商品コード:1338-038n[ETERNA] C.ウーセ(pf) / ドビュッシー:ピアノのために, 金色の魚 他
商品コード: 1338-038n
商品詳細:フランス人女性ピアニスト、セシル・ウーセ。ETERNAには2枚のフランス物(ラヴェル/ドビュッシー)がある。これはそのうちの一枚、ドビュッシー。初出は'69年長ステレオ。音質は立ち上がりの鋭いリアルなもの。A面頭から凄い勢いで飛ばすPfにびっくりする。ETERNAとしては珍しいフランス物だが、フランス人ウーセは全く見事に弾いていて、果たして'67年という時期、これだけの演奏が他に幾つあったのかと思った。極めてレア!当時の東欧の人々がフランス音楽に触れた驚きが目に浮かぶようだ。圧倒的ピアノ録音!! 大満足!セシル・ウーセ(1936-)はフランス、タルブの生まれ。5歳で最初のリサイタルを開き、その後10歳でパリ音楽院に入学。マルセル・シャンピに師事し、14歳で首席で卒業する。数々のコンクールに参加し、受賞した(ロン=ティボー国際コンクール入賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール4位入賞、ボルツァーノ・ブゾーニ国際ピアノコンクール入賞、ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクール優勝などその経歴は素晴らしい)。録音にも熱心に取り組んできた。鮮やかな技巧と節度ある音楽性の融合した明晰な演奏はいずれも素晴らしいもので、モーツァルト、メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、グリーグ、チャイコフスキー、ドビュッシー、ラフマニノフ、ラヴェル、プロコフィエフ、ガーシュウィン、プーランクなどレパートリーの広さでも知られる。また、クルト・マズアやネヴィル・マリナー、サイモン・ラトルなどの著名な指揮者と共演した。ブラームス《ピアノ協奏曲 第2番》の録音は、グランプリ・デュ・ディスク賞に輝いた。リーズ国際ピアノ・コンクールやルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール、ブレーメン国際音楽コンクールの審査員を務めた。2006年に背骨に関係する健康不安を理由に演奏活動から引退した。ウーセがどのような理由から東独に赴き、ETERNAに録音することになったのか全く不明。ウーセは勿論、西側のレーベルにも数多くの録音があるが、このETERNA録音は特別に凄みを感じる。再販でも凄い(ステレオ・オーディオファイルプレス)!
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