商品コード:1339-040[VSM] S.プロコフィエフ(pf)/ プロコフィエフ:自作自演集/Pf協奏曲3番 他
商品コード: 1339-040
商品詳細:プロコフィエフの自作自演。Pf協3番が1932年ロンドン、B面の17曲のソロ小品は1935/37年パリ録音。1937年にSP発売され、1957年パテ社にてこの1枚にLP復刻された。初LPだけに音質は充分過ぎる良さ。当時の空気感がしっかり入っている。協奏曲3番は1921年作、同年シカゴで本人とF.ストック/シカゴso.で初演。ピアニストだけあって演奏はさすがの一言。ギーゼキングの数段上をいく技巧と表現力を持つ。ソロに関してはこれ以外を聴いてもピンとこないかも!セルゲイ・プロコフィエフ(1891- 1953)は帝政期のロシア(現ウクライナ東部・ドネツィク州)生まれの近代に分類される作曲家。20世紀の大作曲家の一人であると認知されている。作曲家として名声を得る以前はピアニスト、指揮者として生計を立てた。ピアニストとしての腕前もプロ級であったと言われる。今日では、プロコフィエフは20世紀の音楽家の中でも最も人気のある作曲家であると言っても差し支えない。彼のオペラ、バレエ、室内楽曲、ピアノ曲は世界中の主要なコンサートホールで日頃より取り上げられており、管弦楽曲一つをとってもアメリカではリヒャルト・シュトラウスを除く過去100年のどの作曲家の作品より頻繁に演奏されているのである。生まれ故郷のドネツク州では、ドネツク国際空港が「セルゲイ・プロコフィエフ国際空港」に改称した。1935年時点で44歳であり、ピアニストとしては当時でも凄腕であったことがこの録音から窺える。特に小品に関しては音質も素晴らしく良く、詩情溢れる演奏の自作が、大いなる説得力を持って響く。近代の技巧派ピアニストによる演奏もそれなりの迫力があるものの、難解さが全面に出てしまう傾向があるが、自演に関しては何とも味わい深い演奏であり、この演奏を超えることは何人にも不可能ではないかと思ってしまう。
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