商品コード:1339-015pb[VOX] I.ヘブラー(pf)/ モーツァルト:Pf協奏曲6番K.238, 8番K.246

[ 1339-015pb ] Mozart ‎– Ingrid Haebler Heinrich Hollreiser


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商品コード: 1339-015pb

作品名:モーツァルト:Pf協奏曲6番K.238 | Pf協奏曲8番K.246
演奏者:I.ヘブラー(pf)H.ホルライザー指揮ウィーン・プロ・ムジカo.(実際はウィーンso.)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:VOX
レコード番号:PL 9290
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【米国での第2版】---黒/銀浅中溝, 6時にMade in U.S.A. Ultra High Fidelity, Price Code:なし, (P)なし, Rights Society:記載なし, スタンパー/マトリクス:XTV 23231-1A/XTV 23232-1C (ストレート小文字スタンパー・米COLUMBIAタイプ), 米COLUMBIAへのモノラル委託製造を示すXTV***で始まりレコード番号を含まない米国型米国専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, カッティング担当:米COLUMBIA, 1950年代のスタンパーを使った1958年頃製造分, フラット盤存在する, 米国でこれより古いレーベル存在する, 米国での最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在するか不明, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, VOX音源の米VOX製作米COLUMBIAプレス, 工場:米COLUMBIA, 米国での第2版, 2nd issue in U.S.A.
ジャケット:【米国でのオリジナル】---厚紙, 表記されたジャケット番号:PL 9290, Price Code:なし, 背文字:あり(白色・黒背景), 裏年号:なし, (P)1955(C)なし, 当社入荷記録で最古の裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが米国では当ジャケットである), 製作:Vox Productions Inc., 印刷:記載なし・米国製, 米国でのオリジナル, original in U.S.A.
トピックス:1954年頃ウィーンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 米国では1955年Vox Productions Inc.によりコピーライト登録・同年米VOX:PL 9290(黒/銀浅中溝レーベル・フラット盤)にて初リリース→1958年頃同一番号(同一レーベル・グルーヴガード厚手盤)に変更, フランスでは1956年PL 9290(クリーム/濃緑内溝)にて初リリース, 英国では英VOX:PL 9290(黒/銀F), ドイツではORBIS:CX 11600にて初リリース, ヘブラーのVOX時代は5・6・8・12・13・15・17・18・19・20・23・24・26・27番・ロンドK.382の14+1曲の計15曲, 素晴らしい内容!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★+

商品詳細:イングリット・ヘブラー(1929-2023)はオーストリア・ウィーン生まれの女性ピアニスト。10歳までポーランドで過ごし、その間にピアノを学ぶ。第二次世界大戦の勃発によってザルツブルクに移住、同地のモーツァルテウム音楽院に入学する。音楽院ではハインツ・ショルツに師事した。1949年にモーツァルテウム音楽院を卒業後、ウィーン音楽院に入学し、パウル・ヴァインガルテンに師事、その後ジュネーヴ音楽院ではニキタ・マガロフに、パリではマルグリット・ロンに師事して、これらの人々から多様な音楽性を吸収するなど研鑚を積む。1952年と1953年のジュネーヴ国際音楽コンクールで第2位を獲得し、1954年のミュンヘン国際音楽コンクールでは1位に入賞し、ウィーン国際シューベルト・コンクールでも第1位となった。同年ザルツブルク音楽祭に初めて出演し、モーツァルトのピアノ協奏曲第12番を弾いて正式にデビューを果たす。デビュー後、国際的な演奏活動を開始し、ウィーンの古典派音楽をはじめ、シューマン、ショパン、ドビュッシーなども得意として活躍し、特に気品に満ちたモーツァルトの演奏で高い評価を獲得している。1966年以来、数多く来日して日本にもファンの多いクラシック演奏家の一人である。当初からモーツァルト弾きを標榜して来た。録音の多いヘブラーはPHILIPSの若手女性奏者として多くのファンに長年親しまれた記憶が大きいだろう。しかしヘブラーは20歳代半ばでVOXと契約し、かなりの録音を残している。当時のVOXにはノヴァエスという大物女性ピアニストが居たがショパン弾きであり、モーツァルト弾きがいなかったことからヘブラーはモーツァルト担当のような形で矢次早に録音をこなしていく。1959年頃までに14曲+ロンド1曲の協奏曲録音を行い、大半がモノラルでリリースされた。それらの欧米での評価は高く、モーツァルト弾きとしての名声を確立する。しかし日本にはモノラル文化が無かった為、長年VOX録音が注目されることは無かった。1960年代にPHILIPSに入れた協奏曲とソナタ全集だけが一人歩きしたのである。丁寧に慎重に弾いたPHILIPSの人気も高いが、VOX録音にはPHILIPS録音にはないパッションが溢れ、良い意味で感情を高ぶらせた演奏を聴くことができる。何よりVOX時代のモノラルの音が見事である。若さゆえの向こう見ずなくらい情熱を内に秘めた演奏は、青年モーツァルト本人をイメージさせてくれる。まだ聴いたことがない方には是非ともVOX時代の演奏をお勧めする。きっと満足していただける内容である。

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