商品コード:1341-013[VÉGA] C.シルルニク(vn) A.チッコリーニ(pf) / モーツァルト:Vnソナタ34番K.378, 40番K.454
商品コード: 1341-013
商品詳細:パリ音楽院の重鎮2人によるモーツァルトのソナタ2曲。当盤は世界中のヴァイオリンのコレクターのみならず、モーツァルトを愛する人であればいつかは聴いてみたいと願う"究極のモーツァルト"。非常に録音が少ないことでも知られるシルルニクであるが、これは奇跡の1枚である。演奏についても、パリ音楽院の理想的なスタイルが具現化された完全なるモーツァルトで、チッコリーニの演奏も、ベスト・レコードと断言出来る幻の名盤である。超希少!シルルニク/チッコリーニの共演は他に1963年録音のベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 作品47 「クロイツェル」がよく知られるがその盤も再版ばかりでオリジナルは殆ど幻の盤となっている。2人はほぼ同世代であり、音楽性がぴたりと一致しモーツァルトの理想像を見せてくれる。どこまでも自然体であり、シルルニクがあたかもモーツァルト本人とダブって感じられる。こういう部分はもはや演奏技術を超えた部分である。またチッコリーニのピアノと絡むことでそのような幻覚を生じさせるのかもしれない。シルルニクという人格から発信される何かがあるのだろう。沢山の細部の積み重ねがこのような雰囲気を生み出していて、何か一つ欠ければもはや崩れてしまうデリケートなものだろう。CDに焼くと、何かの欠落が生じて、同じ印象を得ることは出来ない。オリジナル盤でしか体験できない音楽の妙味があり、それは計算では認知できない絶妙なバランスの上にだけ結ぶ像である。得てしてこういう素晴らしいLPは希少なケースが多い。今後安価にはならないLPの一つと断言できる。
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