商品コード:1342-019[DECCA] G.ショルティ指揮/ ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(全曲)

[ 1342-019 ] Wagner / Vienna Philharmonic Orchestra , Conducted By Georg Solti – Das Rheingold


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商品コード: 1342-019

作品名:ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(全曲)/--Prelude And Scene 1-- | --Scene 2 (Part 1)-- | --Scene 2 (Conclusion)-- Scene 3 (Part 1)-- | --Scene 3 (Conclusion)--Scene 4 (Part 1)-- | --Scene 4 (Part 2)-- | -- Scene 4 (Conclusion)
演奏者:G.ショルティ指揮ウィーンpo., K.フラグスタート, Cワトソン, O.バルスボルク(s)J.マディラ, I.マラニウク(ms)H.プルマッハー(a)W.クメント, S.スヴァンホルム, P.クーエン(t)E.ヴェヒター(br)G.ロンドン(bs-br)G.ナイトリンガー, W.クレッペル, K.ベーメ(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SXL 2101-3
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:8/6 : 極軽度の難
評価/ジャケット:A
キズ情報:第4面1時に微かに33回出る軽スレあり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル・タイプ】---大デッカ中溝ED1(中期), 10時にOriginal Recording by~, 3時にSpeed 33-1/3(存在しない初期タイプあり), 6時にMade in England(ラウンド銀文字), 表記されたレコード番号:SXL 2101/SXL 2102/SXL 2103, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1959(Recording first published)・3時(初期/中期), TAX Code:E/T(1959年4月~1960年8月を示す), スタンパー/マトリクス: ZAL-4260-1E/ZAL-4261-1E/ZAL-4262-1E/ZAL-4263-1E/ZAL-4264-1E/ZAL-4265-1E (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA録音ステレオ製造を示すZAL-***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルEはStanley Goodall(スタンリー・グッドール)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):IH/IU/I/B/KK/CB, 再補助マトリクス(9時):1/2B/2B/1/1/21, 1950年代のスタンパーによる1959年頃製造分, ED1の中で3時にSpeed 33-1/3がない初期タイプ存在する(1959年2月分・3か月違い), ED1のステレオ最初期分, これより古いステレオレーベルは存在せず(微細な違いで初回刷りではない・3か月遅れの2回目刷りと思われる), ステレオのほぼ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(全6面1の最古), これより古い3時は存在する, カッティング担当の前任者:なし, モノラル存在する, RIAAカーヴである, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オートマチック・カップリング, ステレオ・オリジナル・タイプ, original typefor stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---外周5面黒クロス紙表コート箱, 2時に黒ベース□白三角DECCA(白抜き文字), リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SXL 2101-3, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:A.W.59.5, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在する番号:AW. 59.2(当箱ではない・3か月遅れだが同一装丁), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:A.W.--E.15 By A. White & Co. Ltd., ビニールポケットアルバム( white plastic wallet sleeve)は存在せず, 灰クロス紙の箱存在せず, これより古いジャケット存在せず(裏面号59.2あり), 内袋データ:FFSSロゴ付き青色(初回分), ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1958年9月24日~10月8日ウィーン・ゾフィエンザールでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Gordon Parry(記載なし), プロデューサー:John Culshaw(記載なし), 編集/カッティングマスター:Stanley Goodall, 1959年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5495-7/SXL 2101-3(大デッカ中溝・3時にSpeed 33-1/3がない初期ED1レーベル・外周5面黒クロス紙表コート箱・リブレット裏年号AW. 59.2)にて初リリース, これは1959年製造のオリジナルだが3時にSpeed 33-1/3が付く1959年5月分の中期ED1レーベル入りのオリジナル・タイプ(これを初回分とする業者が殆ど)・同年発売だがこれは3ケ月遅れのプレス→1966年頃同一番号・ED2レーベル→1969年頃同一番号・ED3レーベル→1971年頃同一番号・ED4レーベル---と変遷する, ショルティ指揮「ニーベルングの指環」の最初の全曲録音となった曲, 1965年までに全4曲を録音し完成させた, ショルティ指揮「ニーベルングの指環」は録音順に「ラインの黄金」:1958年9月24日~10月8日→「ジークフリート」:1962年5月6日~18日・10月21日~11月5日→「ワルキューレ」:1964年5月下旬~6月上旬・10月26日~11月26日→「神々の黄昏」:1965年10月29日~11月19日の日程で録音されたが「ニーベルングの指環」以外の「トリスタンとイゾルデ」も1960年に録音された, 「パルジファル」も1971年12月-1972年6月に録音された, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★+

商品詳細:ショルティは1950年代当時、SXL 2000番台のデモンストレーションのような録音に付き合わされており、ここで遂に本当に自分のやりたいことができた、そんな彼の喜びさえも感じられる。天を駆け昇る如きエネルギーが伝わる。よく知られているが、大作「ニーベルングの指輪」は元々クナッパーツブッシュ( 1888 - 1965)で録音される予定であった。初のステレオによる全曲録音を任されたDECCAのプロデューサー、ジョン・カルショウはこの時若干34歳、クナッパーツブッシュは天にそびえる大指揮者。カルショウの思い通りになるような相手ではなかった。当時はプロデューサーより大物指揮者は格段に地位が上である。録り直しなどもっての外で、とてもクナッパーツブッシュで「ニーベルングの指輪」全曲を録音するのは不可能であった。クナッパーツブッシュ自身、既に高齢であり1957年時点で70歳。最後まで指揮が出来る保証もなかった。クナッパーツブッシュの性格は粗野で、不愉快な激しい性格も知られており恐れられていた。マエストロの怒りは発火しやすく、かなり直截な言葉の脱線も珍しくなかった。著名なソプラノ歌手、ビルギット・ニルソンが報告したように、歌手はしばしば演奏中でさえもミスのために彼から大声で下品な言葉を浴びせられたという。 オーストリアのジャーナリスト、アンドレアス・ノヴァークはクナッパーツブッシュを「不機嫌そうな人道主義者」と呼び、非常に適切に特徴付けている。この事態を打破すべくカルショウは、当時まだ有名でもなく、強い発言権を持たないが誠実であり、粘り強い努力家である指揮者ゲオルク・ショルティ(1912- 1997)を起用した。1957年時点で彼は45歳前後。カルショウは経営陣を説得し、長丁場となる「ニーベルングの指輪」をショルティに託した。カルショウはテスト録音として1957年5月「ワルキューレ」の第3幕を録音。この録音の出来で「指輪」の担当が変わる可能性さえ秘めた重要な録音だったが、ショルティは予想以上の仕上がりで期待に応え、「指輪」の担当を手にしたのであった。1958年録音の「ラインの黄金」は本編のスタートとなった。御大クナッパーツブッシュと比べてしまえば貫禄という点でまだまだな印象は残るが、当時、このレベルで「指輪」が発売出来れば文句は無かったと思われる。1958年~1965年までを費やして録音史上燦然と輝く偉業である初のステレオによる「ニーベルングの指輪」が完成した。ショルティは世界的大指揮者の仲間入りを果たし、クナッパーツブッシュの仕事は激減した。録音史上に残る初の一人指揮者・同一オケによるステレオ全曲録音となった。録音は「ラインの黄金」1958年9月/10月、「ジークフリート」1962年5月/10月/11月、「ワルキューレ」1964年5月/6月/10月/11月、「神々の黄昏」1965年10月/11月の順番で行われた。初期録音ほど音質が良いのは言うまでもない。記載はないが全曲、録音技師:Gordon Parry 、プロデューサー:John Culshawのコンビで行われた。その為、長期に渡る録音となったが比較的音質は安定している。

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