商品コード:1340-029p[ETERNA] K.ズスケ(vn)/ ハイドン:Vn協奏曲1, 4番
商品コード: 1340-029p
商品詳細:1964年、技師シュトリューベンによる録音。'66年にモノラルが出て、'74年になってからハイドン・エディションでステレオが発売された。したがってレコード番号は825 ---と古い番号だがEDでしか存在しない。ETERNAは'60年代中期、まだステレオの製造環境がなく、DGG払い下げの機材を使用していた。そして、ステレオ機材の導入後、当時録り溜めてあったステレオ音源を続々とプレス。ここにETERNA黒サウンドが誕生する。ズスケの美しい音色がたっぷり楽しめる一枚。モノよりシャープ!これは1964年ズスケが初めてソリストとして録音した協奏曲である。1962年コンヴィチュニーからベルリンにベルリンsk.のコンマスとして招聘されたばかりだった。翌1965年にズスケ弦楽四重奏団がベルリンにて発足する。協奏曲が録音されたということはトップソリストとして当局から承認された事を意味する。ズスケにとってはさぞかし晴れがましい録音だったに違いない。スゥイトナーとの初共演録音である。ズスケは全く気負いなく何所までも自然体で既に確立していた自身のスタイルを存分に披露している。このあと、本人にとってもETERNAにとっても輝かしい未来が待っていることとは当時誰一人知る由もなかっただろう。尚、先行発売されたモノラルとは別録音ではないかと思うほど音質が異なるのでモノラル、ステレオ何方も捨てがたい貴重なLPである。個人的にはモノラルの分厚い音がよりズスケの本質に迫っているのではないかと感じる。数少ない協奏曲である。
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