商品コード:1344-008[ERATO] W.ゲネンヴァイン指揮/ バッハ:マルコ受難曲

[ 1344-008 ] Bach - Süddeutscher Madrigalchor De Stuttgart, Orchestre De Chambre De Pforzheim Dir. Wolfgang Gönnenwein


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商品コード: 1344-008

作品名:バッハ:マルコ受難曲B.247/--1.Choeur (2 Flûtes, 2 Hautbois D'Amour, 2 Violes De Gambe, Cordes Et Continuo)-- 2.Aria: Alto (2 Violes De Gambe, Luth Et Violoncelle)--3. Choral--4. Aria: Soprano (Cordes Et Continuo)--5.Choral--6. Aria: Alto (2 Violons, 2 Violes De Gambe Et Continuo)-- | --7.Choral--8. Aria : Tenor (Flûte, Hautbois D'Amour, 2 Violes De Gambe, Luth, Cordes Et Continuo)--9. Choral-- 10.Aria : Soprano (Violon Solo, Cordes Et Continuo)--11. Choral--12. Choeur (2 Flûtes, 2 Hautbois D'Amour, 2 Violes De Gambe, Cordes Et Continuo)
演奏者:W.ゲネンヴァイン指揮プフォルツハイム室内o./シュトットガルト南ドイツ・マドリガルcho. H.アーウィン(s)E.リスケン(a)G.イェルデン(t)
プレス国:フランス, France
レーベル:ERATO
レコード番号:STE 50246
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---ピンク白竪琴2重内溝黒枠付き, 外周3cmの低い盛上(カマボコ)あり, 9時にMade in France(横黒文字・小さい), 3時に□STEREO 33T.1/3, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤で端はナイフエッジに近い), 表記されたレコード番号:STE 50246, Rights Society:D.R., Ⓟなし, Price Code:なし, マトリクス/スタンパー:ERA 50246 LPL 820 2Y 380/ERA 50246 LPL 820 1Y 380(ラウンド小文字スタンパー・ERATO/仏PHILIPSタイプ), ERATO録音ステレオ製造を示すERA ***で始まりレコード番号を含む専用マトリクス使用, 補助マトリクス:A9/A9, 380は編集/カッティングマスターがC.I.D.I.S. Louviersで行われたことを示す(フランスのみ使用), 再補助マトリクス:なし, Pathéプレスではない, 1960年代のスタンパーによる1965年頃の製造分, 旧番号存在せず, ピンク白竪琴外溝レーベル存在せず, 黒枠なしレーベル存在せず, これより古いステレオレーベル存在せず, モノラル存在する, ステレオ最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在するか不明, RIAAカーヴである, カッティングマスター:C.I.D.I.S. Louviersの技師, ERATO音源のERATO製作仏PHILIPSプレス, 工場:Société Phonographique Philips, ステレオ・オリジナル, original for stereo
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---折返両面コートペラ, 歌詞リブレット付き, 10時に楕円型金ステレオシール付き, 3時に地色ベース竪琴マーク 重ねてERATOロゴ, 表記されたジャケット番号:STE 50246, Price Code:Artistique, 背文字:あり(黒色・クリーム背景・上下絞り), ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:不明(年号記載ないが当ジャケットである), 製作:Erato Disques S.A., 印刷:Dillard et Cie. Imp. Paris, これより古いステレオ・ジャケット存在せず, ステレオ・オリジナル, original for stereo
トピックス:1965年1月ドイツ・シュトットガルト・ Straßenbahner-Waldheim, Degerloch, Stuttgart ・でのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:Peter Willemoës, プロデューサー:不明, 1965年Edition Costallat Parisにてコピーライト登録・同年ERATO:LDE 3346/STE 50246(当装丁)にて初リリース

商品詳細:これが世界初録音となったバッハのマルコ伝による受難曲(バッハ:マルコ受難曲B.247)の録音である。指揮はELECTROLAに「ヨハネ受難曲」を録音したヴォルフガング・ゲネンヴァイン(1933 - 2015)とプフォルツハイム室内o.とシュトットガルト南ドイツ・マドリガル合唱団。ゲネンヴァインはシュヴェービッシュ・ハルに生まれ、ハイデルベルク大学とテュービンゲン大学で音楽とドイツ語学を学んだ。1959年にシュトットガルト南ドイツ・マドリガル合唱団の指揮者となった。1969年から1973年までケルン・バッハ協会の合唱団を指揮した。1968年にシュトゥットガルト国立音楽大学の合唱指揮の教授に任命され、1973年にレクトール(会長)に選出され、1982年まで務めた。また、2004年までルートヴィヒスブルク城祝祭音楽祭の指揮も務めた。ゲネンヴァインはEMIのために、マタイ受難曲を含むバッハの宗教曲の多く、ハイドンのオラトリオ、モーツァルトのレクイエムを録音した。受難曲は新約聖書のマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つの福音書に基づくイエス・キリストの受難を描いた音楽作品をいう。バッハはこの4つの受難曲全てを作曲している。但しマタイ受難曲、ヨハネ受難曲の2つが特に知られる。マルコ受難曲に関してはマタイ/ヨハネ受難曲の2年後の1731年頃の作とされるがレチタティーヴォの部分が消失しているらしい。1731年3月にライプツィヒにて初演され、1744年の聖週間に再演された受難曲だが、現在では歌詞しか残されていない。その歌詞の構造の研究により、カンタータBWV 198から5曲(第1/3/5/8/10曲)、カンタータBWV54より1曲(冒頭のアリア)がそれぞれ転用されたとされ、さらに他の楽曲もほぼ全て他のバッハの楽曲からの転用だったと考えられている。完全な楽譜がない為、現在「マルコ受難曲」を演奏する際には、それぞれの演奏者の考えや作品に関するヴィジョンが反映された復元版となっている。このゲネンヴァインの初録音も「ゲネンヴァインによる復元版」というのが正しい見方になる。このような経緯から「マルコ受難曲」はマタイ/ヨハネ受難曲からみて一段下の作品と取られているのが現状である。だがらこそ1965年まで誰も録音しなかったのである。現在でも録音は多くないがLP1枚で収まる点で聴きやすい。また「ルカ受難曲」BWV246( Anh. 2.30)は完全なバッハ作ではなく1932年にカール・オルフが編曲しながら戦禍に失われた版をオルフの原稿を基にチェコの作曲家イラーセクが復元したものなのである。そのような経緯で偽作扱いとなっている。その為「マルコ受難曲」より更に敬遠される曲である。マルコ、ルカの2つの受難曲は学術的にマタイ/ヨハネ受難曲に対し低い価値しかないとされている。しかし当「マルコ受難曲」は聴いてみれば明らかにバッハの作品であり、3つ目の真作として聴いてみる価値のある作品に違いない。「ルカ受難曲」とは全く次元が異なる「受難曲」と言える。

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