商品コード:1342-028[STIL] S.ロス(cemb) / スカルラッティ:ソナタ集(30曲)

[ 1342-028 ] Domenico Scarlatti - Scott Ross – Essercizi Per Gravicembalo - Intégrale Des Trente Sonates Pour Clavecin (1738-1739)


通常価格:¥ 27,500 税込

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商品コード: 1342-028

作品名:スカルラッティ:ソナタ集(30曲)/--ソナタ1番ニ短調 L..366 ~ソナタ7番イ短調 L.379-- --ソナタ8番 ト短調 L.488~ソナタ15番 ホ短調 L.374-- | --ソナタ16番 変ロ長調 L.397~ソナタ23番 ニ長調 L.411-- --ソナタ24番 イ長調 L.495~ソナタ30番 ト短調 L.499
演奏者:S.ロス(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:STIL
レコード番号:0809 et 1409 S 76
M/S:ステレオ, stereo, (mono stéréo)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, 箱入り2枚組, 2 single records in box
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---灰/黒内溝, チェンバロのイラスト付印刷レーベル, グルーヴガード厚, 表記されたレコード番号:0809 S 76/1409 S 76, Price Code:なし, Rights Society:dp, (P)なし, マトリクス/スタンパー:76 23531-01-1/76 23531-01-2---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・TELEFUNKENタイプ), STIL音源ステレオ製造を示す76***で始まりレコード番号を含まないTELUFUNKEN型専用マトリクス使用, 補助マトリクス:両面にManufactured in Germanyの刻印, 再補助マトリクス:なし, 1970年代のスタンパーによる1977年頃製造分, 旧番号存在せず, これより古いレーベル存在せず, フランス・プレス存在せず(当番号はTELEFUNKENヘ製造委託してるため為), 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, カッティング・マスター:TELDEC Press GmbH & Co. KGの技師, STIL音源のSTIL制作TELEFUNKENプレス, 工場:TELDEC Press GmbH & Co. KG.Nortorf, オリジナル, original
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---外周5面厚紙コート箱, 12時に地色ベース紺で□STIL Discothèque stéréo 33 1/3, リブレット付き, 表記されたジャケット番号:0809 et 1409 S 76/stéréo, Price Code:ⓦ×2, 背文字:あり(紺色・銀背景), Ⓟ1977Ⓒ)なし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古裏年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでは当ジャケットである), 仏語表記の仏語圏流通分, 製作:Stil Discothèque, 印刷:TELDEC Press GmbH & Co. KG.Nortorf, オリジナル, original
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---1976年頃パリでのステレオ録音と思われる, 録音技師:Bruno Menny, プロデューサー:Alain Villain, 編集/カッティングマスター:Brigitte Müller , 製造は全てTELEFUNKENに委託された為フランス・プレス存在せず, 1977年Stil Discothèqueによりコピーライト登録・同年STIL:0809S 76(当装丁)にて初リリース, 当社入荷2度目の希少タイトル, 高額で知られた箱で以前は5万円程度が普通であった, 使用楽器:Jジャン・ピエール・バット、パリ 1968 年/楽器のレプリカ アントニオ・バッフォ、ヴェニス 1579 年、パリ国立音楽院楽器博物館, 高音質録音・ステレオ・オーデイオファイルLP, 奏奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:若くして(38歳!)亡くなったスコット・ロスだが、録音は思いのほか多い。しかし、STILへ入れた1970年代後半の物は、この人を語る上で最も重要だ。ラモー然り、クープラン然り、そしてもう一つがこのスカルラッティだ。後年、ERATOにソナタ全曲555曲を録音する偉業の前に成された、カークパトリック番号1~30までの2枚組。ラモーやクープランほどではないが、入手が困難なアルバムであることには違いない。録音場所はアサス城ではなく、パリとのこと。慎ましくも秘めやか。スコット・ロス( 1951- 1989)はアメリカ・ピッツバーグ生まれで、フランスおよびカナダを中心に活動したバロック鍵盤奏者。ロスは若くしてエイズで亡くなったことで一躍知られたが、なんといっても彼の業績はドメニコ・スカルラッティの生誕300周年を記念して企画された555曲からなる鍵盤楽器のためのソナタ全集の世界初録音をCD34枚組で完成させたことである。スカルラッティの全集に挑んでリタイヤした者も少なくなかった当時、完結させたばかりではなく、個々の完成度の奇跡的な高さを含め偉業と称えられた。それ以前にラモーとF.クープランのクラブサン作品全集、F.クープランのオルガン作品全集を完成させている。バッハの全集も構想した時期があるが、病気の進行には勝てず遂に実現しなかった。音楽家には少ない長いひげを生やした風貌で印象的である。STILという高音質で知られるレーベルの録音で人気の高い録音。確かに目の前で弾いているようなオンマイクのリアルでクリアーな音質には驚く。映画監督のジャック・ルナールはロスの教授風景をDVDにしている「Scott Ross Les Lecons Particulieres De Musique」。レーベルにはチェンバロのロゴが印刷され、如何にも良い音が出てきそうな雰囲気のレーベル。一時は5万円を超える価格だった。ラモーが録音されたのは南仏の古城・アサス(ダサス城・スコット・ロスが住居)であったが、スカルラッティはパリで録音された。HIV/エイズ関連の合併症で亡くなったことは周知の事実だが、彼の他の伝記では、ほぼ例外なく、彼が同性愛者だったとは書かれていない。真相は謎のままである。このスカルラッティ録音は、世界初録音をCD34枚組で完成させる以前の1976年アナログ録音であり、LPで発売されたスカルラッティはこの30曲LP2枚だけである。

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