商品コード:1345-031[DECCA] C.クラウス指揮/ R.シュトラウス:英雄の生涯

[ 1345-031 ] Clemens Krauss Wiener Philharmoniker ‎- Richard Strauss - Ein Heldenleben


通常価格:¥ 11,000 税込

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商品コード: 1345-031

作品名:R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40/--Der Held (英雄)--Des Helden Widersacher (英雄の敵)--Des Helden Gefährtin (英雄の伴侶) | --Des Helden Walstatt (英雄の戦場)--Des Helden Friedenswerke (英雄の業績)--Des Helden Weltflucht und Vollendung der Wissenschaft (英雄の隠遁と完成)
演奏者:C.クラウス指揮ウィーンpo. W.ボスコフスキー(vn)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2729
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金ツヤ内溝, 12時にMade in England(ラウンド金文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, Rights Society:Novello/BIEM, Ⓟなし, TAX Code:C/T(1948年4月~1953年4月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス:CA ARL 1351-1B/CA ARL 1352-1A (ラウンド大文字マトリクス・英DECCA旧タイプ), DECCAモノラル録音・製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, マトリクスのBはRon Mason(ロン・メイソン)/AはGuy Fletcher(ガイ・フレッチャー)のカッティング担当を指す, 補助マトリクス(3時):N/N, 再補助マトリクス(9時):2/3, 1950年代のスタンパーによる1952年頃の製造分, 旧番号存在せず, 金ツヤ内溝レーベルの最初期分, これより古いレーベル存在せず, 最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在しないと思われる, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:なし , ステレオ存在せず, RIAAカーヴではない, 英DECCA音源の英DECCA制作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 英国でのオリジナル, original
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面紙ペラ, 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時にffrr耳マーク, 表記されたジャケット番号:LXT 2729, Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠), ジャケ裏年号:なし, 当社入荷履歴上で最古の年号/実在する最古の年号:不明(年号記載を行う以前・当ジャケットである), (P)(C)なし, 製作:The Decca Record Company Limited. London, 印刷:The William Chapell Press. Lomdon. E.15 by A.White & Co. Ltd., 最初期ボードジャケット存在せず, 英国でこれより古いタイプ存在せず, オリジナル, original
トピックス:1952年9月ウィーン・ムジークフェラインザールにてモノラル録音, 録音技師:Robert Burkett, プロデューサー:Lawrence Collingwood, 英国では1952年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2729(当装丁)にて初リリース, C.クラウスは1954年没, 言わずと知れた天下の名演, これは1952年製造の盤が1952年製造のジャケットに入るオリジナル, 金内溝ツヤF初回分だが奇跡的な美品!, 初回分の入荷は希少!, 驚く高音質・モノラル・オーディオファイル!, 「ツァラトゥストラはこう語った」と並ぶ超名演!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:この曲の原点となるべきウィーンでの録音。カラヤンも得手としていたが、全ての点においてC.クラウスこそがこの曲を録音するのに相応しい。当然ながらVnソロはボスコフスキー。まだコンマスを務めている時期である。作者R.シュトラウスとは緊密な関係があり、3曲の初演を任された。家族のような付き合いだったらしい。「ツァラトゥストラ~」と「英雄の生涯」本作は、作曲者の意図が十二分に反映された録音であり、何人もこれを超えられなかったと信じる!クレメンス・クラウス( 1893 - 1954)はオーストリアの偉大な指揮者。フルトヴェングラーの7歳年下である。1912年からウィーン音楽アカデミーで作曲家リヒャルト・ホイベルガー、およびグレーデナー、ラインホルトらに学ぶ。各地の歌劇場で研鑽を積んだ後、1922年にウィーン音楽アカデミーの教授に就任した。1922年~1924年にかけてはウィーン国立歌劇場の指揮者を、1924年~1929年にかけてはフランクフルト市立劇場の総監督を務めた。また、1929年にはニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団を指揮してアメリカデビューも果たした。1954年メキシコへの演奏旅行中に61歳で客死した。演奏会直後に心臓発作のため急逝したという。クラウスの演奏スタイルは、細部まで極めて緻密に仕上げられ、かつ速めのしなやかなテンポによる緊張感に溢れたものである。クラウスに師事したオトマール・スウィトナーによれば、当時の指揮者でバトン・テクニックに優れていたのはクラウスとハンス・クナッパーツブッシュであったという。クラウスとウィーンpo.は切り離せない関係だが、単純に「ウィーン風」と言うには軽薄な言葉となってしまった。少なくともボスコフスキーの「ウィーン風」とは大きく異なり、優雅さも迫力も兼ね備えたパワーが最優先される「ウィーン風」である。この演奏を聴けばオーディオファイルとして有名なカラヤンのDECCA録音が小さく感じるほどである。単に優雅なだけではない、強さと信じ難い程の優美さが同居する、今日では考えられない本当の「ウィーン風」である。クラウスを聴いた事で本物の「ウィーン風」を知ることとなる。ひとつの文化体験である。クラウスを聴く前と聴い後。もっと言えば、クラウス体験のあるなしが、ウィーンの音楽とは何であるかを始める出発点と言える。クラウス体験のない人とクラウス体験のある人がウィーンの音楽について語っても、最後まで理解できない不毛な会話となってしまう事だろう。DECCAの1950年代にはそういった超が付く重要な指揮者が沢山いたが、中でもクレメンス・クラウスこそがその頂に鎮座するに相応しい指揮者であると確信できる。「英雄の生涯」の演奏史において燦然と輝く名演であり、いかにSXLシリーズの高音質を以ってしても絶対超えられないこの演奏を永遠に超えることは出来ないだろう。

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