商品コード:1340-054b[PHILIPS] イタリアQt. / 弦楽四重奏曲/ドビュッシー, ラヴェル

[ 1340-054b ] Debussy, Ravel, Quartetto Italiano – Quatuors À Cordes


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商品コード: 1340-054b

作品名:ドビュッシー:弦楽四重奏曲Op.10 | ラヴェル:弦楽四重奏曲
演奏者:イタリアQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:PHILIPS
レコード番号:SAL 3643
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度の痛みあり・補修済
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---アズキ/銀3本線浅内溝, 外周2mmサークル溝あり, 枠内3時に33 1/3 STEREO ○○, グルーヴガード厚重量, Rights Society:BIEM, Ⓟ1966, 英語表記・英語圏流通分, スタンパー/マトリクス:AA 835 361 1Y 2 670 129/AA 835 361 2Y 1 670 136 C1 2 (ラウンド小文字スタンパー・PHILIPSタイプ), PHILIPS録音ステレオ製造を示すAA ***で始まりレコード番号と670を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:なし, 再補助マトリクス:なし, 英国での670の刻印は英国の関連部門でマスターが製作されたことを示す, 1960年代のスタンパーによる1966年頃製造分, 旧番号存在せず, アズキ/銀Hi-Fiステレオレーベル存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:不明, PHILIPS音源の英PHILIPS製作プレス, 工場:Phonodisc Ltd., 英国でのオリジナル, oroginal in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---表ツヤペラ, 11時にChamber-Music Series, 1時に地色ベースPHILIPSマーク, 表記されたジャケット番号:SAL 3643 下に835 361 AY, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリ-ム背景), ジャケット裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:Philips Electrical Limited London England., 印刷:記載なし・英国製, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, oroginal in UK.
トピックス:1965年8月 スイス・ラ・ショー・ド・フォン・サル・ド・ムジークでのステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1966年Philips Phonografische Industrie N.V.によりコピーライト登録・同年PHILIPS:835 361 LY(赤/銀3本線土手レーベル・三方開背灰布張ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1966年英PHILIPS:SAL 3643(アズキ/銀3本線浅内溝レーベル・表ツヤペラジャケット入り)の当装丁にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル!, フランスでは1966年仏PHILIPS:835 361 LY(赤白/銀4本線土手センターホール白レーベル・三方開両面厚紙背黒布張ジャケット入り)にて初リリース, ドビュッシーが3回目録音, ラヴェルが2回目録音になる, 内容は良い!英国盤は希少!演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ラヴェル/ドビュッシーという四重奏の組み合わせは多く、モノラル期より名盤は多い。パルナンQt.、レーヴェングートQt.等、ステレオ期に入って、モノラル期に無かった新鮮な解釈の演奏が出てきた。その代表的な一つに、このイタリアQt.がある。同じラテン系民族だけあって、作曲者の意図を理解しつつ、何とも美的でスタイリッシュな演奏を聴けるようになった。モノラル期の高価な名演も素晴らしいが、手頃な価格ながら、弦楽器の美しさを堪能できるこの盤はおすすめ。ステレオ期としてはレベルの高い演奏だろう。全体的に柔らかさがあり、しなやかでスタイリッシュ。このフランスの名曲2曲をあまり懐古的にならず現代の感覚で表現している、しかし強いメカニック性は感じない。逆に研ぎ澄まされた感性が冴える、ビギナーにもシニアにも納得だろう。ラヴェル/ドビュッシーの名演は目白押しだが、イタリアQt.がお好きな方にはこの演奏はイタリアQt.らしさが満載の大好きな演奏といえるだろう。アタックは極力行わず何処までもナイーブだが独自のテンポ感を持つ個性的な演奏は彼らだけのものだろう。イタリアQt.は彼らの長いキャリアの中でドビュッシーの弦楽四重奏曲ト短調Op.10を3回、ラヴェルの同ヘ長調を2回録音している。彼らのデビュー録音は1946年ミラノでのSPでのドビュッシーの弦楽四重奏曲だった(ドゥリアム・レコード)。ドビュッシーはその後1954年ミラノで、ラヴェルは1959年ミラノでモノラル録音されている。それらは英COLUMBIA:33CX 1155(ドビュッシー+ミヨー)/33CX 1727(ラヴェル+モーツァルト3番K156)という形で発売された。これがLPでの最後の録音である。英国COLUMBIAと聴き比べるのも面白い。変化の少ない団体ではあるがよく聴けば、後になるほどよく歌うようになり、表情は豊かになってゆく。その変化を楽しむことも室内楽の愉しみの一つだろう。

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