商品コード:1343-050[HMV] パルナンQt./ 弦楽四重奏曲/ドビュッシー, ラヴェル

[ 1343-050 ] Debussy / Ravel - Le Quatuor Parrenin – Quatuor En Sol Mineur / Quatuor En Fa Majeur


通常価格:¥ 6,600 税込

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商品コード: 1343-050

作品名:ドビュッシー:弦楽四重奏曲 ト短調Op.10 | ラヴェル:弦楽四重奏曲
演奏者:パルナンQt.(J.パルナン, Mシャルパンティエ, D.マルトン, P.ペスナウ)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Masters Voice
レコード番号:HQS 1231
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7 : A面に金シール付き
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---アズキ/銀切手ニッパー, 9時に33 1/3, 3時にSTEREO, 6時に□EMI Made in Gt Britain(ラウンド銀文字)・カラー切手ニッパーと同等, グルーヴガード厚, Rights Society:記載なし, Ⓟ1970(9時)・最古, スタンパー/マトリクス:10710 B-1G/10710 A-1G (ラウンド小文字マトリクス・Pathé/EMIタイプ), EMIグループ・フランス録音のPathéマスター・ステレオ製造を示すフランス盤のレコード番号を含むフランス型英国専用専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):P/M, 再補助マトリクス(9時):1/1, 1970年代のスタンパーによる1970年頃製造分, ASD番号存在せず, 赤白SCニッパーレーベル存在せず, 英国でこれより古いレーベル存在せず, さらに古いマトリクス存在せず, これより古い3時は存在する, モノラル存在せず, RIAAカーヴである, EMIグループ・フランス音源のHis Master's Voice製作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England., 英国でのオリジナル, original in UK.
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返表コートペラ, 10時に黒色ベース□EMI 下に黒ベース□ニッパーマーク His Masters Voice, 表記されたジャケット番号:HQS 1231, Price Code:なし , 背文字:あり(黒色・白背景), ⓅなしⒸ1970, ジャケット裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが英国では当ジャケットである), 製作:E.M.I.Records (The Gramophone Co. Ltd)Hayes・Middlesex・England, 印刷:Garrod & Lofthouse Ltd, 折返表コートペラジャケット存在せず, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK.
トピックス:1969年パリでのステレオ録音, 録音詳細不明, フランスでは1969年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marcon. Parisによりコピーライト登録・同年a Voix De Son Maître:2C 069-10710(赤白SCニッパー段なし小STEREOレーベル・折返表コートペラジャケット入り)にて初リリース→1974年頃 2C 069-10170(カラー切手ニッパーレーベル・三方開赤枠ジャケット入り)に変更, 英国では1970年頃His Master's Voice:HQS 1231(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, ドビュッシーは2回目/ラヴェルは3回目録音となる, 1970年代にENSAYOに更に再録音している, 1969年当時としては最高ランクの秀演!, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:1954年録音でPACIFICから発売されたパルナンQt.の旧モノラル録音は歴史に残る名演であった。これは15年後に再び録音されたものである。ラヴェルのみ1940年代の初回録音があるので3回目となる。ドビュッシーは2回目。1969年のステレオ録音で同じ団体だがメンバーは初回録音からヴィオラが交代している。初代セルジュ・コロー→ミシェル・ヴァール→ドゥネス・マルトンに交代し、この4人で長い間録音を行っていたが、ヴィオラはその後ドゥネス・マルトンからジュラール・コーセに交代した(時期は不明)。PACIFIC録音はパルナンQt.にとって特別な時期でありレーベルの優秀さと時代が相まって、若き情熱の発露等という表現では説明のつかない圧倒的なエネルギーが満ち溢れていた。中でも初回のラヴェル/ドビュッシーの陶酔感は圧巻で、強烈な再生音と共に、情感の揺らぎ、音色の絶妙な変化等、およそSQ演奏の一大事件と言ってもよい傑作中の傑作であることは確か。およそ不可能な表現力を持った奇跡の録音であったが時代は常に変化する。1969年という時期に同じような音が出ることはあり得ない。メンバーが同じではないが、更に音質が15年目とあまりに違い過ぎる点は「アナログの不思議」で片づける他はない。この点だけでも一つの研究対象となるからである。1969年までに多くの団体がラヴェル/ドビュッシーの定番LPを世に出した。1960年代以降はどの団体も個性はあるが、PACIFIC録音のようなパッションはない。パルナンQt.の2回目録音(ラヴェルは3回目)にも当時のパッションはもはや感じられない。ではこれは取るに足らない普通の演奏か? 否これはこれでこの時代における素晴らしい演奏と言える。全体に角が取れ、磨かれてツヤ肌の陶器のような肌触りである。長年取り組んできた自国の曲だけに洗練の域に達した感である。上品な香りがして自然な呼吸が感じられるリラックス出来る演奏である。初回録音が最後まで緊張が抜けない演奏であったのに対し、再録音はリラックスして楽しめる秀演!尚この後、スペインENSAYOにもう一度再録音を行った。

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