商品コード:1339-051[HMV‎] J.ハイフェッツ(vn)/ ブルッフ:Vn協奏曲2番, ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲2番

[ 1339-051 ] Bruch, Wieniawski, Jascha Heifetz And The RCA Victor Symphony Orchestra Conducted By Izler Solomon


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商品コード: 1339-051

作品名:ブルッフ:Vn協奏曲2番Op.44 | ヴィエニャフスキ:Vn協奏曲2番Op.22
演奏者:J.ハイフェッツ(vn)I.ソロモン指揮RCAビクターso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:ALP 1362
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 四方にテープ剥がれ跡あり(べた付きはない), 軽度の剥がれあり、背文字消えあり
キズ情報:B面12時に微かに4回出る極小凸と極小4回出る極小凸あり→7
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:F2-RP -3551-1N/F2-RP -3553-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループ米RCA録音モノラル製造を示すF2-RP -***で始まりレコード番号を含まない米国型英国専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):G/G, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1950年代スタンパーによる1956年頃製造分, 金大ニッパー中溝レーベル・フラット盤存在せず, 金大ニッパー段付レーベルの最初期分, これより古いレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, これより古い3時は存在せず(G/Gが最古), カッティング担当:不明, ステレオ存在せず , RIAAカーヴである, EMIグループ米RCA音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面紙ペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), センター下にクリーム色ベース□ ニッパーマーク枠下にHis Master's Voice Long Playing 33 1/3 R.P.M. Record, 表記されたジャケット番号:ALP 1362, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・白背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, 印刷:Mardon Packaging International Ltd , 旧番号存在せず, ラウンド折返両面紙ペラ・ホタテ貝ジャケットの最初期分, これより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:【英国盤は入荷2度目の希少タイトル!】---ブルッフ:1954年11月2日/ヴィエニャフスキ:1954年11月5日ハリウッド・リパブリック・スタジオ・サウンド・ステージ9でのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1956年Radio Corporation Of America によりコピーライト登録・同年米RCA:LM 1931(アズキ/銀SD中溝レーベル・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1956年His Master's Voice:ALP 1362(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 英国盤は当社入荷2度目の希少タイトル! ブルッフ1番は1951年5月18日M.サージェント指揮ロンドンso.で録音あり

商品詳細:作曲家、マックス・ブルッフ(1838- 1920)はドイツ・ケルン生まれのドイツ人。民族音楽への興味が深く、特に北欧やスコットランドの民謡に造詣が深かった。実際1881年2月にはリヴァプール・フィルと演奏を行っている。ブルッフのヴァイオリン協奏曲といえば1864年作の1番がメジャーであり、頻繁に演奏される曲はその1番である。その10年後の1874年「ヴァイオリン協奏曲第2番」の作曲を計画しているがこれは第1楽章を完成させた時点で断念し、「ロマンス」Op.42として発表している。その前後からブルッフは、共演や「ロマンス」の楽譜の提供などを通じてパブロ・デ・サラサーテとの親交を深めていた。それが契機となり、未完のままであった「ヴァイオリン協奏曲第2番」を1877年に完成、サラサーテに献呈し、初演もサラサーテと自身の指揮で同年11月ロンドンにて行われた。ヴァイオリン協奏曲第1番が広く知られているのに対し、この2番は今日でもあまり演奏される機会は多くない。これは出版社が、総譜とパート譜を購入した演奏者にのみ公開演奏を認めるという制約を課したことによるもので、また初演当時、前年に発表されたヨハネス・ブラームスの交響曲第1番のセンセーションが尾を引いていたことも影響したことが原因とされる。この作品にはブルッフがサラサーテから聞いたカルリスタ戦争の戦禍が影響しているという。その見解によると、第1楽章は「死体の散らばる戦場で、一人の女性が恋人を探している」情景と「葬送の行列」、第3楽章では「騎兵の連隊の祝宴」が表現されている。テーマが暗く、劇的な表現が目立つ難曲である点も録音が少ない要因であろう。1920年にブルッフが亡くなると演奏機会も減り(1935年にはユダヤ系と勘違いされナチスが演奏禁止にしている)、20世紀前半にはほとんど姿を消してしまった。ところが、1947年、名ヴァイオリニストであるヤッシャ・ハイフェッツによってもう一つのVn作品である「スコットランド幻想曲」が初めてSPにて録音された。スタインバーグ指揮RCAビクターo.によるDECCA録音。この時からハイフェッツは特にブルッフを盛んに取り上げるようになる。録音の少ないヴァイオリン協奏曲第2番も1954年に録音されRCAから発売された。テーマとは裏腹に美しいメロディーの溢れる名作である。B面ヴィエニャフスキのヴァイオリン協奏曲第2番は1862年作・初演の曲で、親友のパブロ・デ・サラサーテへ献呈された。ロマン派音楽の代表的なヴァイオリン協奏曲の一つである。こちらも1954年のモノラル録音で、ハイフェッツの黄金時代の終わり頃であり、まだまだ十分にロマンテック表情がタップリ聴ける時期である。流石に上手さは抜群で、弾き飛ばしなどは皆無。じっくりと物語り風に聴かせるソロには脱帽しかない。米国盤では印象が異なるだろう。指揮者のアイズラー・ソロモン( 1910 - 1987)は米国ミネソタ州セントポールの生まれ。1936年にはイリノイ交響楽団の指揮者を務め、1941年にはコロンバス・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に転出。1956年にインディアナポリス交響楽団の首席指揮者に就任したが、1976年に脳卒中に倒れて引退を余儀なくされた。

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