商品コード:1344-030[COLUMBIA] M.カラス(s)/ Callas At La Scala/ケルビーニ, スポンティーニ, ベッリーニ
商品コード: 1344-030
商品詳細:ドレス姿のカラスが走る姿が印象的なジャケット。アルバムタイトルは「スカラ座のカラス」の通り、スカラ座劇場が持つ彼女の音源をまとめて一枚にしたもの。曲によって、多少年月のズレがあるだろう。しかし、いずれの曲も、スカラ座o.が担当。カラスが最も慣れ親しんだオケだけに、通常のスタジオ録音より、リラックスした実像に迫っているものと思われる。イタリア・オペラのアリアだが、彼女の声の圧倒的な存在感の前に、曲の違いが意味をなさなくなるとさえ感じてしまう。'58年モノのみ発売。一度見たら忘れない印象的なジャケットに入る。カラスのモノラル盤を1枚何か?という場合、当盤がお勧め!指揮者もセラフィン(メデア/ヴェスタの巫女/清教徒)、ヴォトー(夢遊病の女)という一流であり、オケは全てミラノ・スカラ座管弦楽団。歌劇「清教徒」のみN.ロッシ・レメーニ(bs)R.パネライ(br)の二人の共演の歌手が参加する。また歌劇「夢遊病の女」ではミラノ・スカラ座合唱団が参加。各曲の聴きどころとなるメイン部分がつまった1枚。ハイライトのような演出だが、既音源からの抜粋ではなく、当LPのための4つのオペラの部分録音と思われる。1955年6月9-12日の4日間でミラノ・スカラ座でモノラル録音された。EMIの録音チームがイタリアまで飛んで行った録音なので音質は非常に良い。マリア・カラスとう歌手は歌手と同時に女優でもある。彼女の見事なまでの役者ぶりは唯一無二の魅力として世界から賞賛されている。カラスの最大の功績は、忘れ去られたベルカント風の歌唱を再発見し、その事を自らの声と歌唱で体現して見せた事であると言われる。このLPは勿論動きは見えないものの、彼女の歌から動きを感じることができる。しかも全盛期のカラスの歌声が良い音質で入っている優れたモノラルLPである。ジャケット写真からもカラスの女優としての動きが感じられる。それらの意味で女優カラスが感じられるLPとして、1枚選ぶならこれ!と推薦できるLPなのである!
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