商品コード:1342-002[VSM] W.フルトヴェングラー指揮/ ワーグナー:トリスタンとイゾルデ(全曲・ドイツ語歌唱)

[ 1342-002 ] Wagner Tristan Und Isolde Wilhelm Furtwangler Philharmonia Orchestra


通常価格:¥ 19,800 税込

¥ 19,800 税込      

商品コード: 1342-002

作品名:ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」(全曲・ドイツ語歌唱)/第1幕 「アイルランドからコーンウォールに渡るトリスタンの船の甲板」--前奏曲--第1場--第2場-- | --第3場--第4場--第5場-- | 第2幕 「コーンウォールにあるマルケ王の城中」--第1場--第2場(前半)-- | --第2場(後半)--第3場-- | --第3幕 「ブルターニュにあるトリスタンの本城」--前奏曲--第1場(前半)-- | --第1場(後半)--第2場--第3場
演奏者:W.フルトヴェングラー指揮フィルハーモニアo./コヴェント・ガーデン王立歌劇場cho. K.フラグスタート(s)B.シーボム(a)L.ズートハウス, R.ショック, E.エヴァンス(t)J.グラインドル(bs)D.フィッシャー・ディースカウ, R.デイヴィス(br)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:FALP 221-6
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×6, 箱入り6枚組, 6 single records in box
評価/レコード:7 : 今回6枚とも7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでの第3版/RIAAカーヴの最初】---銀大ニッパー段付, 9時にMade in France, 3時に33 1/3 Tours minule, 6時に Longue Durée-Microsillon, フラット重量, Rights Society:記載なし, Ⓟなし, Price Code:Ⓐ, スタンパー/マトリクス:2XEA 234-10N/2XEA 235-6N---以降省略 (ラウンド小文字スタンパー・EMI/Pathéタイプ), EMIグループ英国録音モノラル製造を示す2XEA***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルNは不明, 補助マトリクス:ストレートMスタンパー・M6 199573/M6 M6-144590---以降省略(1枚目のA面にM6-144589が存在する), 再補助マトリクス:なし・パテキュラーはない, 2種並存のPathéプレス, 1950年代のスタンパーによる1959年頃の製造分, Disque incassable付・銀大ニッパー内溝レーベル・フラット重量盤存在する(1953年分), 銀大ニッパー内溝レーベル・フラット重量盤存在する(1954-8年頃分), 旧番号存在せず, フランスでこれより古いレーベル存在する, 2種並存のPathéプレス, フランスでの最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, 更に古いMスタンパー存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(フラット盤はそうではない), EMIグループ英国音源のLa Voix De Son Maître制作Pathéプレス, ノーマル・カップリング, 工場:Pathé Marconi EMI, Chatou, フランスでの第3版/RIAAカーヴの最初, 3rd issue in Fr.
ジャケット:【フランスでの箱の第2版】---外周5面黒クロス紙表ツヤ箱, 紐綴じリブレット付, 表記されたジャケット番号:FALP 221 ā 226, Price Code:Artistique, 背文字:あり(金色型押・黒クロス紙背景), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないがフランスでの箱は当ジャケットではない), 製作:Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Paris, , 印刷:記載なし・フランス製, 台座付箱存在する・その場合シングル・ジャケット×6枚が入る, バラ発売タイプも存在する・同年発売(これは箱のシングル・ジャケットが入らない台座なしの第2版), フランスでこれより古いバラ・ジャケット存在する, フランスでの箱の第2版, 2nd issue for BOX in Fr.
トピックス:1952年6月10~21/23日ロンドン・キングズウェイ・ホール( Kingsway Hall, Kingsway Hall, London.)でのモノラル録音, 録音技師:Douglas Larter, プロデューサー:Walter Legge, 1952年The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, によりコピーライト登録・同年His Master's Voice :ALP 1030-5(金大ニッパー中溝×6・初期コロネーションジャケット入り)のバラ6枚にて初リリース, フランスでは1953年 La Voix De Son Maître:FALP 221-6(Disque incassable付・銀大ニッパー内溝レーベル・フラット重量盤・台座付箱入り)/(同一盤×6枚がシングル・ジャケット入り)にて初リリース→1959年頃同一番号・銀大ニッパー段付レーベル・箱入り・当アイテム→1961年頃FALP 30331-5→1974年頃2C 153-00899-903(カラー切手ニッパー×5枚)---と変遷する, ドイツでは1954年頃Electrola:WALP 1030-5/WALP 574-8→E 90032-7で発売, フランス・オリジナル盤で6枚とも盤質7は殆どない, これは1959年頃製造の第3版盤につき安価とした(ここからRIAAカーヴ盤になる), 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フルトヴェングラーのワーグナー全曲の中で、内容、セールスとも、最も成功した録音ではないだろうか。1952年の世界初全曲録音でもある。オケも名門フィルハーモニア。そして、コヴェント・ガーデン王立歌劇場合唱団。おっとりした曲だが、緊張感と生暖かい空気を運んでくる。これから始まる壮大な物語を暗示するに充分な舞台だ。圧倒的な名演として1980年代から既に決定盤として定着している「トリスタンとイゾルデ」。バラで6枚という長尺モノで1980年代は優に10万円を超える価格が当然であったがその名声は常に不動であったLPである。フラグスタート起用については一悶着あったらしく、フラグスタートはプロデューサーがウォルター・レッグでなければ出ないという条件を出したらしい。当時フルトヴェングラーとウォルター・レッグは険悪な仲であったが、どうしてもフラグスタートを使いたいフルトヴェングラーが折れたようである。しかし当のフラグスタートは既に60歳近くであり高い音を出しにくくなっており、一部シュヴァルツコップがマイクの前ですり替わって歌ったという逸話がある。この件が公にされてしまった為、フラグスタートはEMIと絶縁したという。その後はDECCAに移籍した。大作であり、いかなEMIといえども簡単に録音できる作品ではない。古い録音だが音質はすこぶる良く、ストレスなく全曲聴いてしまえる内容。それもそのはずで、フルトヴェングラーはこのプロジェクトでレコード録音の真価を認め、翌年の「ニーベルングの指環」全曲録音を決心したらしい。冒頭から始まる深々とした前奏曲から心奪われることは間違いない。スタジオ録音ながらライブのような熱気と雰囲気がある。フラグスタートの歌が出てくると、フルトヴェングラーが彼女に拘った理由が理解できるはずである。テノールのズートハウスとの愛の二重唱は二度と再現できない絶品との評価で知られる場面。「トリスタンとイゾルデ」だけはアンチ・フルトヴェングラーといえども認めざるを得ない録音である!フランス盤は英国盤より多少安価となるが、盤質が厳しくなる。フランス盤で全6枚盤質7というのはなかなか無いのが現実。

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