしたのだろうか?1957-1960年のA.クリュイタンス指揮ベルリンpo.による全曲録音の一つである。カラヤンは1955年の時点でベルリンpo.の音楽監督に就任していたが、まだまだ自身の指揮でベートーヴェンの交響曲全集の録音には着手出来ずにいた。フルトヴェングラー以外を認めない古株の団員が大半を占めていたからだろう。そこでELECTROLAは一計を案じ、ベルリンpo.とは全く関係はないが世界的指揮者であるフランスのクリュイタンスを招き、ベルリンpo.初の一人指揮者によるベートーヴェンの交響曲全集を計画した。団員たちを、もうこの世にいない君主を崇める夢から起こす狙いがあったのだろう。この作戦は上手くいき、歴史的にも大変素晴らしいベートーヴェンの交響曲全集が出来上がった。カラヤンはこの録音のあと、1961-2年に初めて自分の指揮でベートーヴェンの交響曲全集を録音することが出来た。中でも3番のようなメジャー作品といえどもステレオはプレスが少なく希少! ドイツ盤のステレオは表面隆起の危険因子を含むプレスの為、できればドイツ盤は避けた方が良い。ASDF盤は高額となるが仕方がない。

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