商品コード:1341-054b[CALLIOPE] J.P.ドーテル指揮/ ラモー:六重奏用に編曲された6つのコンセール

[ 1341-054b ] Rameau / Orchestre De Chambre De Caen , Direction Jean-Pierre Dautel


通常価格:¥ 3,300 税込

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商品コード: 1341-054b

作品名:ラモー:六重奏用に編曲された6つのコンセール(弦楽合奏版)/--第1コンセール ハ短調--第2コンセール ト長調--第3コンセール イ長調-- | --第4コンセール 変ロ長調--第5コンセール ニ短調--第6コンセール(新クラウザン曲集の4曲からの編曲)
演奏者:J.P.ドーテル指揮カーン室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:CALLIOPE
レコード番号:CAL 1838
M/S:ステレオ, stereo, (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : ラミネート一部剥がれと退色あり
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---灰/黒竪琴浅内溝, 9時にMade in France, 3時にGravure Universelle, グルーヴガード厚手, Rights Society:DP, (P)なし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CAL 1838 AⅠ/CAL 1838 BⅠ (手書文字スタンパー・MPOタイプ), CALLIOPEステレオ製造を示すCAL***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:MPO/MPO, 再補助マトリクス:なし, プレス専門の会社MPOプレス, 1980年頃のスタンパーを用いた1980年頃の製造分, 旧番号存在せず, 灰/黒竪琴浅内溝レーベルのIPGプレス存在するか不明, アズキ/白竪琴狭内溝レーベルは存在せず, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスの一つである, 更に古いマトリクス存在せず, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, CALLIOPE音源のCALLIOPE制作MPOプレス, 工場:MPO(Moulages et Plastiques de l'Ouest), オリジナル・タイプ, original type
ジャケット:【フランスでのオリジナル・タイプ】---両面コートペラ, Gravure universelle, 表記されたジャケット番号:CAL 1838, Price Code:EUP 491, 背文字:あり(灰色・クリーム背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Calliope Productions Jacques Le Calvé., 印刷:記載なし・フランス製, これより古いジャケット存在しないと思われるが他にも種類あり, オリジナル・タイプ, original type
トピックス:1980年2月フランス・カルヴァドス県・カーン・ l'Abbaye aux Hommes de Caen grâce a l'aide de la Municipalité de Caen・でのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Jacques Le Calvé, 1980年Arpègeによりコピーライト登録・同年CALLIOPE:CAL 1838(当装丁)にて初リリース, アズキ/白竪琴狭内溝レーベル存在する可能性あり, 別ヴァージョン・ジャケットが存在する, フランス・マイナーらしい内容で非常に良い, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+, CALLIOPEのプレスは2種ありIPGプレスが灰/黒竪琴浅レーベルでアズキ/白竪琴レーベルがERATO/PHILIPSプレス(工場:CIDIS.Phonogram, Antony)と大別される, 厳密な順番があるか不明だが一応灰/黒竪琴浅レーベル(工場:Société Française du Son)が初期と考えられる(100%ではない)・何方か片方のみのプレスの場合と2曲混在する盤がありプレスの順序付けは難しいのが実情

商品詳細:1980年録音だが、CALLIOPEの音は良い。仏バロック後期最大の作曲家ラモー(1683~1764年)。これがラモーが唯一作曲した室内楽「コンセール用のクラヴサン曲集」を六重奏用に編曲したもの。カーン室内o.はVn7台、Va、Vc、Cbの10人。これをJ.P.ドーテルがまとめる。ソロのある協奏曲ではなく合奏協奏曲に近い。1740年頃の作で、バッハが亡くなる約10年前の作品。バッハの影響を受けていないフランス・バロックの優雅でギャラントな雰囲気がよく出ている。オケのあるカーン(Caen)は、フランスの北西部に位置する都市で、カルヴァドス県の県庁所在地である。指揮者のジャン・ピエール・ドーテル(Jean-Pierre Dautel)は1917年フランス生まれの指揮者で1951年カーン室内o.を創設し、亡くなる2000年までこのオケを育てた。録音は多くないが1963年頃Le Chant Du MondeにモーツァルトのK.317を録音したのが有名。モーツァルトの他、フレンチ・バロックを得意とした。これは1980年頃カーンでの録音で、地方の小規模オケながら斬新で生命感あふれた素晴らしい演奏である。日本人には馴染みの薄いフレンチ・バロックのコンセール曲だがドイツ・バロックとは全く異なる世界感が楽しめる。尚A面Premier Concertの第2曲目のLa Livriは誰もが一度は耳にしたことがある有名な旋律である。原曲は「コンセール形式によるクラヴサン曲集」であり、それを弦楽六重奏へ編曲したものである。第6番は、ラモーの新クラヴサン 曲集からの4曲を編曲したものとなっている。ただ、ラモー自身が編曲したものではなく、編曲者は不明。更に実際に弦楽六重奏で演奏した録音は稀で、室内オーケストラで演奏されることが多い。当盤も弦楽合奏版で演奏されている。逆に四重奏に編曲して演奏される場合もある(クイケン他・Accent:ACC 9493)。「コンセール形式によるクラヴサン曲集」はチェンバロ独奏を指すものではない。1970年代フランスでコンセールは管弦楽組曲を意味する言葉である。クラヴサンとともにいくつかの楽器が活躍する室内楽形式となった室内楽である。勿論クラヴサンが主体となっており、場合によってはそれだけで演奏される例もある。作曲者も奨励しており、録音も複数出ている。「コンセール形式によるクラヴサン曲集」は全6曲で第6番は前記のように編曲時に6曲1セットとするため別曲から創作されている。従って六重奏への編曲は演奏団体を固定するのに役立つ理にかなった編曲であり、弦楽合奏版もしかりである。ここでは10人編成のようで、優美な雰囲気が出た良質な演奏である。

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