商品コード:1341-006[DECCA] J.クリップス指揮/ モーツァルト:レクイエム

[ 1341-006 ] Mozart, Josef Krips Conducting The Vienna Hofmusikkapelle – Requiem K·626


通常価格:¥ 17,600 税込

¥ 17,600 税込      

商品コード: 1341-006

作品名:モーツァルト:レクイエムK.626(F.X. ジュースマイヤーによる補筆完成版)/-- Requiem Aeternam (Adagio)-- Kyrie Eleison (Allegro)--Dies Irae (Allegro Assai)--Tuba Mirum (Andante) | -- Rex Tremendae (Grave)--Recordare (Andante)--Confutatis (Andante)-- | -- Lacrymosa (Larghetto)--Domine Jesu (Andante Con Moto)--Hostias (Andante)--Quam Olim Abrahae (Andante Con Moto)--Sanctus (Adagio)-- Hosanna In Excelsis (Allegro)-- | -- Benedictus (Andante)-- Hosanna In Excelsis (Allegro)--Agnus Dei (Larghetto)-- Cum Sanctis (Allegro)
演奏者:J.クリップス指揮ウィーン宮廷音楽隊/ウィーン宮廷合唱団(ウィーン少年cho). M.W.ペック(ボーイs)M.H.ブライトショップ(ボーイs)W.ルートヴィヒ(t)H.プレグレーフ(bs)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LX 3030-1
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×2, バラ2枚セット, 2 single records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/金ツヤ外溝×2, センターホール上にMade in France, 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:記載なし., Ⓟなし, Tax Code:なし, スタンパー/マトリクス:CA DRL 403-1A/CB DRL 404-1A/CB DRL 405-1A/CA DRL 406-1A (ラウンド中文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音モノラル製造を示すCA DRL /CB DRL ***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):フランス盤はない, 再補助マトリクス(9時):1/1・1/1, 1950年代のスタンパーによる1953年頃製造分, 旧番号存在せず, 12"存在するが再版, フランスでこれより古いレーベル存在せず, 更に古いマトリクス存在せず, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DECCA音源の仏DECCA製作プレス, オートマチックカップリング, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返両面紙ペラ×2, 5時に地色ベース破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 7時に白ベース□灰色でDECCA, 6時にLongue Durée 33 Tours Microsillon, 表記されたジャケット番号:LX 3030/LX 3031, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 製作:Disques Decca. Paris, 印刷:Dehon et Cie Imprimerie Paris, フランスでこれより古いジャケット存在せず, 12"は再版になる, フランスでのオリジナル, original in Fr.
トピックス:1950年6月ウィーンムジークフェラインザール(楽友協会)でのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1951年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LX 3030/LX 3031の10"バラ2枚で金内溝ツヤレーベル・フラット盤・折返紙・ラウンド折返紙ジャケット入りにて初リリース→1959年頃12"化され Ace Of Clubs:ACL 39→1973年 Decca:ECS 715, フランスでは1953年頃仏DECCA:LX 3030/LX 3031(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 当番号の10"で盤質7が付けられる盤はこれまであまり入荷がない, 今回2枚とも盤質7の美品でジャケットの状態も良い!圧倒的な名演!, ドイツでは1959年独DECCA:LXT 2013(12")にて初リリース, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:1950年6月にウィーンムジークフェラインザールにて行われたLPでの最初期録音である。オケはウィーン宮廷音楽隊( The Vienna Hofmusikkapelle)を使い、ソプラノとアルト歌手には、ウィーン少年合唱団から2人のボーイ・ソプラノが選ばれてソプラノ役とアルト役で参加した。通常は少年の名前は明かされないがこの録音では本名が記載されている。ウィーン宮廷音楽隊はウィーン宮廷合唱団として1498年創設のウィーン宮廷礼拝堂(Hofmusikkapelle Wien)専属の楽団である。今でも存続し、ウィーン宮廷オーケストラと呼ばれる。ウィーン宮廷音楽隊の実態はpo.のメンバーをベースにした楽団であるらしい。ウィーン少年合唱団もウィーン宮廷礼拝堂付き合唱団として1498年に創設された団体で、演奏する際にはウィーン宮廷音楽隊とセットになることが殆どである(演奏旅行は除く)。この録音は恐らくLPで最初に録音された「レクイエム」であり、ソプラノとアルト歌手にボーイ・ソプラノを起用した最初の録音である。中世で教会音楽には女性歌手が参加できない古い慣習があり、18世紀の教会で行われていた「女性の演奏を禁止する」という不文律が守られた、慣習に則った演奏である。しかもオケはウィーン宮廷音楽隊であり、専属合唱団であるウィーン少年合唱団が演奏することから最もオーセンティックな「レクイエム」と言われてきた。勿論合唱団の中にも一切女性は存在せず、完全な意味での古い教会規約のオリジナルを貫いた演奏となっている。今もっても名演中の名演であり続けている。そうそう誰もがウィーン宮廷音楽隊を振ることが出来ない為、ある意味で権威ある録音である。この録音のCDにおける詳細を見ると、オケはウィーンpo.と表記していることも多く、実態はやはりウィーンpo.とほぼ同じと考えるのが妥当と言える。クリップスの録音のあと、続々と大物指揮者たちが録音を世に出したが、勿論ウィーン宮廷音楽隊やウィーン少年合唱団を使うことは無く、大人の合唱団、女性歌手を起用した録音で、クリップスのスタイル追従する録音はなかなか出なかった。1970年代に入り古楽ブームの中アーノンクールらが同様の録音を世に出したが、それらが古楽器演奏が主体であり、男性のみの合唱はメインではなく、クリップスのような伝統的な演奏ではない。従って、クリップスの「レクイエム」は今もってオーセンティックな名演の地位を保ったままであり、今後も変わることはないだろう。ボーイ・ソプラノで歌われるソロは宗教性の観点から特別な音楽体験である。どのような名歌手でさえ、これを凌駕することの出来ない領域となっている。

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