商品コード:1340-033n[ETERNA] O.スウィトナー指揮/ ドヴォルザーク:交響曲3番, フス教徒

[ 1340-033n ] Dvořák ‎– Sinfonie Nr. 3 Husitska Op. 67 Otmar Suitner, Staatskapelle Berlin ‎


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商品コード: 1340-033n

作品名:ドヴォルザーク:交響曲3番Op.10--1Allegro Moderate-- 2.Adagio Molto, Tempo Di Marcia-- | --3. Finale. Allegro Vivace, 劇的序曲「フス教徒」Op.67
演奏者:O.スウィトナー指揮ベルリンsk.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:827 292
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀, 2時に○○ST33, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:827 292-1A/827 292-2A (ラウンド小文字スタンパー・ETERNA通常タイプ), ETERNAステレオ製造を示す827***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:L80 W MT/L80 W MT, 再補助マトリクス:A1C1 E/A2 E, 再々補助マトリクス:あり(判別不能), 1980年11月/1980年11月製造のスタンパーによる1980年頃製造分, 旧番号存在せず, V字ステレオ存在せず, 黒/銀ツヤレーベル存在せず, ED前存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1A/2Aが最古), 更に古い補助マトリクスは存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, ETERNA音源のETERNA制作プレス, カッティング担当:イニシャル W MTは不明, 工場:VEB Deutsche Schallplatten Potsdam-Babelsberg, auguststr.45, オリジナル, original
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---両面紙ペラ, 表記されたジャケット番号:827 292, Price Code:12.10 M, 背文字:あり(黒色・白背景), ジャケ裏年号:Ag 511/01/81, 最古の年号:Ag 511/01/81(当ジャケットである・一致), 製作:VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDR, 印刷:VEB Gotha-Druck, ツヤジャケット存在せず, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:1978年/1979年東ベルリン・イェズス・クリストゥス教会スタジオにてステレオ録音, 録音技師:Horst Kunze(交響曲)/Claus Strüben(序曲), プロデューサー:Bernd Runge, 1981年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:827 292(当装丁)にて初リリース, 入荷の珍しい1枚, 1977-1981全集録音の一つ, 全て色違いの同一デザイン・ジャケットで揃う, ETERNAに箱は存在せず, バラのみ発売, O.スウィトナー指揮ベルリンsk.のコンプリート・シリーズの代表作, 使用楽譜:Verlag Supraphon .Prag, 序曲Op.67は演奏会用序曲で「フス教徒」という歌劇的な作品があるわけではない, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+, O.スウィトナー的美学で演奏されたドヴォルザークでスラヴ的ではなくスラヴ系指揮者のコピーではない

商品詳細:2010年1月に亡くなったスウィトナーと言えばモーツァルトやベートーヴェン等が注目されがちだが、このドヴォルザークも非常に彼の個性が生きた秀演だと思う。'77年8番を最初に、'81年7番が最後。全てSUPが用いた楽譜と同じチェコの楽譜を用いるが、スタイルは全く異なり、いわゆるスラヴ風ではない。スウィトナーがベルリンsk.の首席だった時代、技師はクンツェとシュトリューベン。ケルテスに対抗できる少ない演奏。ベルリンsk.を大胆に鳴らすも、迫力のみならず、適度な明るさと穏やかさがあって、初期作品が特に聴き応えあり。3番も良い。オトマール・スウィトナー(1922- 2010)は実は東独の人ではない。オーストリアのインスブルックの生まれ。ドイツ系の父とイタリア系の母を持つ。ウィーンでクレメンス・クラウスに師事する。当初西側の歌劇場の指揮者をしていたが1960年にドレスデン国立歌劇場(現・ザクセン州立歌劇場)、1964年ベルリン国立歌劇場の音楽監督に就任した頃から東ドイツに活動の軸足を移し、この国の2大国立歌劇場でオペラとコンサートの両面で活躍する。確かにドレスデンsk.の楽長を1960年 - 1964年に務めている。マタチッチとザンデルリングの間である。ただドレスデンsk.との録音は時代的にも僅かしかない。大半がベルリンsk.との録音。ベルリンskはドレスデンsk.同様ベルリン国立歌劇場の専属オケである。この時点でスウィトナーは東に拠点を移し、東に骨をうずめることを決意したと思われる。初来日は1971年で、NHK交響楽団を指揮し、日本でも知名度を上げていった。奇しくも1990年に東西ドイツの統一が成されるのと入れ替わるように、ベルリンのポストを辞任し引退に向かった。手兵のシュターツカペレ・ベルリンと録音したベートーヴェンの交響曲全集も日本コロムビアとの共同制作がある。スウィトナーのスタイルは南のドレスデンとは異なる渋さの中にも清冽な快さがある。この音作りがETERNAにおけるベルリンsk.の音と認知されていったように思われる。ETERNA指揮の中でもベルリン派とドレスデン派の二つに分かれるのもこの為だろう。客演が多く一人の指揮者に定まらなかったドレスデンに比べ、ベルリンは常にスウィトナーと共にあったと言える。

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