商品コード:1341-038[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮/ ヴァッセナール(伝ペルゴレージ):6つのコンチェルト・アルモニコ~4曲

[ 1341-038 ] Pergolesi, Münchinger, Stuttgart Chamber Orchestra – Concerti Armonici Nos 1-4


通常価格:¥ 19,800 税込

¥ 19,800 税込      

数量

商品コード: 1341-038

作品名:ヴァッセナール(伝ペルゴレージ):6つのコンチェルト・アルモニコ~4曲/協奏曲1番 ト長調, 協奏曲第2番 ト長調 | 協奏曲3番 イ長調, 協奏曲4番 ヘ短調
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 6102
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のラミネート浮きあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---大デッカ中溝ED1, 10時にOriginal Recording by~, 9時にSPEED 33-1/3, 6時にMade in England(ラウンド), グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1964(Recording first published)・9時, Tax Code:K/T(1963年7月~1968年11月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス:ZAL-6205-1E/ZAL-6206-1E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCAステレオ録音・製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):C/I, 再補助マトリクス(9時):2B/1, 1960年代のスタンパーによる1964年頃の製造分, ステレオの旧番号存在せず, Ⓟが9時にある当番号のED1レーベルの最初期分, これより古いステレオ・レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(1E/1Eが最古), これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---折返表コートペラ, 2時に黒ベース□DECCA(白文字), 表記されたジャケット番号:SXL 6102, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:記載なし, ⓅなしⒸ1964, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. Londn, 印刷:Robert Stace Ltd. London, ホタテ貝ジャケット存在せず, 折返表コートペラジャケットの最初期分, これより古いステレオ・ジャケット存在せず, ステレオオリジナル, original for stereo
トピックス:【当社初入荷のステレオ・希少タイトル!】---1963年10月ドイツ・シュトゥットガルトでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 1964年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:モノラル・LXT 6102/ステレオ・SXL 6102(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル, ステレオ・オーディオファイルLP!, コンチェルト・アルモニコ5/6番はSXL 6104に収録(+ランパルのFl協奏曲1/2番), 2枚で全6曲となる, 英国ED1の入荷初!, 第4番ヘ短調のみLXT 2571で1951年旧モノラル録音がある, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ミュンヒンガー/シュトゥットガルト室内o.の十八番である珍しいバロック作品。おそらく、よほどの名指揮者か高音質盤でない限りなかなか注目が集まらない曲種であろう。当録音はたとえSXLでなくとも内容的には素晴らしい。室内オケは太陽をキラキラと反射する静かな湖水のごとく透明で、純粋。極めて優れた高音質バロック作品!ED1初出のSXL 6102は希少である。ペルゴレージのようなバロック作品には1945年自身が創設したシュトゥットガルト室内管弦楽団とぴったり息が合う。DECCAらしい切れが良く、リズミカルなオケが快い。SXLシリーズのバロック系作品の中では出色の出来だろう。ミュンヒンガー特有の堅苦しさはここではまったく気にならない。実際の作曲家だったヴァッセナール伯ことウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール(1692-1766)は、オランダ・デルデン生まれの貴族でアマチュア作曲家だった。1725年~1740年の間に「コンチェルト・アルモニコ」を作曲するが、貴族であった為か自らの名を冠して出版することを望まなかった。或いは、自らの作曲能力を疑っていたという説もある。結局、作品としては1740年にイタリア人ヴァイオリニストのリッチョッティによって出版され、当初は彼が作曲者とされた。その後、19世紀にポーランドの作曲家レッセルによって、ペルゴレージ作曲であるとされた。理由としてはヴェネツィア楽派の三楽章構成ではなく、ローマ楽派の四楽章構成であり、同時代の作曲家ロカテッリなどとの対比になるというもの。しかしながら1979年にヴァッセナールが生まれたトヴィッケル城から自筆譜が発見。その後、1980年にオランダの音楽学者アルバート・ダニングが自筆譜を発見し、ロカテッリ研究の第一人者である音楽学者アルベルト・デュニングの調査により「コンチェルト・アルモニコ」が間違いなくファン・ヴァッセナールの作品であると認定された。「コンチェルト・アルモニコ」はヴァイオリン4部、ヴィオラ、チェロ、通奏低音による全6曲からなる協奏曲集である。ミュンヒンガーは1951年に第4番ヘ短調をモノラル録音しており、当時から注目していたことは明らか。バロック研究家でもあったミュンヒンガーは曲の良さを買って録音したと思われるが、この録音がされた1963年頃はペルゴレージ作が通例であったのでジャケット表記はペルゴレージとなっている。作品は6曲とも独奏者を置かずアンサンブルとしての協奏を行うタイプで、緩・急・緩・急の4楽章形式で書かれている。弦楽と通奏低音のみのシンプルな編成でイタリア風の美しい旋律に溢れながらも、楽章間で劇的な転調を見せるなど刺激的な側面もありとても充実した曲集。演奏もたいへん力強く聴き応えあり、ヴァッセナールの巧みな筆致がじっくりと堪能できる演奏である。当時6曲は1枚のLPに収まらず、5/6番の2曲はSXL 6104(+ランパルのFl協奏曲1/2番)に入る。ミュンヒンガーはバロック作品の隠れた名曲を探し出すのが特技のようである。

ミュンヒンガーの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ





・公式ブログ(下の画像をクリック!)


・公式Facebook(下の画像をクリック!)