商品コード:1342-021[DECCA] G.ショルティ指揮/ ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(全曲)

[ 1342-021 ] Wagner, Wiener Philharmoniker, Georg Solti – Götterdämmerung


通常価格:¥ 27,500 税込

¥ 27,500 税込      

商品コード: 1342-021

作品名:ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」(全曲)/--Prologue (Part 1) - Welch Licht Leuchtet Dort?-- -- Prologue (Concl.) And Act I (Part 1) - Willst Du Mir Minne Schenken-- | --Act 1 (Part 2) - Wen Rätst Du Nun Zu Frein?- -Act 1 (Part 3) - Deinem Bruder Bot Ich Mich Zum Mann-- | -- Act I (Part 4) - Oder Wie? O Sag! War Wider Mich Wotan's Sinn Erweicht?-- -- Act I (Concl.) - Brünnhild! Ein Freier Kam-- Act II (Part 1) - Schläfst Du, Hagen, Mein Sohn?-- | -- Act II (Part 2) - Hoiho! Hagen! Müder Mann-- -- Act II (Part 3) Was Müht Brunnhilden's Blick?-- | --Act II (Concl.) - Welches Unholds List liegt Hier Verhohlen?--Act III (Part 1) - Frau Sonne Sendet Liebte Strahlen-- --Act III (Part 1) - Was Leid' Ich Doch Das Karge Lob?-- | --Act III (Part 3) - Brünnhilde! Heilige Braut!-- --Act III (Concl.) - Starke Scheite Schichtet Mir Dort
演奏者:G.ショルティ指揮ウィーンpo./ウィーン国立歌劇場cho. B.ニルソン, L.ポップ, C.ワトソン, G.ジョーンズ, A.ベルキ(s)C.ルートヴィヒ, M.ガイ, G.ホフマン(ms)H.ワッツ(a)W.ヴィントガッセン(t)D.フィッシャー・ディースカウ'(br)G.フリック, G.ナイトリンガー(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SET 292-7
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×6, 箱入り6枚組, 6 single records in box
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 中央に横スジありBとした
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオオリジナル】---大デッカ溝ED2相当, 10時にMade in England by~., 9時にSpeed 33-1/3, 表記されたレコード番号:SET 292-7, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1965・9時(最古), TAX Code:K/T(1963年7月~1978年11月を示す), スタンパー/マトリクス:ZAL-6673-4W/ZAL-6674- ---以降省略 (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティングマスター:イニシャルWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)を示す, 補助マトリクス(3時):BK/W---以降省略, 再補助マトリクス(9時):21/1 ---以降省略, 1960年代のスタンパーによる1965年頃製造分, SXL番号存在せず, ED1相当タイプ存在せず, 全6枚のED2相当タイプの最初期分, これより古いステレオレーベルは存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., ノーマル・カップリング, ステレオオリジナル, original for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---外周5面黒クロス紙表コート箱, リブレット欠(在庫なし), 6時に黒ベース□DECCA(白抜き文字)枠外下にSONICSTAGE, 表記されたジャケット番号:SET 292-7, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:不明(年号記載ないが当箱である), ⓅⒸなし, 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:不明・英国製, 外周灰クロス紙表コート箱存在せず, これより古いジャケット存在せず, 裏面DECCAロゴ位置異なるジャケット存在する(順序版不明), original for stereo
トピックス:1965年10月29日~11月19日ウィーン・ゾフィエンザールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Gordon Barry(記載なし), プロデューサー:John Calshaw, 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall→Ted Burkett(記載なし), 1965年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年3月DECCA:MET 292-7/SET 292-7(ED2相当レーベル・外周黒クロス紙表コート箱入り)にて初リリース, これは全6枚ED2相当の初年度リリース分ステレオ・オリジナル, ショルティが1958年から65年にかけて完成させた史上初の「ニーベルングの指環」全曲録音の一つ, ショルティ指揮「ニーベルングの指環」は録音順に「ラインの黄金」:1958年9月24日~10月8日→「ジークフリート」:1962年5月6日~18日・10月21日~11月5日→「ワルキューレ」:1964年5月下旬~6月上旬・10月26日~11月26日→「神々の黄昏」:1965年10月29日~11月19日の日程で録音された, 「ニーベルングの指環」以外の「トリスタンとイゾルデ」も1960年に録音された, 「パルジファル」も1971年12月-1972年6月に録音された, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★+, 「神々の黄昏」は「ニーベルングの指環」の最後の仕上げとなった, 今回リブレット欠以外は問題ないレベル(ジャッケットはB)

商品詳細:ショルティは1950年代当時、SXL 2000番台のデモンストレーションのような録音に付き合わされており、ここで遂に本当に自分のやりたいことができた、そんな彼の喜びさえも感じられる。天を駆け昇る如きエネルギーが伝わる。よく知られているが、大作「ニーベルングの指輪」は元々クナッパーツブッシュ( 1888 - 1965)で録音される予定であった。初のステレオによる全曲録音を任されたDECCAのプロデューサー、ジョン・カルショウはこの時若干34歳、クナッパーツブッシュは天にそびえる大指揮者。カルショウの思い通りになるような相手ではなかった。当時はプロデューサーより大物指揮者は格段に地位が上である。録り直しなどもっての外で、とてもクナッパーツブッシュで「ニーベルングの指輪」全曲を録音するのは不可能であった。クナッパーツブッシュ自身、既に高齢であり1957年時点で70歳。最後まで指揮が出来る保証もなかった。クナッパーツブッシュの性格は粗野で、不愉快な激しい性格も知られており恐れられていた。マエストロの怒りは発火しやすく、かなり直截な言葉の脱線も珍しくなかった。著名なソプラノ歌手、ビルギット・ニルソンが報告したように、歌手はしばしば演奏中でさえもミスのために彼から大声で下品な言葉を浴びせられたという。 オーストリアのジャーナリスト、アンドレアス・ノヴァークはクナッパーツブッシュを「不機嫌そうな人道主義者」と呼び、非常に適切に特徴付けている。この事態を打破すべくカルショウは、当時まだ有名でもなく、強い発言権を持たないが誠実であり、粘り強い努力家である指揮者ゲオルク・ショルティ(1912- 1997)を起用した。1957年時点で彼は45歳前後。カルショウは経営陣を説得し、長丁場となる「ニーベルングの指輪」をショルティに託した。カルショウはテスト録音として1957年5月「ワルキューレ」の第3幕を録音。この録音の出来で「指輪」の担当が変わる可能性さえ秘めた重要な録音だったが、ショルティは予想以上の仕上がりで期待に応え、「指輪」の担当を手にしたのであった。1958年録音の「ラインの黄金」は本編のスタートとなった。御大クナッパーツブッシュと比べてしまえば貫禄という点でまだまだな印象は残るが、当時、このレベルで「指輪」が発売出来れば文句は無かったと思われる。1958年~1965年までを費やして録音史上燦然と輝く偉業である初のステレオによる「ニーベルングの指輪」が完成した。ショルティは世界的大指揮者の仲間入りを果たし、クナッパーツブッシュの仕事は激減した。録音史上に残る初の一人指揮者・同一オケによるステレオ全曲録音となった。録音は「ラインの黄金」1958年9月/10月、「ジークフリート」1962年5月/10月/11月、「ワルキューレ」1964年5月/6月/10月/11月、「神々の黄昏」1965年10月/11月の順番で行われた。初期録音ほど音質が良いのは言うまでもない。記載はないが全曲、録音技師:Gordon Parry 、プロデューサー:John Culshawのコンビで行われた。その為、長期に渡る録音となったが比較的音質は安定している。

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