商品コード:1344-037[COLUMBIA] ハンガリーQt. / ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集-8/弦楽四重奏曲13, 17番「大フーガ」

[ 1344-037 ] Beethoven, The Hungarian Quartet – The String Quartets Volume Eight


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商品コード: 1344-037

作品名:ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集-8/弦楽四重奏曲13番Op.130--1.Adagio, Ma Non Troppo — Allegro--2.Presto--3.Andante Con Moto, Ma Non Troppo--4.Alla Danza Tedesca-- | --5.Cavatina (Adagio Molto Espressivo)--6.Finale (Allegro), 弦楽四重奏曲17番Op.133「大フーガ」
演奏者:ハンガリーQt.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1405
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : ラミネート全面剥がれあり・ラッピング済み
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---紺/金音符ツヤ段付, 9時に33 1/3, グルーヴガード厚手, 6時にMade in Gt Britain(外周ラウンド金文字), Rights Society:記載なし, Ⓟなし, TAX Code:なし, スタンパー/マトリクス:XAX 517-3N/XAX 518-1N (ラウンド小文字スタンパー・EMIタイプ), EMIグループCOLUMBIA系英国でのモノラル製造を示すXAX***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:不明, 補助マトリクス(3時):T/L, 再補助マトリクス(9時):13/1, 1950年代のスタンパーによる1957年頃の製造分, 旧番号存在せず, 紺/金音符中溝ツヤレーベル・フラット重量存在せず, 紺/金音符中溝ツヤレーベル・グルーヴガード厚手盤存在せず, これより古い英国レーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, これより古い3時存在する, ステレオ存在せず, RIAAカーヴであると思われる, EMIグループCOLUMBIA系フランス源の英COLUMBIA制作EMIプレス, 工場:"The Old Vinyl Factory" Hayes・Middlesex・England, 英国でのオリジナル, original in UK
ジャケット:【英国でのオリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 5時茶色で COLUMBIA Long Playing 33 1/3 R.P.M.Record 下に茶色ベースに〇 ♬ Columbia Records Magic Notes Trade Mark, 表記されたジャケット番号:33CX 1405, Price Code:なし, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ジャケ裏年号:なし, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:The Gramophone Co. Ltd. Hayes・Middlesex・England, , 印刷:Mardon Packaging International Ltd., 旧デザイン存在せず, 両面コートペラホタテ貝ジャケットの最初期分, 英国でこれより古いジャケット存在せず, 英国でのオリジナル, original in UK
トピックス:1953年フランスでのモノラル録音と思われる, 録音詳細不明, 英国では1957年頃Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1405(当装丁)にて初リリース(Vol. 8), これは英国での初年度リリース分オリジナル, フランスでは1955年仏COLUMBIA:FCX 247(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入り・または箱入り・Vol. 8)にて初リリース, 箱Volume I:FCX 240-2/箱Volume Ⅱ:FCX 243-5/箱Volume Ⅲ:FCX 246-9という分配でシングルジャケットが楽譜10冊付きの豪華特別箱×3に入り初リリースされた, 初回録音時のメンバー:Violin -Zoltan Szekely, Alexandre Moskowsky, Viola – Denes Koromzay, Cello – Vilmos Palotai, 英国での全貌は1954年頃から1957年までで英COLUMBIA:33CX 1168/1172/1191/1203/1236/1254/1272/1405/1442/1460のバラ10枚で初リリース, フランスでの全貌は1955年仏COLUMBIA:Volume I:FCX 240-2/Volume Ⅱ:FCX 243-5/Volume Ⅲ:FCX 246-9でシングル・ジャケットがさらに箱入り・楽譜付きの全3巻で初リリース

商品詳細:モノラル期、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集の中でも極めて貴重な位置を占める録音。ブダペストQt.ほど渋すぎず、アマデウスQt.ほど軽くなく、ベートーヴェンらしい哲学性とQt.との調和をうまくバランスさせた決定盤。哲学性と音楽性の両方を追求して完全なる完成を見たスタイル。ステレオ期にも全曲録音があるが、まったく風情が異なる。モノラル期のトップ3と信じる内容!英国では2種類のデザインが色違いジャケット入りのバラ全10枚で発売され、揃えることは近年困難に近くなってきた。フランス盤は箱入りが存在するが英国盤は全てバラで集めるしかないので入荷順に単売となる。1954年頃から1957年頃までに順次リリースされた。英国オリジナル盤がセット販売されることは今後あり得ない。レコード番号は飛び飛びだが幸いにもジャケットにVolime番号が付いているので解かりやすい。ハンガリー四重奏団はシャーンドル・ヴェーグによって1935年にブダペストで結成された団体。ハンガリー四重奏団に、2年後にバルトークと親しかったヴァイオリニストのゾルターン・セーケイが加わると、セーケイが第1ヴァイオリン、ヴェーグが第2ヴァイオリンとなり、ソリストとして名の知れたヴァイオリニスト2人を擁する体制となる。第2次大戦の為、1940年に活動拠点をオランダに移すことになると、ヴェーグはハンガリーに残る道を選んで退団し、リスト音楽院の教授となる一方、自らの名を冠したヴェーグ四重奏団を結成して活動を開始、ハンガリー四重奏団は戦後は拠点を米国に移し、セーケイの強力なリーダーシップのもと、1972年まで国際的に活躍することとなる。米国に移ってもハンガリーのスタイルを堅持し、1950年代にあって、セーケイの第1Vn優位の欧州タイプの団体としてその地位を強固なものにした。同時期の団体の録音と比較すればいかにハンガリー四重奏団の演奏が戦後の新古典的様式を如実に反映した緊密な演奏を基本とするも、柔軟で歌心に富みつつ精度の高いものであったか理解されるだろう。英国盤の柔らかい音質で聴けばその傾向ははっきりと理解されるはずである。モノラルとしては音質は上々といえる。フランスでは1955年頃連番で同時に纏まって発売されたが、英国では3年と言う時間を掛けてぽつぽつと発売された。理由は、1枚ずつ確実に集めてもらうような消費者目線を重視しての発売だったのかもしれない。1950年代当時LPはそれほど高価な物であった。今の価格の方がずっと安価なバランスであるといえる。

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