商品コード:1345-050[DECCA] J.ブランカール(pf)/N.アンリオ・シュヴァイツァー(pf)/ ラヴェル:左手のためのPf協奏曲, Pf協奏曲

[ 1345-050 ] Ravel - Piano Concerto For Left Hand In D Major/ Piano Concerto In G Major Nicole Henriot-Schweitzer Jacqueline Blancard


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商品コード: 1345-050

作品名:ラヴェル:Pf協奏曲集/左手のためのPf協奏曲 | Pf協奏曲 ト長調
演奏者:J.ブランカール(pf)E.アンセルメ指揮スイス・ロマンドo--(左手のためのPf協奏曲)/N.アンリオ・シュヴァイツァー(pf)C.ミュンシュ指揮パリ音楽院o.--(Pf協奏曲)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2565
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 時代的に盤質7はあり得ないと思われる・これは良い状態といえる
評価/ジャケット:A : 10時に小さな書き込みあり
キズ情報:A面12時に1.5cmの無音スレ, 4時に微かに数回出るスレあり→7, B面7時に極小4回出る点, 10時に極小~小15回出る点, 5時に小4回出る点, 12時に微かに断続する1cmのスレあり→6
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(外周ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2565, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す), Rights Society:BIEM, Ⓟなし, スタンパー/マトリクス:ARL 54-4A/CA ARL 55-3A (ラウンド大文字スタンパー・英DECCA旧タイプ), DECCA規格モノラル製造を示すARL/CA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, 補助マトリクス(3時):I/BB, 再補助マトリクス(9時):1/2, カッティング担当者:イニシャルAのGuy Fletcher (ガイ・フレッチャー), 1950年代のスタンパーによる1951年頃製造分, 金内溝レーベル・フラット盤の最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクスは存在するか不明, RIAAカーヴではない, ステレオ存在せず, 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, カッティング担当の前任者:なし, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., オリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---共通デザイン折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2565, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:7497 2/51, ⓅⒸなし, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:7497 2/51(当ジャケットである), 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:The Broadway Press Limited. London. England, ボードジャケットは存在しないと思われる, これより古いジャケット存在せず, オリジナル, original
トピックス:【希少タイトル!】---左手のためのPf協奏曲:1950年7月18日 スイス・ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホールでのモノラル録音, Pf協奏曲 ト長調は不明だが1950年またはそれ以前のパリでのモノラル録音, 1951年he Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2565(当装丁)にて初リリース, 1953年までにJ.ブランカールが Pf協奏曲 ト長調を録音しLXT 2816で2曲ともJ.ブランカールのラヴェル:Pf協奏曲集のLPが出た(緑系イラスト・ジャケット入り)・その時点でシュヴァイツァーのPf協奏曲 ト長調の発売は終了したのでLXT 2565は1951-3年までの2年間だけ存在した幻に近いのLPである!, シュヴァイツァーのPf協奏曲 ト長調はその後1958年C.ミュンシュ指揮ボストンso.とRCAに2回目の録音がある、また1968年C.ミュンシュ指揮パリo.との再録音もある・これが伝説の初回録音, もし盤質7なら1万円を超える希少盤!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:このLPの最大の聴きものはB面に入るPf協奏曲 ト長調を弾くフランス人女性ピアニストであるニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(Nicole Henriot-Schweitzer)である。ジャケットにはニコール・アンリオ(Nicole Henriot)としか表記されていないが、それは結婚前の旧姓と思われる。ニコール・アンリオ=シュヴァイツァー(1925 - 2001)はフランス出身の女性ピアノ奏者。父はエミール・アンリオ、母はフランソワーズ・リシェ。指揮者のシャルル・ミュンシュは叔父にあたるようである。6才でマ・メール・ロワのセカンド・ピアノを弾いてラヴェルと連弾したという神童だった。パリ音楽院でマルグリット・ロンにピアノを学び、 1938年、13歳でピアノで一等賞を得て卒業した。1939年にリュクサンブールのガブリエル・フォーレ国際コンクールでジョルジュ・ファラゴとジネット・ドワイアンに次ぐ第3位を獲得し、本格的な演奏活動は第二次世界大戦後まで持ち越されることとなった。戦時中はレジスタンス活動に協力していた。1948年にシャルル・ミュンシュの指揮するニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団の演奏会でアメリカ・デビューを飾り、以後ミュンシュのお気に入りのピアニストとしてしばしば共演するようになった。1967年に同じシャルル・ミュンシュがパリ管弦楽団を結成すると、彼女は同楽団のソリストとなった。ミュンシュがパリ管の箱物に出演している(1968年ラヴェル:Pf協奏曲)。1958年にアルベルト・シュヴァイツァーの甥であるジャン=ジャック・シュヴァイツァー(1920 - 1993)と結婚しシュバイツァー姓となる。翌年、彼女はジャン=フィリップ・シュバイツァーという息子を出産した。1970年からリエージュ音楽院、次いでブリュッセル音楽院のピアノ教授となり、1975年と1976年にはパロマ・オシェア・サンタンデール国際ピアノコンクールの審査員を務めた。2001年ルーヴシエンヌで亡くなり、シャルル・ミュンシュと同じ墓に眠った。録音こそ少ないがティッサン・ヴァランタン(1902 - 1987)と共通するフォーレのスペシャリストであったフランスの大物である。親戚ということもありシャルル・ミュンシュと普通に共演出来た唯一のピアニストであった。これはシュヴァイツァーの最初のPf協奏曲 ト長調である。名演とされるフランソワの演奏とは全く異なるラヴェル直伝の演奏で第2楽章のソロでは素晴らしくロマンチックでよく歌うソロを奏する。マルグリット・ロンのSP録音にも迫る美学が結集された演奏である。LPで聴ける最高ランクの演奏とみて間違いない。左手のためのPf協奏曲はジャクリーヌ・ブランカール(1909-1994)が担当する。ブランカールも優れた女性ピアニストであるがこのLPの主役は完全にシュヴァイツァーである。ブランカールは1953年にPf協奏曲 ト長調を録音して2曲入りのラヴェル:Pf協奏曲集をLXT 2816で発売した。その時点でシュヴァイツァーの録音は抹消され、再販さえ出なかった。シュヴァイツァーはC.ミュンシュとPf協奏曲 ト長調を1958年ボストンso.と1968年パリo.と再録音しており、ラヴェル:Pf協奏のスペシャリストとして知る人ぞ知るピアニストである。

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