商品コード:1341-062[CALLIOPE] B.ラガセ(org) / ブクステフーデ-3/前奏曲(3曲) 他
商品コード: 1341-062
商品詳細:ベルナール・ラガセ(1930-)はカナダ、ケベック州サンティアシント生まれのオルガン奏者兼チェンバロ奏者。ラガセと聴いてCALLIOPEのチェンバロ奏者ミレイユ・ラガセを思い出した方はフレンチ・レーベル通又はバッハ通である。ミレイユ・ラガセはベルナール・ラガセの妻である。1950年にモントリオールのセントジャン・バプティス・トローマカトリック教会の正式なオルガン奏者に任命された。1945年から1955年にかけてアンドレ・マルシャル(オルガン)に師事。1956年に彼はアントン・ハイラーの下でウィーンで働き、イゾルデ・アールグリム、イータ・ハーリヒ・シュナイダー、ルッジェーロ・ジェルリンからチェンバロを学んだ。1957年にモントリオールに戻ったベルナール・ラガセは、1957年から1978年までケベック音楽院(CMM)で教鞭を執り、1978年にコンコルディア大学のスタッフに任命された。夏の間はカナダ・アマチュアミュージシャン・ミュージックセンター(CAMMAC)で教鞭を執った。彼はイギリス、ベルギー、フランス、アイルランド、カナダでの国際オルガン・コンクールの審査員を務めた。彼はオルガン・レパートリーの重要な作品のほとんどを演奏してきたが、ベルナール・ラガセはバロック音楽、特にバッハのスペシャリストと見なされている。欧州レーベルへの録音は限定的な為、欧州では知られていないがARIONに録音があることが彼の名声を物語る。1990年代にAnalektaというカナダのレーベルにCDでバッハ:オルガン作品全集を録音している。バッハを得意とするオルガン奏者だけにARIONではなく妻と同じくCALLIOPEに入れた録音も良い。なおベルナール・ラガセはシャイト作品を連番(CAL 1747-50)4枚に箱で録音していていて、他にバッハ以外ではブクステフーデのオルガン作品全集をLP7枚に録音している。CAL. 1731(Vol.1)~CAL. 1737(Vol.7)までの連番7枚でリリース。これはその中の単売のVol.3である。ディートリヒ・ブクステフーデ( 1637 - 1707)は17世紀の北ドイツを代表する作曲家、オルガニストである。バッハより113年早く生まれている。オルガン音楽においては、ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンクに端を発する北ドイツ・オルガン楽派の最大の巨匠であり、その即興的・主情的な作風はスティルス・ファンタスティクス(幻想様式)の典型とされている。ブクステフーデのオルガン作品全集は知られざる大作といえる。録音も良く、バッハのはるか以前に反映した北ドイツ・オルガン楽派を知るのに絶好のLP!
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