商品コード:1339-007n[MELODIYA] S.フェインベルク(pf) / バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻(全24曲)B.846~869

[ 1339-007n ] Bach, Samuil Feinberg ‎– The Well-Tempered Clavier / Book Ⅰ B.846~869


通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1339-007n

作品名:バッハ:平均律クラヴィア曲集第1巻(全24曲)B.846~869/№ 1~№ 8 | № 9 ~№ 16 | № 17~№ 24
演奏者:S.フェインベルク(pf)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:Д 05268-73
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 簡易紙ケース入り3枚組, 3 single records set
評価/レコード:8/6 : 軽度な難
評価/ジャケット:B : 簡易タイプ, 色落ちあり
キズ情報:第2面1~3時極小~小10回出る溝スレ, 7時に小7+4回出る溝スレ, 8時冒頭に極小2回出る溝スレあり, 第4面4時に微かに数回出るシミあり
レーベルタイプ:【旧ソ連での第3版世代】---ピンク/黒DL内溝(ダブルレター), ▽33, グルーヴガード厚手, ГОСТ 5289-68, TУ-なし, Repertoire group:Вторая гр-1, Price Code:1-00, Год выпуска(発行年):なし, スタンパー/マトリクス:Д 05268 1-1 1/Д 05269 1-2 2---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・MELODIYA通常タイプ), 1960年代のスタンパーによる1968年頃の製造分, プレ・メロディア中期レーベル存在する(1959年分), プレ・メロディア後期レーベル存在する(1960年代前期分), これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレス世代ではない, ГОСТがあればГОСТ 5289-56が最初(当盤ではない), 更に古いマトリクス存在する, ステレオ存在せず, RIIAAカーヴである(プレ・メロディア中期レーベルはそうではない), 露語表記・国内仕様, MELODIYA音源のMELODIYA製作プレス, モスクワ・アプレレフカ「Aprelevsky」アプリラフスキー工場製作, モスクワ・アプレレフカ, ノーマル・カップリング(オートマチック・カップリングも存在する), 第3版世代, 3rd issue generation
ジャケット:【旧ソ連での再版世代】---簡易紙ケース(モスクワ・オールユニオン), ペラリブレット付き, 表記されたジャケット番号:Д 05268-73, Price Code:なし., 背文字:なし(簡易にはほぼない), 露語表記・国内仕様, (C)なし, ジャケット裏年号:Apt. なし Зак.なし , 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись, 共通デザインのバラ3枚又は箱が存在する, これより古いジャケット存在する, これは第4版世代程度と思われる, re issue generation
トピックス:1958-59年モスクワでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1959年プレ・メロディア中期レーベルで初リリース, オートマチックカップリングとノーマルカップリングの2種同時発売, プレ・メロディア中期レーベルが初出でバラのため3枚(第1+第2巻の計6枚)揃うことは難しい, DLレーベル(1960年代後期から1970年代前期製造分)から箱で発売され全曲箱が存在する, プレ・メロディアレーベルで揃うことは近年殆どない, 平均律クラヴィア演奏史の中で特別な位置を占めるMELODIYA最初の全曲録音, 2回目はリヒテル(ERODISC録音)まで録音はない, フェインベルクはゴリデンヴェイゼル派とされているが一つの流派(フェインベルク派)のような扱いにすべきであるという声は研究者の間で多いらしい, この1968年頃製造のDLレーベルの箱入りは十分初期盤といえるが第3版世代となる, 今回ジャケットが簡易紙ケース入りにつき安価とした, DLレーベルなら音質も良い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ロシア・ピアニズムの重鎮フェインベルク( 1890-1962)はウクライナのオデッサ生まれである。1894年に家族とともにモスクワに移住、モスクワ音楽院でアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルにピアノを、作曲をニコライ・ジリアエフに師事。1922年には同音楽院教授に就任したゴリデンヴェイゼルの高弟である。当盤はフェインベルクの代表盤というのみならず、ロシア・ピアニズムの頂点に聳え立つ傑作。どこまで多声的になっても決して交錯することのない、彼特有の透明感のある音色は勿論のこと、バッハの構成美に直接掴み掛かるような超人的な演奏である。最初期プレスのプレ・メロディアに状態の良い物は殆ど無い。1911年にモスクワ音楽院の卒業演奏会で行った平均律クラヴィア曲集の演奏がセンセーションを巻き起こし、“バッハの権威"という名声を決定付けたと言われている。ロシアで初めて同曲集をレコーディングし、バッハ作品のピアノ編曲も数多く手掛けるなど、自身もその名声に背かぬ活動を行っていた。この全曲録音は1958-1959年にかけてのモノラル録音。美しい音色と自在な奏法を駆使して作品のポリフォニーを際立たせた個性的かつ魅力的な演奏で、作品を自らの血肉とした大家ならではの深い造詣を漂わせる。平均律クラヴィア録音の一つの頂点といって良い録音。市場に出ているレコードは大半が1970年前後のDLレーベルまたは1970年代中期~1980年頃までのSLレーベルでこれらは再版である。教育者としてヴィクトル・メルジャーノフ、ニーナ・エメリャノワ、ウラディーミル・ナタンソン、リュドミラ・ロシーナ、ジナイダ・イグナチエワ、ヴィクトル・ブーニンといったピアニストを輩出したほか、ピアニスト、作曲家、音楽学者として活躍。現在に至るまで脈々と受け継がれているロシアン・ピアニズムの原点ともいえる存在といって過言ではない。尚インターネットの多くの情報で1958~1961年録音となっているがこれは平均律以外の曲を含んだ年と思われる。レコード番号から1959年には発売されており矛盾する。また録音に3年もかけたとは演奏から考えにくい。よって当社では1958-9年録音が妥当と考える。

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