商品コード:1343-006[DECCA] K.ミュンヒンガー指揮/ モーツァルト:レ・プティ・リアン

[ 1343-006 ] Mozart, The Stuttgart Chamber Orchestra, Karl Münchinger – Les Petits Riens (Ballet)


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商品コード: 1343-006

作品名:モーツァルト:バレエ音楽「レ・プティ・リアン」K.299b (Anh.10)/--Overture- 1. Largo-- 2. Gavotte--3. Andantino-- 4. Allegro-- 5. Larghetto-- | --6. Cavotte Joyeuse (Allegro)--7. Adagio--8.指定なし Prest-- 9. Gavotte Gracieuse--10. Pantomine--11. Passepied--12. Gavotte--13. Andante
演奏者:K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LW 5348
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---緑/銀外溝, 9時にMP Medium Play, 2時にffrr耳マーク, センターホール上にMade in France(横銀文字), 表記されたレコード番号:LW 5348, Rights Society:DP., Ⓟなし, Price Code:なし, スタンパー/マトリクス:CB TRL-760-1B/CA TRL-761-1B (ストレート小文字スタンパー・DECCAタイプ), DECCA規格10"モノラル製造を示すCB TRL/CA TRL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのイニシャルのBはRon Mason(ロン・メイソン)のカッティング担当を示す, 補助マトリクス(3時):フランス盤にはない, 再補助マトリクス(9時):31/31, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, 12"は存在せず, フランスに内溝レーベル存在せず, フランスにこれより古いレーベル存在せず, フランスでの最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, カッティング担当の前任者:なし, ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, DECCA音源のフランスDECCA制作プレス, 工場:Studios De La Société Française du Son Paris, フランスでのオリジナル, original in Fr.
ジャケット:【英国でのオリジナル(フランス発売分)】---英国製折返両面コートペラ, 2時に黒ベース□〇DECCA RECORDS(白抜き文字), 表記されたジャケット番号:LW 5348, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:W.B.11-58, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(当ジャケットであるか又は年号違い), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:W.B--不明, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国での10"オリジナル(フランス発売分), original for 10" in Fr.
トピックス:1956年11月ドイツ・シュトゥットガルトでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1957年The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年10"にてDECCA:LW 5348(黒/銀内溝レーベル・フラット盤・折返コートジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1958年頃仏DECCA:LW 5348(当装丁)にて初リリース, この曲に12"は存在しない, 1966年9月の別録音の抜粋録音がありLXT 6296/SXL 6296でリリースされた, これはモノラル・オーディオファイルプレス!, 「レ・プティ・リアン」はバレエ音楽または無言劇と表記される, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:バッハの権化のようなミュンヒンガーが、このような優雅な曲を1956年当時録音していたとは少々意外である。個性的ではあるがミュンヒンガーの音楽的才能は、相当に高かったようである。但し1950年代初頭オーケストラのトレンドを考えると、最初のブランデンブルクや四季は当時としては先端を行っていた。さてバレエ音楽 「レ・プティ・リアン」、モーツァルトの残した最高のバレエ曲、既に当時からAnh.が付くように、全曲モーツァルト作でない事は知られている。序曲と13曲からなる管弦楽作品で1778年パリで作曲された。この年はモーツァルトにとっては最低にひどい年であった。パリ滞在中に最愛の母を失い、職もなく父と姉が残るザルツブルクに戻るしか道がなくなったからである。 そんな折、パリ・オペラ座のジャン・ノヴェールからバレエ音楽の依頼があった。このバレエ音楽は1767年にウィーンでアスプルマイヤーの作曲で初演されていたが、ジャン・ノヴェールがパリで再演するにあたってモーツァルトに新たに作曲を依頼したのである。 6曲は他の作曲家によって書かれたもので、モーツァルトは序曲とコントルダンス全12曲を追加で作曲したと父宛の書簡に書いている。今日パリのオペラ座に残っている筆写譜には20曲あり、どれがモーツァルト作であるか未だに定説はない。ベーレンライターの新全集では序曲・第9曲~第12曲、第15曲、第16曲、第18曲の8曲をモーツァルト作としている。またケッヒェル6版では序曲、第7曲~第19曲までを真作としている。結局ジャン・ノヴェールは代金を踏み倒したらしい。未だはっきりした結論の出ていないモーツァルトのバレエ音楽 「レ・プティ・リアン」。全部ではないが主要分を作曲したモーツァルト作品として良いと思われる。但し楽譜上では偽作を意味するK.299b (Anh.10)となっている。余談だがジャン・ノヴェールの娘でピアニストのジュナミ夫人ヴィクトワールのためにモーツァルトはピアノ協奏曲を書いている。それが通称「ジュノーム」で知られていた曲(K.271)である。K.ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内o.の元気の良い素早い反応は、この曲のイメージを損なうものではない。よく弾むオケが青年モーツァルトそのもの。

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