商品コード:1342-003[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮 E.アーメリング(s)/ バッハ:マタイ受難曲(全曲・ドイツ語歌唱)

[ 1342-003 ] Bach, Munchinger ‎– Matthaus-Passion


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商品コード: 1342-003

作品名:バッハ:マタイ受難曲B.244(全曲・ドイツ語歌唱)/-- No.1 Kommt, Ihr Töchter, Helft Mir Klagen~No.24 Da Kam Jesus Mit Ihnen Zu Einem Hofe-- | --No.25 O Schmerz, Hier Zittert Das Gequälte Herz~ No.41 Geduld, Wenn Mich Falsche Zungen Stechen-- | -- No.42 Und Der Hohepriester Antwortete / Er Ist Des Totes Schuldig~ No.63 O Haupt Voll Blut Und Wunden-- | -- No.64 Und Da Sie Ihn Verspottet Hatten~No.78 Wir Setzen Uns Mit Tränen Nieder
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o./シュトゥットガルト少年聖歌隊 E.アーメリング(s)M.ヘフゲン(a)P.ピアーズ, F.ウンダーリヒ(t)H.プライ, T.クラウゼ(br)ブランケンブルク, A.メスターラー(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:SET 288-91
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×4, 箱入り4枚組, 4 single records in box
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 上下に極軽度のシミあり
キズ情報:第7面12時の冒頭に極小~微かに18回出るスレあり→7, 第7/8面に軽度の凸あるが音には出ない
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル/第2版(1枚のみ)】---紫大デッカ溝ED2相当×3, 紫大デッカ溝ED3相当×1(3枚目), 10時にMade in England by~, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, TAX Code:K/T(1963年7月~1968年11月を示す), Ⓟ1965, スタンパー/マトリクス:ZAL-6583-4W/ZAL-6584-5W---以降省略 (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格ステレオ製造を示すZAL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):M/H--以降省略, 再補助マトリクス(9時):1/1---以降省略, カッティング担当:イニシャルWはHarry Fisher (ハリー・フィッシャー)を示す, 1960年代のスタンパーを用いた1965年頃の製造分, ED1相当レーベル存在せず, フラット盤存在せず, これより古いレーベル存在せず(1枚を除く), 更に古いマトリクス存在する, 最古レーベル・最厚プレスである(1枚を除く), モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティング担当前任者:なし, DECCA音源のDECCA制作プレス, ノーマル・カップリング, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.UK, , ステレオ・オリジナル/第2版(1枚のみ), original and 2nd issue for stereo
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---外周5面黒クロス紙表コート箱, 33ページの大型リブレット付き, 表記されたジャケット番号:SET 288-91, Price Code:なし, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), (P)なし(C)1965, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:MacNeill Press Ltd., これより古いジャケット存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1964年7月20-31日シュトゥットガルト近郊ルートヴィヒスブルク城内Schlosskirche教会( Schlosskirche, Ludwigsburg)にてモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Martin Fouque, プロデューサー:Ray Minshull, 編集/カッティングマスター:Harry Fisher, 1965年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCAからモノラル:MET 288-91/ステレオ:SET 288-91(紫大デッカ溝ED2相当×4・当箱入り)にて初リリース, DECCAで最初のステレオ発売分, 通常20.000円+税だが今回1枚のみED3の第2版であることと第7面に鑑賞に問題ないレベルの軽度のスレ(盤質7の範囲)ある為安価とした, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1965年に出されたこのマタイは、シュトゥットガルト室内オケの20回目の記念行事として、1964年、シュトゥットガルト近郊のルートヴィヒスブルク城内Schlosskirche教会にて行われた。伝統の少年合唱団(Hymnos)を用い、ステレオで捉えた大編成のマタイとして、DECCAチームがドイツまで出掛けての大仕事。内容はドイツ的であり、英国色は微塵もない。すっきりとした音響と、DECCAの誇るFFSSステレオの効果で2つに分かれた合唱が左右から立体感を伴って重層的に聴こえる。南ドイツの雄として、歴史に残る録音だ。福音書記者にはピーター・ピアーズ(t)は英国から参加。他エリー・アーメリング(s)、マルガ・ヘフゲン(a)、フリッツ・ヴンダーリヒ(t)、トム・クラウセ(br)とドイツ側の一流メンバーが配置された。ピーター・ピアーズが1961年のクレンペラー盤でも同役を歌っていた。ヘルマン・プライがイエス・キリストを歌っている。合唱は「シュトゥットガルト少年聖歌隊」だけなので男声のみの演奏となり、女声は独唱だけなのでドイツ伝統の古式に則ったスタイルである。このスタイルはライプツィヒを中心とした、バッハ所縁の演奏には長らく受け継がれていて、ETERNAのスタイルとの共通点が感じられる。通奏低音にチェンバロは加わっておらず、福音書記者の朗唱部分はオルガンが前面に出る。合唱、オーケストラともに小編成でモダン楽器ながら時代考証を考慮した演奏である。古城での録音で程好い残響を伴った音質であり、広く空間が感じられる等の特徴を持つ。DECCAは1950年代初頭よりバッハ作品はカール・ミュンヒンガーに一任していて、ブランデンブルク協奏曲に始まり、ついには「マタイ受難曲」に至るまで音楽的な統一感が保たれ良い結果を生んでいる。ソロ歌手のレベルが高く、全体のクオリティが高い。フッシャー・ディースカウを起用しなかった点が良い。ピーター・ピアーズの福音書記者とプライのイエス・キリスト役が全体に清楚な印象を与えた。少年合唱では本家のトーマス教会合唱団が断トツのクオリティを誇るがシュトゥットガルト少年聖歌隊もなかなか良いことが理解されるだろう。この少年合唱団の存在感は大きく、全体が敬虔な空気に支配され、「マタイ受難曲」としての役割が完結される。改めて聴いて、DECCAというレーベルに関係なく、ドイツ的であり、素晴らしい内容である事を再確認した。この後ミュンヒンガーは1966年9月に「クリスマス・オラトリオ」、1970年5月に「ミサ曲ロ短調」、1974年10月に「ヨハネ受難曲」と4大宗教作品を録音した。エリー・アーメリングは全ての録音に参加した。

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