商品コード:1340-030t[ETERNA] ウルブリヒQt. / ハイドン:弦楽四重奏曲集-1
商品コード: 1340-030t
商品詳細:1970年ハイドンEDのために、LP2枚分、6曲をウルブリヒQt.が録音。曲は数あるハイドンの弦楽四重奏曲~Op.20の6曲が選ばれた。これはその内の1枚。技師はH.クンツェ。ウルブリヒQt.はモーツァルトの五重奏ですっかり有名になってしまったドレスデンの団体。1951年ドレスデン国立歌劇場o.(ドレスデンsk.)の首席奏者たちで創設された団体で、国立歌劇場が管轄する正式な弦楽四重奏団である。メンバーは第1Vn:ルドルフ・ウルブリヒ、第2Vn:ヴォルフガング・ピュロウ、Va:ユアヒム・ツィントラー、Vc:クレメンス・ディルナーの4人。1962年以降海外公演を盛んに行うようになり、東独の作品を紹介していた。スタイルは「燻し銀」と讃えられるドレスデンsk.をそのまま小さくしたものである。ベルリンのズスケQt.とはまた異なる音色であり、もう一つのETERNAの重要な団体である。彼らの最初のLPは1959年頃録音のマックス・ブティングの弦楽四重奏曲Op.90から始まる。しかし何といっても彼らを有名にしたのは1970年にED前の発売であるモーツァルト:弦楽五重奏全集であり、モーツァルトEDにも採用されEDで再版された録音である。しかしズスケQt.ほど録音は多くない。他にメンデルスゾーンが2枚とマイアが3枚等が知られる程度の為、現在ではどれも貴重性の高い人気盤となっている。まだまだ国際的には無名に近く、情報は少ない。しかし彼らの音楽性の高さは、一も二も無く、このLPを聴けば理解されるだろう。1974年に発売されたこれらハイドンでも、彼らの手に掛かれば、モーツァルトのように微笑みかけてくる音楽になる。
ウルブリヒQtの在庫一覧へ