商品コード:1338-011p[HMV] L.グーセンス(ob) Y.メニューイン(vn)指揮 他/ バッハ:Vn・Ob協奏曲B.1060, ヴィヴァルディ, ヘンデル
商品コード: 1338-011p
商品詳細:バッハのVn・Ob協奏曲 ニ短調 B.1060は通常2台のチェンバロのための協奏曲第1番 ハ短調 B.1060で演奏される曲である。但し原曲はオーボエ、ヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ハ短調であることが確定されており、1950年代から既にVn・Ob協奏曲として演奏されてきた。但しここでは調性が ニ短調 で演奏されている。また現在復元曲にはBMV番号の最後にアルファベットを付ける決まりがあり、正しくはB.1060Rとなる。メニューインのVnとグーセンスのobで演奏される。A面2曲目のヴィヴァルディのOp.3-10は12曲からなる合奏協奏曲集「調和の霊感」Op.3~第10曲の4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ロ短調 Rv.580である。バッハはこの曲を編曲して「4台のチェンバロのための協奏曲 イ短調 BWV 1065」としている。第1楽章は4本のヴァイオリンがソロ・パートを次々と交代していく形式である。第2楽章はラルゴ。終止形はロ短調ではない。第3楽章も第1楽章と同様の特徴を持つ。「調和の霊感」は曲ごとに多様な形式の協奏曲集である。B面のヘンデル:3つのオーボエ協奏曲は編曲ではなくオリジナル作品であり、オーボエ協奏曲はこの3曲で全てである。但し第2番 変ロ長調の異稿が存在し、組曲 ヘ長調HWV.302bで知られる。B面にはメニューインは参加せず、ソロはグーセンスのオーボエだけである。このLPでメニューインは指揮者も兼ねており、A面2曲には参加こそしているがメインではない。バース祝祭室内o.を振った初期録音でメニューインはソロよりは指揮に注力している。バース祝祭室内o.の指揮者として素晴らしい指揮を行っていたことを評価すべきである。
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