商品コード:1343-025[APPROCHE] L.ユルバン(fl) V.ブリアノ(hp)/ モーツァルト:FlとHpのための協奏曲K.299
商品コード: 1343-025
商品詳細:このLPは仏CALLIOPE音源を45回転盤でリリースしたサードパーティにであるAPPROCHEレーベルのLP。単なるサードパーティではなく45回転・ダイレクトカッティングで制作しているところが特徴。音源はCALLIOPE:CAL 1616(モーツァルト:Fl・Hp協奏曲K.299/Fl協奏曲1番K.313/Flと管弦楽のためのアンダンテK.315)の3曲入りである。45回転にしたので1曲しか入らずメインとなるK.299の1曲入りとしている。1978年の録音ながらさすがは仏CALLIOPE。このような作品にもレーベルのポリシーが浸透している。殆ど入荷のないレア盤。Flのリュック・ユルバンは1930年代仏生まれ? 17歳でドゥエ音楽院で学び、R.ブラダン、マリオンらとORTFで活動、その後パイヤール室内o.等にも参加。同じCALLIOPEにバッハのFlソナタ集(レア)もある。Hpのヴァジリア・ブリアノは1951年オルジェ生まれ、同じくORTFの奏者として活動。モーツァルティアンにはかなりの珍品にして秀演。この機会に是非。リュック・ユルバンに関しての情報は殆どない。パリ音楽院室内o.の首席フルート奏者であったことしか記載がない。1979年LP2枚でバッハのフルート・ソナタ全7曲を録音している。フランスの小さいが個性あるマイナーレーベルであるCALLIOPEは音質も良く内容も吟味されたレーベルで無伴奏Vcソナタではアンドレ・ナヴァラが担当したくらいである。有名でなくともユルバンの実力は折り紙付き。又ユルバンは日本のムラマツ・フルートを使っている。これはプレスが非常に少なかったLPである。ムラマツ・フルートの音はやはり特徴的でそれを楽しむならこれは素晴らしいLPである。CALLIOPEは高音質録音で知られるレーベルだがこのAPPROCHEは更にブリュエル測定マイク使用の直録り高音質録音されたらしい。具体的な方式は不明だがK.299のみAPPROCHEから45回転12"LPで出された所を見ると音質には自信があったようである。聴いてみるとこの時代にしては殆どエコー分を感じないストレートで直接的な音が飛んでくる。特に気を使った録音らしい。フランス人指揮者アラン・ブルフロワとチェコのプラハ室内o.との録音はCALLIOPEから数点出ていて、室内オケの一翼を担っていた。希少な上、超高音質の貴重なモーツァルトLP!
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